La Boutique TERAKOYA
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- 営業時間
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10:00〜21:00
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- 電話
- 住所
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〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-1-24 アトレ吉祥寺本館1F
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70年の歴史を刻んできた武蔵野のフレンチレストラン「TERAKOYA」と、1860年創業の野口酒造店がコラボレーションした「酒の華スイーツSilky(シルキー)」。酒を醸した際に生まれる酒粕とオリーブシロップが出会うことで生まれた、華やかな香りとなめらかな口溶けが楽しめる新しい感覚のクリーミーなムースが誕生しました!
株式会社寺子屋は、日本酒を生み出した後、おいしさ、健康、キレイを届けてくれる酒粕のことを“酒の華”と命名。オリーブシロップを加えた酒の華の甘味をまろやかにするためにミルクと一緒に火を通し、クリームチーズや卵黄を加えてムースを形成。世界でも類を見ない口溶けの良いなめらかなムースに仕上がっています。
Index
Toggle「TERAKOYA」を代表するスイーツといえば、2015年の販売から多くの皆さまに愛され続ける「オリーブ・サンド」。ホワイトチョコレートをベースにしたコクのあるクリームにシロップ漬けにした最高級オリーブを合わせ、バターの香り豊かなビスキュイでサンドしたこだわりの一品です。JALやANAのファーストクラスへの採用、GODIVAとのコラボや、JR東日本おみやげグランプリで連続受賞するなど、たくさんの方に支持されています。
野口酒造店が日本酒を醸した際に生まれる酒の華と、オリーブ・サンド用にスペイン・アンダルシア産の高級ブラックオリーブを漬け込んだ風味豊かなオリーブシロップを使用した酒の華スイーツsilky。多数の受賞歴を持つ山梨県「安藤鶏卵のこだわり卵」や北海道産のクリームチーズを使うなど、それぞれの旨みが重なり合うよう素材選びにもこだわっています。
酒の華スイーツsilkyに別添えされているのはキャラメル×黒蜜を使ったオリジナルソース「キャラ蜜」。コクをプラスして風味を引き立ててくれる「キャラ蜜」は、食べ始めからかけるのはもちろん、途中で味をアレンジして楽しむこともできます。隠し味には、生薬を配合したお屠蘇(とそ)を入れているので、香りよく体に優しい味わいになっています。
武蔵国の守り神である大國魂神社の御神酒造りを任されていた野口酒造店は、都市開発の影響もあって1985年に酒造りを止めていました。7代目現当主、野口英一郎氏は「いつか酒造りを復活させたい」との強い思いを持ち、酒造り復活の準備を進めていたそうです。ちょうどその時、同じ府中市にある東京農工大学から、独自開発した米“さくら福姫”で酒造りができませんか?という話が舞い込んできました。真の東京の地酒が造れるまたとない機会だと確信した野口氏は、40年ぶりに地酒造りを復活させたのです。そんな折、「酒を醸した後に生まれる酒粕を何かに利用して貰えないか」と、地元企業を介してオーナーシェフ間のもとに話が来ました。
東京・多摩で開発されたお米「さくら福姫」を使用し、多摩・府中の地酒として復活した「國府鶴(こうづる)」。そして、多摩・小金井で70年続くフレンチレストラン「TERAKOYA」が、その酒粕を使ってスイーツを生み出す。「酒の華スイーツSilky」は、不思議な縁に導かれるようにして出来上がった、地産地消スイーツです。
野口酒造店さんの酒粕でスイーツ作りをスタートさせるものの、なかなか納得のいく味を見つけられずにいたといいます。そこで、オリーブ・サンドに使用するシロップ漬けオリーブの“シロップ”で甘味を付けムースにしてみると、風味豊かなスイーツが出来上がりました。
日本酒を醸した後に残る酒粕と、オリーブ・サンドを作った後に残るオリーブシロップ。酒の華スイーツsilkyは、これまで活かしきれていなかった素材を活かした、サステナブルな発想のスイーツとも言えます。
1954年の創業より、独創のフレンチを提供しながら70年の歴史を刻んできたフレンチレストラン「TERAKOYA」。歴代の首相をはじめとする政財界の方々からは隠れ家的料理店としても愛され、現在では港区竹芝、吉祥寺、立川の姉妹店と共に多くの方々に愛されるレストランです。
〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-1-24 アトレ吉祥寺本館1F
1975年に創刊し、2022年3月で創刊47年を迎える週刊きちじょうじ。吉祥寺のおいしいグルメ、カルチャー、話題のトピック、ニュースがわかる、吉祥寺で暮らす人のためのタウン誌のオンライン版です。