アマミトゲネズミ保全講演会「アマミトゲネズミを知ろう〜奄美の森でおきていること」@井の頭自然文化園

井の頭自然文化園(園長 杉野隆)では、令和2年より奄美大島に生息しているアマミトゲネズミの飼育・繁殖に取り組んでいます。奄美大島では島の中で独自の生態系が育まれ、多くの固有種が生息しています。しかし、人が持ち込んださまざまな外来種によってアマミトゲネズミをはじめとする希少な動植物の生息数が減少しました。

今回の講演会では、アマミトゲネズミを含む在来種を守るために現地で取組まれてきた保全活動や、動物園での飼育繁殖の状況について紹介します。

講演1「奄美大島の大自然とアマミトゲネズミ」

2021年7月、奄美大島は徳之島、沖縄島北部及び西表島とともに日本で5番目の世界自然遺産に登録されました。

平城さんによる「奄美大島の大自然とアマミトゲネズミ」の講演では、奄美大島と徳之島の2島に生息・生育するトゲネズミの仲間をはじめ希少な固有種に関するお話を聞くことができます。また、野生動物のロードキルや外来種などの島が抱える課題に対して、奄美大島が取組んでいる保全活動についても知ることができます。
講演はクイズを交えながら行われるので、お子さまでも楽しめそうです。

【平城氏プロフィール】
奄美大島出身。2016年、奄美市役所に入庁。現在まで奄美市立奄美博物館の学芸員として勤務。奄美博物館では唯一の自然史分野の学芸員として、論文執筆等の調査研究活動、年間30回ほどの出前授業や自然観察会などの教育普及活動等を担当している。
個人活動としては、新聞の連載や全国各地で生き物写真展を開催するほか、ブログ「奄美大島いきもの通信」も運営している。

講演2「アマミトゲネズミの飼育と域外保全~飼育員の視点から~」

井の頭自然文化園は2020年からアマミトゲネズミの飼育を始め、2023年と2025年に繁殖に成功しています。2025年3月18日には一般公開も開始しました。
今回は飼育展示係の野村星矢さんが井の頭自然文化園でのアマミトゲネズミの飼育の工夫や子育てのようすを紹介し、生息域外保全の取組についてもお話します。

応募方法

受付フォームで以下のとおりお申し込みください。

お申し込み後に自動返信メールが届かない場合は、井の頭自然文化園 教育普及係までご連絡ください。

《実地参加はこちらの受付フォームからお申し込みください》

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【問い合わせ先】

井の頭自然文化園 教育普及係

0422-46-1100(代表) ※受付時間は9:30〜17:00


【締    切】

実地参加:2025年6月11日(水)送信分まで有効
オンライン参加:2025年6月14日(土)送信分まで有効

注意事項
※締切前に定員に達した際は、井の頭自然文化園公式サイトでお知らせします。
※応募は1組1回に限ります。
 また、実地参加の方は1回につき4名分まで応募できます。
 同じ応募者による複数回の応募はすべて無効となりますのでご注意ください。
※お申し込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該プログラムに関するご連絡のみに使用いたします。
 また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。