親子3代で着られるオシャレブランドZURI(ズリ)が吉祥寺にフィットしている理由とは?!ZURI@吉祥寺PARCOで新しい自分に出会おう!

コロナによる行動制限が緩和され、街中でもマスクを外している人が増えています。今もまだ感染予防対策が必要ではありますが、この夏は遠出をした、人と会う機会が増えた、という方も多かったのではないでしょうか。

そして…
外出の回数と比例して多発してしまうのが「何を着ていこう問題」。実は私も今まさに、この問題に直面しています。
久しぶりに人に会う機会は少し身なりを整えて楽しい時間を過ごしたい。明るい気持ちで自分らしく再会しようと思いつつ、コロナ前って何を着ていたっけ?と、パーソナルイメージの立て直しに頭をかかえることがある方もいると思います。

そこで!
自分らしさを表現することを大事にしている、買い物や選ぶ楽しさも十分に味わいたい、という方に向けて「自分らしく自由な装いで毎日を楽しく豊かな気持ちで過ごしてほしい」とコンセプトを掲げるアパレルブランドZURI(ズリ)吉祥寺店をご紹介します。

流行に惑わされすぎず、自分らしさを大切にできる「ZURI(ズリ)」

1993年に湘南で設立されたアパレルメーカーで、インパクトのあるデザインを強みとした商品が特徴。他メーカーにはないオリジナルテキスタイルや刺繍、カットワークなどのデザインを生かし、流行に惑わされすぎない独自のスタイルを守りながら心をこめた商品づくりをしています。BAD(バッド)・STEVIE(スティービー)・Dazzle(ダズル)・ManicMonday(マニックマンデー)という4つのジャンルに分かれた自社製品を中心に、インポート商品も販売。細部まで美しいデザインやカラーは、定番のアイテムでも改良が重ねられ、服へのこだわりと着る人への想いがつまっています。量産はされていませんが、個性を大事にしている人や服の専門知識がある人からの支持も厚く根強い人気なので、アパレル業界の不況が進み多くの店舗が閉店や撤退を強いられる中、藤沢・本厚木・新百合ヶ丘・吉祥寺の直営店各店での一般顧客は増え続けています。

ZURI公式サイト
http://www.zuri.jp/#

ZURI吉祥寺店 instagram
https://www.instagram.com/zuri_kichijoji/?hl=ja

吉祥寺パルコで15年。吉祥寺のカルチャーにフィットし続けているからこそ、街の人に長く愛されているZURI吉祥寺店

吉祥寺にもいくつものファッションビルや路面店が並んでいますが、その中で15年ものあいだ同じ場所に店舗を構え続けているZURI吉祥寺店。自社の商品力と店舗で働くスタッフの人柄の良さが好評で、ブランドの誇りを守り続けています。スタッフのみなさんもオシャレ番長ぞろい。自身もファッションを楽しんでいるからか、接客されているお客さんも自然と笑顔になってしまいます。現在、店長としてお店に立つ齋藤さんにお話をうかがってみました。

(左:スタッフ巻田さん 右:齋藤店長)

――吉祥寺PARCOに15年テナントで入り続けているというのは、大変なことだと思うのですが、何か努力されていることや、他のZURI直営店舗との差別化をしている部分などはありますか?――

15年同じ場所でも、いつも中身が違うんです。吉祥寺だから特別こうしているということはないのですが、ZURIの中でも吉祥寺店は一番小さい店舗なんですね。他の店舗と同じ商品数が入ってくると吉祥寺店だけは入りきらない。(笑) なので、入荷した商品だけではなく全体のバランスなども調整して、毎日ディスプレイを変えています。お店が小さいということがお店の鮮度を保つということに繋がっていますね。毎日新鮮に見えるようにしています。

――鮮度を保つということがZURI吉祥寺を支えていますね。その新鮮さを楽しむことが吉祥寺の人々とZURIの在り方で共通している部分になるのでしょうか?――

吉祥寺って小さいお店もたくさんあるから、私たちのような小さい店舗でも、お客さんは「どんな店だろう?」とのぞきに来てくれる。そんなに目立たなくても、お客さんが来てくださるのは吉祥寺という場所に集まる人の好奇心と探求心が旺盛という特徴に支えられている部分だと思います。ZURI吉祥寺店も、好奇心と探求心を持った運営をしているので、そこは共通している嬉しいポイントかな!

ZURIに行けば「何かある」。お客さんの期待に応え続けられるのは、売上よりも服が好きな気持ちを共有したいZURIスタッフのファッション愛。

実際に店舗をのぞくと、吉祥寺という場所とZURIの共通点が肌で感じられます。見慣れているけどどこか新鮮なこの感覚。この地でお客さんを楽しませ満足させてきた歴史に納得できます。実際にどんなお客さんが多いのか引き続き聞いてみました。

――実際ZURIに来店されるお客様はどのような方がいらっしゃいますか?――

リピートして来てくれる方がとっても多いんです! 年代も10代~90代まで!親子3代でいらしたり、カップルでいらしてシェアしようと購入していく方もいますよ。皆さん共通しているのはやっぱり「ファッションを楽しみたい!」っていう気持ちですね。「ZURIに行けば何かある」と言われることが多くて。先程もお話しましたけど、小さい空間の中なので提案力に力を入れていて、「何かある」と期待を持って来店していただけるのは本当に嬉しいですね。

――皆さん期待を持って来店されるんですね。お客様との関わり方で大切にしていることなどはありますか?――

例えばスカート1着でも「こんな着方ができるよ!」「こんな着回しもオシャレだよ!」という提案をたくさん伝えたいんです。スタッフも売上を伸ばしたいということより服が好きという気持ちが強いので、提案するということを心から楽しんで接客しています。服を手に取った人の「自分のイメージを変えたい!」という気持ちに寄り添ったり「この色をどう着れば良いの?」という疑問にいつでも答えられる姿勢でいますね。「今日は良い天気だね」と会話するのと同じ感覚で「この服可愛いね」と言える場でありたいと思っていて、服を購入するかしないかはご本人が心から納得して決めていただければ良いんです。だから、「今日は服見に来ただけ~!」「ちょっと寄ってみたの~!」と顔を出してくださる方も多いんですよ。購買目的ではなくちょっと洋服見たい気分で立ち寄っていただけるのは、とっても嬉しいことで、お客さんのご来店というより服好きな友達が来たぞ♪という感覚になっていますね。(笑)そしていざ購入目的で来店された時には、その方にとっての新しいスタイリングを提案したり、TPOをお伺いしておススメしたりとたくさんの引き出しがお見せできるように、私達も日々商品と向き合っています。スタッフもお客さんも「オシャレを楽しむ」「自分らしくいられる」ということを一番大切にしていますね。

――すごく自由に洋服を買えるというイメージを持てますね。お客さんとの印象的なエピソードなどはありますか?――

「タイっぽい服ある?」「モロッコっぽい服装したい」と言われることがあって、インポート商品(海外で買い付けしてきた商品)の取り扱いもあるので世界中の服のイメージを考えておかなきゃと思う焦るエピソードなどもありますが。(笑)
一番印象に残っているのはフォトウェディングを見せてもらえたことです! ZURIの白のカットワークワンピースを着て草かんむりを付けて、草原の中で撮ってくれていました。とっても素敵でした! カットワークシリーズはファンの方も多いんですけど、人生の節目であるウェディングに選んでいただけて感動しましたね。その方は今お子さんが生まれて、お子さんと一緒にお店に来てくれます。

カットワークバルーンスリーブドレス
カットワークバルーンスリーブトップス

――ありがとうございました。最後に、これからZURIに来たいと思う方々にメッセージをお願いします!――

服を着ることで気分を変えたり、リラックスしたり、ワクワクしたり、ZURI吉祥寺店はその人の「なりたい自分」や「知らなかった自分」を一緒に探していきたいなと思っています! 「何かある」と期待を胸に、ぜひ遊びに来てくださいね!

次々と流行が生まれては廃れ…を繰り返すアパレル業界。そんな中でブランドの芯をぶらさず、商品1つ1つの鮮度が色あせないZURI吉祥寺店。お客さんの期待を裏切らない日々の積み重ねとファッションへの熱い気持ちが信頼につながっています。お客様の個性に寄り添うこの姿勢は、これからの社会でも貴重なブランドになると期待せずにはいられません。大量生産はされていませんが、商品を手にしたら他にはない世界観を、きっと感じとってもらえると思います。ぜひ熱いファッションの空間に足を運んでみてくださいね!

ZURI(ズリ)吉祥寺店

  • 営業時間
    営業時間10:00~20:00
    定休日
    パルコ休館日
    メモ
    「自分らしく自由な装いで毎日を楽しく豊かな気持ちで過ごしてほしい」とコンセプトを掲げるアパレルブランドZURI(ズリ)吉祥寺店
  • 電話
    住所

    〒180-8520 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-5−1 PARCO 4F

    JR吉祥寺駅 徒歩2分

  • Instagram