みなさん、コーヒーはお好きですか?豆から挽いたり、インスタントコーヒーで気軽に楽しんだり、生活の一部になっている人もたくさんいるのではないでしょうか?
私もコーヒーはとっても好きです。家で楽しんだり、お店で頼んだりもしますが、特によく飲むのは自動販売機の缶コーヒー。気軽に飲めるし、この季節はカイロ代わりにもなるのでよく買っています。
ところで、吉祥寺には一杯640円という高級な缶コーヒーを売っている自動販売機があるのです。吉祥寺っ子のみなさんはもうご存知かも? それが今回ご紹介する「ブルーボトルコーヒー」の自動販売機です!
ブルーボトルコーヒーとは?
この自動販売機があるのは東急百貨店吉祥寺店の屋上と吉祥寺パルコの1階(外)。
ブルーボトルコーヒーはアメリカ・サンフランシスコで2002年に誕生しました。自宅の倉庫から始まり、2005年にカフェをオープン。日本の喫茶店文化に影響を受けた一杯ずつコーヒーを入れるスタイルは当時のアメリカでは珍しいものでしたが、味にこだわる人たちから支持され大人気のコーヒー店になっていきました。2015年には、日本の喫茶店文化に敬意を評して海外一号店を清澄白河にオープン(当時は何ヶ月経っても大行列でした)。現在はアメリカ、日本、韓国、香港で約100店舗以上(2021年3月現在)を展開しています。
ブルーボトルコーヒーの特徴はなんといってもそのこだわりの強さです。豆にこだわるのはもちろん、豆の個性を引き出す焙煎やおいしさが最も際立たせるベストな抽出など、コーヒーを美味しく淹れることを第一に考えています。
そんなブルーボトルコーヒーの缶コーヒー……一体どんな味がするんでしょうか!?
640円の缶コーヒーのお味とは?いざ試飲!
買ってきましたブルーボトルコーヒーの缶コーヒー「COLD BREW CAN BOLD」!缶コーヒーとしては他にない形の缶ですね。お値段は640円と普通の缶コーヒーとは明らかに違います。
BOLDとBBRIGHTの2種類があり、今回はBOLDを選択。深みがある味わいだそうですが、一体どんな味がするんでしょうか……
パッケージは名前にもある青いボトルと名前。シンプルで飾らない、洗練されたイメージが湧いてきます。
成分表はシールです。どうやら手張りのようで、ちょっと斜めになっています。
シールをはがしてみると表記はすべて英語。シールはその対応なんですね。
さて、缶コーヒーと聞くとそのままグイッと飲んでしまいたくなりますが、ここはグッと堪えてコップに注いでみましょう。
普段飲む缶コーヒーをコップに注いで見たことがないので比較はできませんが、透き通ったコハク色には心がときめきますね!
注いだコーヒーの表面には細かい泡が。最初は注ぎ方が悪くて泡立ってしまったのかと思いましたが、気泡の細かさや持ちの良さをみるに、どうやら失敗したわけではなさそう。これはエスプレッソでいう「クレマ」のようなものなんでしょうか……。
さて、飲んでみましょう。一杯640円のコーヒーですが、普通の缶コーヒーとどう違うんでしょうか……。
(こくっ)
おぉぉぉ……全然違う……。
コーヒーの資格を持っているわけではないので的はずれなのかも知れませんが、それでもわかるのは「雑味の少なさ」です。苦味はあまり強くなく、酸味が際立っているように感じます。味はしっかり舌に残るけれど、香りは鼻からスッと抜けていき、一口一口味わって飲みたいコーヒーです。
香りもしっかりコーヒーの香りがして、いわゆる「コーヒー飲料」とは全く違いますね。これは「コーヒー」なんだ! と思わせてくれます。コンビニやコーヒーチェーンのコーヒーも美味しいのですが、それらのコーヒーとは違う味のクリアさと香りの奥行きを持っていて、ブルーボトルコーヒーの「美味しさへのこだわり」を感じました。
この缶コーヒー、缶に入ってはいるけれど、もはや缶コーヒーとは別物です! グイグイ飲むものではなく、一口ずつ味わって飲みたいコーヒーでした。
普通の缶コーヒーとは「格」が違う! ブルーボトルコーヒーの缶コーヒーは一度是非飲んでみて!
今回飲んだ「COLD BREW CAN BOLD」は、味も香りもよくある缶コーヒーとは一線を画するものでした。コンビニやコーヒーチェーンのコーヒーと比べても全く引けを取りません。まだ飲んだことがない人は是非ブルーボトルコーヒーを飲んでみてもらいたいです!
ちなみに、今回ご紹介したブルーボトルコーヒーの自動販売機には缶コーヒーはもちろん、
コーヒー豆や……
インスタントコーヒー、羊羹が売っています……羊羹!?
どうやらこちらの羊羹にはスパイスが入っているそうで、コーヒーと同じく普通の羊羹とはまた違った味わいなんだとか。これも是非試してみたいですね!
ちなみに、東急百貨店吉祥寺店の自動販売機には抹茶味の羊羹も置かれています。こちらの羊羹は京都の老舗あんこ屋「都松庵」とのコラボ羊羹なんだとか。コーヒーとの相性を追求した「コーヒーのための羊羹」となっていて、特に浅煎りのフルーティーなコーヒーとのペアリングがおすすめだそうです。羊羹と聞くとお茶のイメージがあるんですが、コーヒーに合う羊羹……これもすごく気になりますね!
みなさんもぜひブルーボトルコーヒーでワンランク上のコーヒーを楽しんでみてくださいね!