タイムスリップ吉祥寺 〜週きちアーカイブ〜
週刊きちじょうじ創刊50周年を記念し、編集部がバックナンバーや過去の資料から厳選した記事を紹介する特別コラムです! 懐かしさと新たな発見が詰まったコラムをお楽しみください。
タイムスリップ吉祥寺 〜週きちアーカイブ〜「昭和3年、東京府北多摩郡武蔵野町大字吉祥寺」
週刊きちじょうじ50周年を記念した特別コラム、その名も「タイムスリップ吉祥寺 〜週きちアーカイブ〜」! 膨大なバックナンバーや過去の資料から、週きち編集部がピックアップした記事や情報を紹介するコラムです。懐かしさと新たな発見が詰まったコラムをどうぞお楽しみください。

「昭和3年、東京府北多摩郡武蔵野町大字吉祥寺」
あけましておめでとうございます。 2026年最初のアーカイブコラムということで、今回は1979〜80年の年末年始合併号へタイムスリップ!
この時代、通常の週きちは縦30cm×横9cmの縦長サイズで5つ折り。横にパタパタと広げると約44cmになりますが、この年末年始合併号は、さらに縦にも広がる特別仕様でした。サイズは約60cm×44cmと、新聞1ページほどの迫力あるサイズ!
内容もお正月ならではの企画が満載。かつて存在したシャンソン喫茶「ラ・ベル・エポック」や、今も現役の「カヤシマ」など、年末年始におすすめのお店紹介が掲載されていました。

なかでも目を引くのが、「サイコロ振れば、昭和3年、東京府北多摩郡武蔵野町大字吉祥寺に戻ル」と題した、すごろくマップです。

よ〜く読んでみると、『昭和54年の始めにみつかった、昭和3年元旦の「吉祥寺営業宣傳壽語録」を週刊きちじょうじ風にアレンジしてみました』とあります。さらに、『昭和3年というのは、武蔵野が村から町へ成り上がった年。』とも。店名などは昭和3年(1928年)当時のものがそのまま使われているそうで、1928年のすごろくと、その頃の地図を元に2つを組み合わせてアレンジし、コメントを加えた企画だったのです!1『「この当時の街並みを再現してみたい」というスタッフの願望は一挙にバクハツ!! 下の地図は苦労の結晶です。』とあるように、相当気合いの入った特集だったんですね。


1928年当時、大きな通りは現在の吉祥寺とほぼ同じですが、元町通りや本町新道(地図では「B道路」)は、まだ存在していなかったようです。週きち創刊の1975年よりもさらに昔の吉祥寺の風景は、まさに温故知新。

「昔の姿をよく知るということも、これからの吉祥寺の街づくりには大切なことなんだから」というコメントのとおり、何度眺めても見飽きない、資料的価値の高い興味深い特集です!
- 正式名:吉祥寺營業宣傳壽語録(きちじょうじえいぎょうせんでんすごろく)木川大泉(画) 昭和3年元旦、昭武新聞社。組み合わせた地図は「吉祥寺全圖(きちじょうじぜんず)」昭和3年1月製図。週きちのアーカイブから、元になった資料を複写したポジフィルムが発見されました。 ↩︎