学校法人二葉総合学園
調理・製菓・栄養のプロを育てる "食と健康の総合学園"
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〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-3-2
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こんにちは、週刊きちじょうじです!と、挨拶からはじめてみました! 吉祥寺のタウン誌「週刊きちじょうじ」、通称「週きち」です。なぜあらためて挨拶からはじめたのかというと…2024年3月14日で週刊きちじょうじの発行から49周年、50年目に突入したからなのです! 49年…途方もない年数ですよね…! 最近リスの表紙に惹かれて読み始めたという新しい読者の皆様、創刊号からお付き合いくださっている読者の皆様、いつもご愛読ありがとうございます! これから週きちは50年目に突入! いろいろな記念イベントやタイアップを企画していきたいと思っていますので、楽しみにしていてくださいね! 今号では49周年を記念して、少しだけ週刊きちじょうじの歴史を振り返ります。
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Toggle1970年代の日本はミニコミブーム真っ盛り。ミニコミとは、テレビや新聞等が取り上げられない地元の話題や活動を取り上げたり、情報交換を行うための情報誌のこと。アメリカ・ロサンゼルス留学中にローカルメディアに出会い、地域に根差したメディアのパワーを目の当たりにした初代編集長・大橋一範を中心として週刊きちじょうじは誕生しました。全国紙が強い日本と違い、アメリカのジャーナリズムは地方紙が支えています。皆さんご存じのニューヨークタイムズもワシントンポストも街の名前を冠していますよね。とはいえ週刊きちじょうじは、政治や経済などのいわゆる新聞報道を目指したわけではありませんでした。注目したのは、街の小さな情報です。
1969年に中央線の高架複々線化を果たした吉祥寺には、72年にF&Fビル、74年には近鉄百貨店、そして東急百貨店と、次々に商業ビルが整備され大型店が出店。一大繁華街へと成長し始めます。サムタイム(ジャズ喫茶)のようなカルチャーを牽引するお店も次々に登場し、街の風景は文字通り日々変化していました。マスメディアが取り上げる大きな事件や時事だけではなく、どんなお店がオープンしたのか、どんな人がこの街にいるのか、といった情報が求められていたのです。
そこで「週刊きちじょうじ」は、こうした情報を集約する「インデックス・メディア」を目指しました。自然にはつながらない人たちを、生活情報のインデックス(一覧)を通じてつなげる「場」を作ろうとしたのです。今も続く「DAY BY DAY」に代表される市民講座やイベント、セールなどの「歩いていける範囲」の生活情報を集約して掲載したのです。当時のスタッフは約10名。学生や主婦など、多種多様なメンバーが取材や編集を担当していました。
最初は縦長だった判型は、A4サイズやA5横サイズを経て、昨年10月からは現在のA5縦サイズに生まれかわりました。表紙にはリスちゃんのキャラクターが登場し、新しい週刊きちじょうじの顔になっています。表紙がガラッと変わった「週刊きちじょうじ」ですが、ロゴは創刊以来ほぼ同じ形。ちなみに長〜くつながった5面のパタパタと折られた形、実は過去の週きちに使われた判型のオマージュなんですよ! インデックスメディアというコンセプトはそのままに、新しいチャレンジを始めています。
約50年に渡り吉祥寺の街を見守り続けてきた「週刊きちじょうじ」には、大量の資料もそのまま保存されています。事務所移転の際に過去の「週刊きちじょうじ」誌面の版下(印刷のための原稿)や昔の吉祥寺を写した風景写真など、貴重な資料がたくさん発掘されました。
編集部では来年2025年の創刊50周年に向け、こうした「週刊きちじょうじ」のアーカイブを活用した誌面づくりやイベントを企画中! ずっと吉祥寺に住んでいる人も、最近住み始めた人も、どちらも知らない吉祥寺が見えてくるかも!? 続報を楽しみにお待ちください!
リニューアル後の週刊きちじょうじの顔といえば?! そう!リスちゃん(井の頭公園から吉祥寺の街にやってきたという裏設定があります)! リスちゃん、名前がまだ決まっていないんですよね…いつか名前募集をやれたらいいな…! それでは、リニューアル後から最新号まで(2024年3月14日時点)の表紙全20枚をお届けします!
リニューアル第1号の「2538.5号」から2024年3月14日時点での最新号「2558号」までずら〜っと一挙20枚! 新しい表紙もだんだん回を重ねてきました! 最初のリスちゃんはどことなく初期のタッチを感じますね(笑)。週刊きちじょうじの表紙は毎号季節に合わせたリスちゃんのイラストを掲載しており、徐々にファンも増えている様子…! これからもリスちゃんの表紙を目印に、ぜひぜひ週刊きちじょうじをゲットしてくださいね!
週刊きちじょうじでは、企業や個人で週きちを応援できるサポートメンバーズを募集しています! みなさんが注目しているテーマや応援したいお店、団体の情報発信を、個人がサポートできる仕組みです。月々1,000円から始めることができますよ。メンバーズのみなさんには毎週ひと足早く週刊きちじょうじの誌面をデータでお送りしています。週刊きちじょうじを応援したい!毎週確実に読みたい!という方はオンラインで簡単にお申し込みできますので是非!
吉祥寺には、商店やサービス、イベントや創作活動などを通じて街を豊かにしている「創る人」がたくさんいます。週刊きちじょうじは、そんな「創る人」たちの活動をみんなに伝え、街を豊かにするお手伝いをしたいという想いでやってきました。今後も“街の応援団”として走っていきます! これからも週刊きちじょうじをよろしくね!
毎週土曜日に行われている吉祥寺村立雑学大学で「週刊きちじょうじ創刊49周年」と題した講義が開催されます。初代編集長・大橋一範氏による無料の講義です。こちらもぜひチェックしてみてください!
吉祥寺村立雑学大学
講座予定 「週刊きちじょうじ創刊49周年」
日付 2024年3月16日(土) 2218回
時間 10:00〜12:00
会場 二葉総合学園本部(6階)
調理・製菓・栄養のプロを育てる "食と健康の総合学園"
〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町1-3-2
1975年に創刊し、2022年3月で創刊47年を迎える週刊きちじょうじ。吉祥寺のおいしいグルメ、カルチャー、話題のトピック、ニュースがわかる、吉祥寺で暮らす人のためのタウン誌のオンライン版です。