むさしのFM30周年!記念特番を放送&新キャラ「ナッピー・ハッピー・ニッピー」誕生!

1995年3月28日に東京都初のコミュニティ放送局として開局した「むさしのFM」が2025年3月28日(金)に30周年を迎えました! これを記念し、開局記念日当日には特別番組を放送。むさしのFMのパーソナリティーが曜日や時間の枠を超えて集まり、普段は聴けないクロストークやスペシャルライブ、1995年当時の音楽を楽しめる「SPECIAL MIX TIME」など、特別な企画が行われました。さらに、当日には新キャラクターもお披露目され、30周年にふさわしい盛りだくさんの一日となりました。

むさしのFMとは?

むさしのFMは1995年3月28日に東京都初のコミュニティ放送局として開局しました。週刊きちじょうじの当時のバックナンバーを見てみると、開局直前の3月25日には吉祥寺第一ホテル(現・吉祥寺エクセルホテル東急)で「開局記念生中継」が行われたようです。

週刊きちじょうじ1995年3月24日(金)発行の第1046号に「むさしのFM」開局の記事が掲載されていました!

現在むさしのFMは吉祥寺の武蔵野商工会館をキーステーションに、365日24時間オンエア中。武蔵野市・三鷹市周辺の地域情報や市民向けコンテンツ、市からのお知らせ、災害時の情報発信などを行っています。

むさしのFMが入る「武蔵野商工会館」。ここの3階から放送中!

むさしのFMはコミュニティ放送局というだけあって地域密着型の番組作りが魅力。武蔵野エリアのゲストとトークを繰り広げる「発信!わがまち・武蔵野人」、市民が日替わりで出演する「むさしのtoday」、子ども向けの「子どもおやすみラジオ」など、個性豊かなラインナップが並びます。

むさしのFMの周波数はFM78.2MHz、武蔵野市・三鷹市近辺で聴取可能です。さらに、JCBAインターネットサイマルラジオを利用すれば、スマホやパソコンからも楽しめます!

JCBAインターネットサイマルラジオ:むさしのFM

開局記念特番中のむさしのFMへ遊びに行ってみました!

記念特番は朝10:00にスタート。曜日パーソナリティーが入れ代わり立ち代わり登場し、臨場感あふれるはじまりに! 小美濃安弘武蔵野市市長からのお祝いコメントも放送され、番組を彩りました。

14:00からは月曜担当の松野こうきさんによる「SPスタジオライブ」が行われました。開局初期からむさしのFMでパーソナリティーを務めているベテランの方です! 15:00からは木曜担当の橋本邦彦さんこと、DJハッシーによる「SPECIAL MIX TIME」を放送。1995年の開局当時に発売された楽曲をメガミックス形式でお届けする特別企画となりました。

そして19:00には各曜日のパーソナリティーが大集合! 曜日の枠を超えたクロストークで、大いに盛り上がりました。

むさしのFM開局記念日特番 主なラインナップ

10:00 オープニング
10:40/11:15 しゃべくりタイム
12:00 お祝いメッセージ
12:30 しゃべくりタイム
13:30 マイシティむさしのゲストトーク
14:00 松野こうきSPスタジオライブ+トーク
15:00 DJハッシー選曲 SPECIAL MIX TIME
16:00 発信!わがまち武蔵野人
17:30/18:15 しゃべくりタイム
19:00 パーソナリティー大集合!おしゃべりアワー!

「松野こうきSPスタジオライブ+トーク」放送中の様子。貴重なOAライブでした!

むさしのFMの新キャラクター誕生!その名も「ナッピー・ハッピー・ニッピー」!

開局30周年を記念して、むさしのFMの新キャラクターが誕生しました! その名も「ナッピー・ハッピー・ニッピー」! こちらはなんと週刊きちじょうじとむさしのFMさんとのコラボで生まれました! むさしのFMのウェブサイトでも詳しく紹介しているのでぜひチェックしてみてくださいね。

むさしのFM 公式ウェブサイト

むさしのFM 新キャラクター紹介

名前:ナッピー

モチーフ: 数字の7 + マイク+ゾウのはな子

性格: おっとりマイペース、いつもニコニコ笑顔を絶やさない。ちょっとおっちょこちょいなところもあるけど、にくめない愛されキャラ!

名前:ハッピー

モチーフ: 数字の8 + ラジオリスナー

性格: いつも陽気で元気いっぱい!好奇心旺盛な性格で、ラジオを聴くのが日課。むさしのFMが大好き!

名前: ニッピー

モチーフ: 数字の2 + 井の頭公園のスワンボート

性格: ちょっぴりおしとやかで、トレンドに敏感。新しいものが大好き!

ブース用のクロスにも登場! かわいがってもらえてよかったね…(感動)

「むさしのFM市民の会」が担う地域連携

むさしのFM市民の会のみなさん(編集部撮影)

むさしのFMは、地域に根ざした情報発信を続けています。その一翼を担うのが、1997年に発足した「むさしのFM市民の会」です。1995年に起きた阪神・淡路大震災をきっかけに、「コミュニティ放送局は災害時こそ役立つべき」という思いのもと、市民ボランティアによって設立されました。武蔵野市在住・在勤・在学の人なら誰でも参加できます。

市民の会が企画・運営する「むさしのtoday」は、1997年11月に放送開始。2024年5月には通算7,000回を超えました。市民が平日日替わりで生出演し、地域の出来事や防災情報を発信しています。普段から市民同士がつながり、情報を共有することが、災害時の迅速な連携にもつながっています。

むさしのtoday

放送時間:月曜〜金曜 9:20から(当日再放送は17:20〜)
※1週間分を日曜10:00から再放送

発信!わがまち・武蔵野人

発信!わがまち・武蔵野人 ポッドキャスト
放送時間:毎週金曜日 16:10から

4月から新番組『現場からは以上です』がスタート!

30周年を迎え、ますますパワーアップしているむさしのFM。2025年4月から新番組『現場からは以上です』がスタートします! 武蔵野市役所の職員がまちに出向き、インタビューを通して現場の雰囲気や、まちを支える人々の温かさや熱量など、“まちの体温”を感じられる番組になるそうです!

初回放送は4月4日(金)。武蔵野プレイスを訪れた様子が放送予定です。

放送日時:毎週金曜日 14:00~14:15
メインパーソナリティー:吉崎勝哉 (武蔵野市職員) 
提供:武蔵野市

※放送後にはポッドキャストから聴くことができます。

むさしのFMのみなさんからコメントをもらいました!

30周年を迎えたむさしのFM。パーソナリティーやスタッフの皆さんから、お祝いのコメントをいただきました!

武蔵野市・三鷹市など、地域の“声”を大切にしながら新たな一歩を踏み出したむさしのFM。これからも週きちは全力で応援していきます!

月曜「Wake Up!」担当・山下しづ香さん

大型店舗が増え、街の様子が変わっても、たくさんの人をおおらかに受け入れてくれる空気は変わらないこの街。 発信力の伸びしろはまだまだこんなもんじゃない! 街を支える皆さんとともに、これからも彩りを添えて下さい。 むさしのFM開局30周年おめでとうございます♪

火曜「Wake Up!」日曜「リラックスサンデー」担当・若菜ひろこ

むさしのFM30周年㊗
私自身は初期に数年、子育ての始まった10年程前から番組を担当しています。
武蔵野美術大出身で吉祥寺は学生時代の思い出の街。リカレント教育で北海道大CoSTEPにてサイエンス・コミュニケーションを学び、アートとサイエンスの分野を両輪にしています。井の頭自然文化園などの自然分野から国立天文台など世界的な研究拠点まで揃っているこの地で、歴史ある市民活動も続いている放送局の番組を担当している事に誇りを持っています。

水曜「ウィークデーシャッフル」担当・石塚健司さん

街とともに変化を続け30年。
東京都初のコミュニティFMとして開局して沢山の方と繋がってきたと思います。
「聴けば街が見えてくる」
生活に寄り添いながらも皆さんの記憶に残る声と音をこれからも届けていけたら良いなと思います。
30周年おめでとうございます。

水曜「Groovin’」担当・近藤史子さん

むさしのFMが、地域の皆さま、そして全国の皆さまに30年という長い間愛され続けていることを、とても嬉しく思います。私はまだ関わって4年ほどですが、このあたたかい場所でリスナーの皆さまと一緒に時間を過ごせていることに、日々感謝しています。これからも、ふるさと武蔵野で、ラジオを通じて“ほっとひと息つける時間”をお届けできたら嬉しいです。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

木曜「Groovin’」担当・橋本邦彦さん

むさしのFMに加入して2年ですが、私のキャラを活かした番組を自由に楽しませてもらっています! 子どもの頃から親しみのある吉祥寺で放送できるのは嬉しいです。私なりの“吉祥寺・武蔵野”を感じてもらえたら幸いです。好きな音楽もたくさんお届けしています!

木曜「ウィークデーシャッフル」担当・川崎亜有子さん

むさしのFMで番組を担当して13年。インタビューでたくさんの方にお話を伺ってきました。
街を歩けば、そんな皆さんの言葉を思い出します。
―清潔な街、お店や公園、学校、公共施設、道、行きかう人々―
この街はみんなの想いが芽吹いて成長して出来上がっているんだなぁ…と胸があたたかくなるのです。
30年の節目からその先へ。大好きな街・地域の情報をさらに心を込めてお届けしていきます!

金曜「Groovin’」担当・中嶋みささん

30歳を迎えたむさしのFM。私が生まれ育った街・武蔵野で一緒に成長していけたことを感慨深く思います。30歳といえば働き盛り! シルバー世代になっても一緒に成長していけたらいいなぁ!

金曜「Wake Up!」担当 鳴海剛さん

むさしのFM開局30周年! おめでとうございます。
むさしのFMパーソナリティ歴5年と、ようやく6分の1の期間をかかわらせていただき、武蔵野市在住10年目に入っている、私鳴海剛としても、これからも一緒に歩んでいければ嬉しいです。

土曜「アクティブサタデー」担当 伊東かおりさん

むさしのFM、30周年おめでとうございます。
武蔵野市は私の青春には欠かせない街です。
初めての友達との買い物、ご飯や飲み、映画やライブ…人生の瞬間瞬間に武蔵野の街での思い出が蘇ります。
そんな武蔵野市のむさしのFMで番組を担当させてもらうようになって10年。多くの方々と出会いさらに思い出も増えました!
これからも番組を通してむさしのの魅力を発信していけたら嬉しいです。

日曜「むさしのクラシックアワー 音楽百科事典」担当・茂木亜希子さん

この度は、30歳誠におめでとうございます!
武蔵野女子大学(武蔵野大学)卒業の私にとって、吉祥寺は青春を過ごした街です。 色々な思い出がいっぱい詰まった吉祥寺…、私にとって特別な場所です。
そして地方局のアナウンサーになる前の私を、リポーターとして一から育ててくださったむさしのFMには感謝してもしきれません。話し手としてのお仕事を続けられるのも、原点となるむさしのFMでの経験があったからこそです。
これからもむさしのFMとともに、楽しく歳を重ねていきたいです。 40年、50年目指して、末永くよろしくお願い致します。

むさしのFM市民の会のみなさん

日本では1925年3月22日に東京放送局(JOAK)によって初めてラジオ放送が開始されました。今年2025年で100年です。記念すべき年にむさしのFMは3月28日に開局30年を迎えました。阪神淡路大震災を機にコミュニティラジオの機運が高まり東京で初めてのコミュニティFMとして開局しました。
開局時から市民が参加し、2年後1997年「むさしのFM市民の会」が正式に誕生しました。以来市民が企画制作する番組、「むさしのtoday 」「発信!わがまち・武蔵野人」が20余年継続して放送されています。これは全国のコミュニティラジオでも稀有です。今後も市民と共に歩む温もりのある手作りコミュニティラジオであって欲しいと願ってます。

むさしのFM 代表取締役社長 佐々木岳さん

むさしのFMは、地域の皆さま・リスナーの皆さまに支えられ、30周年を迎えることができました。むさしのFMの活動を支えていただいた多くの方々の力に感謝いたします。吉祥寺というまち場にあるコミュニティ放送局として、これからも地域に根差し、まちで暮らしている皆さまの声を楽しい音楽とともにお届けしていきます。また、いざという時には行政とも連携し、力を発揮していきたいと思います。これからも、むさしのFM・78.2Mhzをよろしくお願いします。

むさしのFM 業務部長 阿部哲さん

30年の節目に立ち会えて、とてもうれしく思います。むさしのFMは、一日中かけっぱなしにしていて邪魔にならず、心地よい音楽が流れ、時折、有益な情報が耳に引っ掛かる。そんな放送局だと思います。むさしのFMに関わっているスタッフの皆さん、とても前向きで明るく協力していただいたおかげで、質の高い放送ができています。また、市の活動や施策を市の担当者が毎日生出演して伝えています。これは、素晴らしいことだと思います。この局を大切にしてもらっている、そんな感じがします。この先50年、100年ずっと社会に貢献できる局になっていくと思います。

むさしのFM 放送課 渋川佳正さん

むさしのFM30周年記念特番、おかげさまで無事楽しく放送を終えることができました。普段の放送とは違い、いろいろな方がスタジオを行き交うスペシャルな1日だったと思います。
個人的にはハッシーさんのDJミックスが日本版KID CAPRIを彷彿とさせるスタイルで印象的でした。
お祝いやご協力くださった皆様、聴いてくださったリスナーの皆様に心から感謝申し上げます。