武蔵野市・吉祥寺駅北口に「スマートバス停」が登場!

武蔵野市のコミュニティバス「ムーバス」30周年を記念し、吉祥寺駅北口「0番のりば」に最新の「スマートバス停」が登場しました。2025年11月20日(木)から本格運用が始まり、高齢者や子育て世代をはじめ、誰もが安心して利用できる乗り場づくりが進んでいます。

今回導入されたスマートバス停は、株式会社YE DIGITAL が提供し、NECネクサソリューションズが販売するデジタルサイネージ型の次世代バス停です。

ムーバス30周年、地域の足をより便利に

「ムーバス」は1995年11月26日に運行を開始し、2025年で30周年を迎えました。
コミュニティバスの先駆けとして全国に広がるモデルとなり、これまで6,000万人を超える方々が利用しています。

30周年の節目に、利用者の不便を解消し乗り間違いを防ぐため、「スマートバス停」の導入が決まりました。

導入ポイント:3路線が交わる乗り場の課題を解決

吉祥寺駅北口のムーバス発着所「0番のりば」には、以下の3路線が発着します。

  • 1号路線(吉祥寺東循環)
  • 2号路線(吉祥寺北西循環)
  • 6号路線(三鷹・吉祥寺循環)

利用者からは「どのバスが次に来るかわかりにくい」「遅れが把握できない」といった声も多くありました。

スマートバス停の導入により、次の発車路線や時刻、遅延状況をリアルタイムで確認できるように。

さらに、

  • 文字拡大機能
  • 多言語表示
  • 配色や情報配置の見やすさを考慮したデザイン

など、誰でも使いやすいバス停を目指した工夫が盛り込まれています。

スマートバス停 設置概要

設置場所

吉祥寺駅北口「0番のりば」
(東京都武蔵野市吉祥寺本町1-15)

モデル

繁華街モデル Type-A

表示内容

  • バス接近情報(NECネクサソリューションズの「バスナビゲーションシステム」を活用、英語表記あり)
  • 時刻表(GTFS-JPデータ対応)
  • お知らせ(画像表示対応)
画像提供:NECネクサソリューションズ

「スマートバス停」とは

従来、紙でバス停に掲示していた時刻表や路線図、お知らせなどをクラウドから一括配信し、デジタルサイネージや電子ペーパー等に表示できるようスマート化したものです。IoTや省電力技術等を駆使し電子化した「スマートバス停」は、バス利用者にもバス事業者にも便利で使いやすい次世代のバス停です。