pignic cafe 吉祥寺店
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- オープン
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2024年11月3日
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- 営業時間
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10:00〜20:00
- 定休日
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年末年始
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- 電話
- 住所
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〒180-0005 東京都武蔵野市御殿山1-3-3 A*G INOKASHIRA-KOEN North棟1F
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ブタと聞いて思い浮かべるのは「3匹のこぶた」のお話や、ジブリアニメの「紅の豚」などでしょうか。考えてみると意外と身近なキャラクターになっているかもと思う方も多いかもしれません。
が!実際に本物のブタと触れ合ったことがあるという方は、なかなかいらっしゃらないのでは?!
今回は2024年11月3日にオープンしたマイクロブタと触れ合えるカフェ、「pignic cafe(ピグニックカフェ)吉祥寺店」へおじゃましてきましたよー!
Index
Toggleマイクロブタは2000年代にイギリスで品種改良された、ミニブタよりさらに小さなサイズのブタのことです。「マイクロブタ」という品種ではなく、成長したときの体重が18~40kgまでの小さなサイズのブタの総称をさします。体の大きさからから「ティーカップピッグ」や「マイクロピッグ」と呼ばれることもあるそうです。
ピグニックにいるブタは「イギリス種」と「ポットベリー」の二種類。
イギリス種:足や鼻が長い・全体的に細め
ポットベリー:足や鼻が短い・全体的に丸みがある
ピグニックのブタたちは、みんな人懐っこく人間が大好きな様子でした!
ブタは目が見えにくいので、聴覚や嗅覚が敏感だそう。また、群れで行動することが多いので、みんなでくっついて過ごすのがいつものスタイルです。
ピグニックカフェ吉祥寺店の店長・大澤さんにお話を聞くと、「ひとりだとさみしいって感じてしまうブタさんなので、夜もみんなで密集して寝ています。別々に過ごさせてしまうと病気になってしまうこともあるんですよ」と教えてくれました。
ブタにとっても仲間と共に安心できるカフェになっています。
一見、穏やかそうに見えるブタですが、人間と同じく性格はさまざま。店内には相関図が貼ってありました!
ブタは20種類の声を出すといわれているそうで、鳴き方によって感情が伝わってきたり、その行動から気持ちを読み取りやすい動物とも。
大澤さんは「わがままプリンセスのポニョちゃんは、お客さんの膝の上に乗っている時も降りたがらなかったり、他のブタの場所に自分が陣取ったりと、主張が激しいところがありますね」と笑いながら話してくれました。「オスはマイペースでメスは気が強めな感じの吉祥寺店です」とのこと。それぞれのかわいさに癒やされます♡
そして、みなさんお気づきでしょうか?ピグニックカフェ吉祥寺店のブタの名前はジブリ映画の登場人物!『三鷹の森ジブリ美術館』が近いこともあり、地域のみなさんにも親しまれやすい名前をつけているとのこと。ポルコとパズーが双子、マルクルとカブが双子となっているのも、思わず微笑んでしまいました。
ピグニックカフェの特徴はブタと触れ合えるだけではありません! 本格的なカフェメニューも充実しています。
中でも人気なのはピグニックでしか味わえない「ピンクミルク」。タイの果物サラを使ったサラシロップのピンク色が美しいドリンクです。
他にも、見た目がかわいいドーナツやマカロンなどこだわりのスイーツが用意されています。
ブタの隣で食べ物を食べても大丈夫か聞いてみると「ブタさんはドーナツなどの甘いものを食べたことがないので、食べ物という認識ができていないんです。なので大丈夫なんですよ」と大澤さん。普段、野菜や果物を食べることが多いブタなので人間が食べるスイーツにはあまり興味を示さないようです。
そして、ピグニックカフェにはグッズもずらり。
オリジナルのマグカップやヘアゴム、ポストカードに加え、店舗にいるブタの写真も並んでいました。
インパクトのあるステッカーも!
ピグニックカフェでは、ブタをお迎えすることもできるので、おうちでブタを飼うことになった方はゲットしておきたいですね!
ニコニコしながらブタのことを教えてくれる大澤さん。これがかわいい!と思うブタの行動について聞いてみました。
「自分が休憩中、横になっていると隣にやってきて一緒に寝てくれるんです。安心できる関係性が築けていることも嬉しいですし、いびきをかいて寝ている姿にとっても癒やされます。あとは、ご飯を欲しがるとき!おとなしく寝ている時間が多いブタさんですが、ご飯の時間の前は大きな声でブーブー鳴いてよだれをだしながらエサを欲しがります。寝ている時とのギャップが激しい!」とのことで、ブタと身近に接している大澤さんならではのお話でした。
ピグニックの特徴のひとつはブタとお散歩ができるところ。「お店をオープンする時から、ブタさんとのお散歩を考えて、自然が近くにある場所というのが条件でした」と、井の頭公園をブタと散歩できるようにプランを組んでいたそうです。
お散歩はリードをつけて歩いたり、カートに乗せて移動したりします。珍しい光景に人だかりができることも。
お散歩好きなコや苦手なコがいるそうなので、お店のスタッフさんにおすすめのブタを教えてもらってくださいね。
ブタちゃんがとても人懐っこくどんどんお膝に乗ってきてとても癒されます!動物カフェが初めてな人でも楽しめると思うので、ぜひpignic cafe吉祥寺店でお待ちしております!
ブタと過ごす非日常感と、カフェならではの落ち着いた日常感が同時に楽しめる癒やしの空間、ピグニックカフェ。 動物好きな方はもちろん、動物にあまり詳しくない方でも楽しめる、笑顔あふれるカフェでした。 ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
【写真=編集部撮影】
〒180-0005 東京都武蔵野市御殿山1-3-3 A*G INOKASHIRA-KOEN North棟1F
1975年に創刊し、2022年3月で創刊47年を迎える週刊きちじょうじ。吉祥寺のおいしいグルメ、カルチャー、話題のトピック、ニュースがわかる、吉祥寺で暮らす人のためのタウン誌のオンライン版です。