はるかぜのお便り「産後うつは1人で抱え込まないで」

吉祥寺駅から徒歩5分、中道通商店街にある「はるかぜ産前産後ケア助産院クリニック」は2023年10月にオープンしました。助産師・看護師・保育士などの専門家による子育てサポートや、産前・産後の不安・悩みの解消、医師による診察、処方・予防接種などを行う施設です。
月に1回「はるかぜのお便り」でお母さんや赤ちゃん、その家族に役立つ情報をお届けします。

今回のテーマは「産後うつ」

今回は「産後うつ」についてのお話です。「産後うつ」は、出産後のホルモンや身体の変化、育児のストレス、生活の変化などが原因となって発症することがある病気です。 女性だけでなく、男性の産後うつも注目されており、男女ともに10%くらいの方が発症するとされています。気分の落ち込みや不安、意欲の低下などの症状が現れる産後うつ。産後10日程度までに見られる「マタニティブルーズ」という、涙もろい、悲しくなりやすい時期がありますが、産後1か月以上経っても症状が続くときには産後うつの可能性があります。 育児中は悩みを相談する相手がなかなか見つからないことがあります。そんな時には地域の保健師さんやお近くの子育て広場、産後ケア施設などもご利用いただければと思います。夫婦や家族みんなが健康に生活していくことが大切ですので、不安や不眠など心配な症状があれば、1人で抱え込まずに周囲で相談できる人を探してくださいね。

産婦人科医 赤枝 俊

はるかぜ産後ケア

東京・吉祥寺にある「産前産後ケア助産院はるかぜ」と「はるかぜクリニック」。産後ケアを中心とした子育てのサポートを行います。 クリニックの診療は2023年10月下旬~11月上旬から開始の予定です。

  • 営業時間
    平日 9時00分~17時00分 土日 10時00分~15時00分
  • 電話
    住所

    〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2丁目12−5 スプリングハウス 3階