【レポート記事】藤村女子中学・高校 「ありがとう・さようならセレモニー」へ行ってきました!

2026年3月7日(土)「ありがとう企画」の集大成、「ありがとう・さようならセレモニー」が行われました。

企画のスタート時から取材を続けてきた今回のセレモニーをレポートします!

体育館での式典

厳かな雰囲気の中、オープニング映像が流れる体育館。インパクトのある映像が終了するとともにピアノ演奏が始まりました。温かい空気に包まれながらも熱い想いが込み上げてくるような、藤村女子中学・高等学校らしいセレモニーのスタートとなりました。

まずは生徒代表からの挨拶です。挨拶の中には、寂しさを感じながらも新しいスタートを応援したい気持ちが込められていました。今回のありがとう・さようならセレモニーの企画テーマでもある「学校とは何か」を真剣に考えたことで、学校での思い出や、人と人とのつながりはこれからも引き継がれていくことを感じ、お世話になった方への感謝を込めたセレモニーにしたいと強く思えたとのこと。素直で優しい生徒の言葉に、藤村女子中学・高等学校の門出を祝う気持ちが高まりました。

続く武蔵野市小美濃安弘市長からの挨拶では、松尾芭蕉の「不易流行(ふえきりゅうこう)」という言葉が紹介されました。変わらない本質(不易)と、時代とともに移り変わる新しい表現(流行)の調和を現在の藤村女子中学・高等学校に重ね、今までとこれからにエールを送ります。そして、学校とは街の中の大切な核であることもお話してくれました。

吉祥寺大正通り商店会副会長からも挨拶がありました。地域から見た藤村女子中学・高等学校は風景の一部であり学生が商店街の人々に活力を与えてくれたことに感謝していることや、少し寂しい気持ちもありつつ、また新しい風景が生まれる未来を楽しみにしているとのお話でした。

続いて同窓会会長と現在PTA会長をされている保護者代表からも挨拶があり、校長・髙橋あゆち先生の挨拶へとつながります。

校長先生のお話では、同じく校長職を務めたご祖母様の「この場所に教育の火を消さない」という言葉の紹介が印象的でした。また、100周年を迎えた時の進化を楽しみししていてほしいとのメッセージからは、教育への熱意が伝わってきました。

そして、今回のありがとう企画を担当した吉田先生からは、赴任した時のエピソードや現在の自分が教育者として仕事を続けていけてる理由などの話がありました。来場者の中には心を打たれ涙を流す方も見受けられ、たくさんの人が「ありがとう」の気持ちを抱いたのではないでしょうか。

また、吉田先生からは「地域の人に見守られながら過ごしてきました。生徒がいいことをすればお褒めの電話がかかってくるし、道を広がって歩いていたりなどの他人に迷惑をかけるような行動が見られればお叱りの電話がかかってきます。2003年から始まった壁画制作は、地域の方が『子どもたちが描いた絵の前に駐輪しちゃいけないよ』と声をかけてくださったおかげもあり、無断駐輪やいたずら書きがなくなりました」との話もありました。

地域と一緒に時を刻んできた藤村女子中学・高等学校。校舎がなくなることを惜しむ気持ちはありますが、生徒、先生、保護者、地域の方みなさんが未来への希望を胸に、ワクワクしているのが伝わってくる素敵な式典でした。

最後は校歌に合わせてスライドが流れ、式典は終了となりました。

現校舎で楽しむ最後の時間がスタート

式典の後は、生徒も先生も来場者も、自由に校内を巡りお祭りのような雰囲気に。

週きちでもおなじみの、二葉学園さんや吉祥寺エクセルホテル東急さんの出店もありました。

1973年に完成した西館は約50年の間、生徒たちを見守ってきました。2026年3月末、最後は大規模な展示イベントの場として、その役目を終えました。

個性あふれる教室は迫力満点!生徒たちからのパワーを感じます!

校舎の中にはところどころに問いかけの言葉もありました。

来場者も自由に書いてOK!
テニスコートにはキッチンカーも出店。晴れていたので気持ちいいランチタイムを満喫できた方も多かったのではないでしょうか!

校舎の作品に込められた記憶や想いに心をめぐらせ、ここでしか味わえない貴重な時間を過ごすことができました。

屋上の返答ペイント

まだ何も描かれていない屋上は、参加者が自由にペイントできるエリアになっていました。

吉祥寺とともに歩んできた藤村女子中学・高等学校が、未来に向けて、新しい一歩を踏み出しました。

この企画を担当した吉田先生の言葉を借りるなら、この日は「終わりの始まり」。生徒や卒業生の皆さん、先生や保護者の皆さん、地域の方々、それぞれが清々しい気持ちで過ごせた1日だったかと思います。

これからの藤村女子中学・高等学校を、引き続き、週きちも一緒に追いかけていきたいと思います!

藤村女子中学・高等学校「ありがとう・さようならセレモニー」

  • 開催日
    2026年3月7日(土)
    時間
    式典10:00〜10:30(受付9:30〜正門) イベント11:00〜16:00(二次受付11:00〜正門)
  • 料金など
    入場無料(事前予約不要)※入退場自由 対象:卒業生・地域の方々など、どなたさまでも 持ち物:上履き ※校舎ペイント参加者は汚れてもよい服装
    お問い合わせ
    0422-22-1266 藤村女子中学・高等学校「ありがとう・さようならセレモニー」担当
    会場

    藤村女子中学・高等学校

    〒180-8505 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-16-3

  • プログラム
    ・式典(校舎に贈るセレモニー) ・生徒・卒業生・教職員・地域の皆様からのメッセージ ・校歌ミュージック上映、校歌斉唱を予定 ・西館特別企画展示 ・校舎へのペイント参加 ・キッチンカー出店 ・吉祥寺地域店舗の出店(予定)
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