「吉丸（きちまる）ジョージ」に「太陽 道子（たいよう みちこ）」…?! 　吉祥寺にまつわるユニークな“人々”が大集合！　tupera tuperaと249人の小学5年生の作品展「キチジョー人」が、2025年1月11日(土)から2月24日(月・振休)まで武蔵野市立吉祥寺美術館で開催されます。この展覧会は吉祥寺美術館と武蔵野市内3つの小学校が連携して行うプロジェクト。個性豊かな「キチジョー人」たちが、会場であなたを待っています！

武蔵野市内の3つの小学校249人の小学5年生が参加！

「キチジョー人」プロジェクトは武蔵野市立吉祥寺美術館が地域連携と教育普及を目的に行う「アーティスト・イン・スクール」の取り組みのひとつ。数ヶ月にわたり武蔵野市内3つの小学校の「図工専科」の授業に組み込まれ、子どもたちに大人気のユニットtupera tupera（ツペラ ツペラ）を講師に迎えて実施されました。

本プロジェクトは、コロナ禍以降に始まった公募系ワークショップ「おいしいぶどうすっぱいレモン」「ムサシノサウルス」「にじ」に続く第4弾となります。

参加したのは第四小学校（45人）、大野田小学校（148人）、関前南小学校（56人）の小学5年生合わせて249人。3人1組でチームをつくり、「キチジョー人」をつくりあげました！

tupera tupera（ツペラ ツペラ）

亀山達矢と中川敦子によるユニット。2002年より活動開始。絵本やイラストレーション、工作、ワークショップをはじめ、NHK　Eテレの工作番組「ノージーのひらめき工房」のアートディレクションを担当するなど、舞台や映画などさまざまな分野でも幅広く活躍。『わくせいキャベジ動物図鑑』（アリス館）で第23回日本絵本賞大賞を受賞。2019年に第1回やなせたかし文化賞大賞を受賞。主な絵本に『しろくまのパンツ』（ブロンズ新社）、『やさいさん』（ブロンズ新社）、『パンダ銭湯』（絵本館）、『かおノート』（コクヨ）など多数。海外でも様々な国で翻訳出版されている。

「キチジョー人」って一体なあに？

「キチジョー人」とは、魅力あふれる街“吉祥寺”に集まるさまざまな人々をイメージして作られた作品のこと。

作品づくりは、夏休み前に届いたtupera tuperaからのビデオレターをきっかけにスタートしました。2024年9月にはtupera tuperaが各学校を訪れ、子どもたちにチームで協力する大切さや、意外なテーマに取り組む意欲や好奇心、そして作品を通じて人とつながる楽しさや喜びを伝えました。

子どもたちは「名前・性格・特徴」という3つのキーワードをもとに、3人1組でアイデアを出し合い、設計図を描き、段ボール3箱を重ねた高さ約150cmの「キチジョー人」を見事に完成させました！

作品には、子どもたちの豊かな想像力、仲間と協力して過ごした時間、そして一生懸命に取り組んだ想いがつまっています。

地元愛にあふれたユニークな「キチジョー人」の名前

仕事をしている人、遊びに来た人、旅行で来た人…。キチジョー人にはそれぞれ、ユニークな名前と性格がつけられています。展示のコンセプトは子どもたちの作品を通して吉祥寺の街の魅力をたくさんの人に伝えること。キチジョー人には、それぞれ街にちなんだ名前がいっぱいです！

末広 良（すえひろ りょう）／大井 ダイヤ（おおい だいや）／東急 うらら（とうきゅう うらら）吉良 リナ（きら りな）／角野 パル子（かどの ぱるこ）／ロン・アットレ／丸井 零一（まるい れいいち）／小出 音蔵（おで おんぞう）／淀橋 亀造（よどばし かめぞう）／由仁 蔵人（ゆに くろうど）／本 流得（もと るーえ）／メンチ さとう／小笹野 杏（おざさの あん）／天音 太一（あまね たいち）／傀儡 草介（くぐつ そうすけ）／ドス・ガトス／コピス 吉美（こぴす よしみ）

など、ほかにもユニークな名前が登場予定！

展覧会のロゴTシャツがグラニフ吉祥寺店で限定販売！

ライフスタイルブランド「グラニフ」の協賛により、展覧会ロゴを使ったTシャツが「グラニフ吉祥寺店」で限定販売されます。

ロゴ（原画制作：tupera tupera／デザイン：相澤事務所）には、吉丸ジョージや太陽道子に加え、参加小学校3校の図工専科の先生方が制作した「キチジョー人」も登場。さらに、このTシャツはプロジェクトに参加した児童249人に無償提供される予定です。

吉祥寺の街でTシャツを着た子どもたちを見かけたら、思わず嬉しくなってしまいそう！

子どもたちが作った「キチジョー人」たちは、見た人の心をきっと明るくしてくれるはず。子どもたちとtupera tuperaの共演から生まれた、ここにしかない「キチジョー人」たちに、ぜひ会いにいってみてくださいね。