35回目となる「フクシマを思う」シリーズ 2025年2月5日(水)に武蔵野スイングホールで開催

2011年からはじまった「フクシマを思う」シリーズ。毎回テーマに沿った講演、そして演奏や朗読が行われているチャリティライブイベントです。第35回目のテーマは「漠然と『原発は安全、原発は必要』と考えている人のための原発入門」。2025年2月5日(水)に武蔵野スイングホールで開催されます。

画像提供=フクシマを思う実行委員会

第1部では2014年に大飯原発3、4号機の運転差止めを命じた樋口英明元裁判長による講演が行われます。続く第2部では金子あいさんによる朗読、そして第3部ではピアニストのウォン・ウィンツァンさんによる演奏が披露されます。

参加費は2,000円で、23歳以下の方は無料です。参加費の一部は「311子ども甲状腺がん支援ネットワーク」「未来の福島こども基金」などに寄付されます。

フクシマを思うシリーズ35 出演者プロフィール

樋口 英明(ひぐち ひであき)

元福井地裁裁判長。1952年三重県生まれ。京都大学法学部卒業後、1983年4月福岡地裁判事補任官。以後、静岡、大阪、名古屋など各地の地裁や高裁に勤務し、福井地裁の裁判長として2014年5月21日に大飯原発3、4号機の運転差止め判決を、2015年4月14日には高浜原発3、4号機の運転差止の仮処分決定を出した。2017年8月に定年退官。

ウォン・ウィンツァン(Wong Wing Tsan)

ピアニスト、作曲家。NHK「にっぽん紀行」「目撃!にっぽん」Eテレ「こころの時代」のテーマ曲でも知られる音楽家。1949年神戸にて、香港出身の父、日本と中国のハーフの母との間に生まれ、1歳より東京で育つ。19歳でプロとしてジャズ、フュージョンなどを演奏。1970年代には“Brown Rice”のキーボードとして全米ツアーを経験。1987年、瞑想の体験を通して自己の音楽の在り方を確信し、1990年よりピアノソロ活動を開始。サトワミュージックを発足、1stアルバム「フレグランス」がロングセラーに。以後30作近くのCDを発表。代表作に「Doh Yoh」「海より遠く」「光の華」、作詞も手がけた「光を世界へ」など。透明な音色で観客の深い意識と繋がり、解き放たれた静寂な空間を創りだす即興演奏で“瞑想のピアニスト”と呼ばれる。3.11をうけて脱原発の思いや平和への祈りを音楽活動に込める。ネットラジオ「ムーントーク・カフェ」も好評配信中。

金子 あい(かねこ あい)

俳優・アーティスト。東京藝術大学大学院環境造形デザイン修了。art unit ai+主宰。「平家物語」シリーズ、「気ままに源氏物語」、石牟礼道子「六道御前」、「おうちで読もう百人一首」等を発表。能を喜多流粟谷明生に、新内節を鶴賀流第十一代家元鶴賀若狭掾(人間国宝)に師事。「子午線の祀り」、「雁作・桜の森の満開の下」「中島みゆき夜会」日生劇場「アリスのクラシックコンサート」「アラジンと魔法のランプ」等に出演。福島各地に足を運んでいる。

金子あいオフィシャルサイト

画像提供=フクシマを思う実行委員会

フクシマを思うシリーズ35「漠然と『原発は安全、原発は必要』と考えている人のための原発入門」

  • 開催日
    2025年2月5日(水)
    時間
    開演 19:00(受付・開場18:30)
  • 料金など
    料金2,000円、23歳以下無料(23歳以下の方は当日受付で年齢確認あり) ※入場料の一部は「未来の福島こども基金」他に寄付 定員:180名(全席自由・事前予約制)
    お問い合わせ
    090-2474-7911 鎌内 fkomou@gmail.com
    会場

    武蔵野スイングホール

    〒180-0022 東京都武蔵野市境2丁目14番1号 スイングビル(北棟2階:スイングホール)

  • 出演
    第1部 講演:樋口英明(元福井地裁裁判長) 第2部 朗読:金子あい(俳優) 第3部 演奏:ウォン・ウィンツァン(ピアノ)
  • 主催
    [主催]フクシマを思う実行委員会 [協賛]株式会社リベスト 株式会社麦 [協力]むさしのFM市民の会