繊細な表現で話題の葉っぱ切り絵アーティスト・リトによる展覧会「リト＠葉っぱ切り絵展 ～小さな葉っぱに広がる世界～」が、武蔵野市立吉祥寺美術館で開催されます。

会期は2025年7月26日（土）から9月7日（日）まで。展覧会初日には「サイン会」、8月には「葉っぱ切り絵ワークショップ」も実施され、作品の世界観をより深く味わえる内容となっています。さらに会期中は、通常無料の小学生以下・65歳以上・障がいのある方に加えて、武蔵野市内に在住・在学の中学生も入館無料に。夏休みの思い出づくりにもぴったりの展覧会です。

作家プロフィール：リト＠葉っぱ切り絵

葉っぱ切り絵アーティスト。
1986年生まれ。神奈川県出身。自身のADHDによる偏った集中力やこだわりを前向きに生かすために、2020年より独学で制作をスタート。
SNSに毎日のように投稿する葉っぱ切り絵が国内外のメディアで注目を集める。
作品集に『いつでも君のそばにいる　小さなちいさな優しい世界』『葉っぱ切り絵いきものずかん』（いずれも講談社）などがある。
全国各地にて展覧会を開催するほか、2024年、個人美術館「LITO LEAF ART MUSEUM FUKUSHIMA」がオープン。

公式ウェブサイト　リト＠葉っぱ切り絵

X @lito_leafart　Instagram lito_leafart

葉っぱに刻まれた、いきものたちの世界

手のひらサイズほどの葉っぱに、あたたかな世界を切り出していくリトさんの作品。一枚の葉の中に驚くほど緻密で豊かな世界を切り絵で表現しています。

リトさんは大学卒業後に会社員として働く中で、自身がADHDであると気づき、独学でアート制作を始めました。ボールペン画やスクラッチアート、粘土絵付けなどさまざまな表現を試した末、たどり着いたのが“葉っぱ”という独自のキャンバス。葉の形や模様を活かし、いきものたちの物語を描くように切り抜く作品の数々は、多くの人々を魅了しています。

本展では、リトさんが試行錯誤の末にたどり着いた葉っぱ切り絵の作品群と、その制作の過程にもスポットを当て、アートにかける情熱や表現の豊かさを感じられる構成となっています。

関連イベント情報

サイン会

リトさんご本人によるサイン会を開催！

日時：2025年7月26日（土）　1回目 11:00～12:00／2回目 13:00～15:00
対象：当日ミュージアムショップで書籍をご購入の方

ワークショップ「葉っぱ切り絵を体験しよう！」

本物の葉っぱを使って、リトさんと一緒に切り絵制作を体験できる特別なワークショップです。

日時：2025年8月23日（土）　1回目 10:30～11:30／2回目 14:00～15:00
会場：吉祥寺美術館 音楽室
講師：リト＠葉っぱ切り絵（出品作家）
定員：各回24名（小学生以上対象）
参加費：1,000円（材料費込み）
申込開始：2025年8月1日（金）10:00〜　電話受付（0422-22-0385）先着順
※お一人様2名分まで申込み可能。定員に達し次第締切。

おわりに

リトさんが葉っぱに創り出す、繊細であたたかな物語の世界。作品を間近で見たら、大人も子どももきっと心を奪われるはずです！　ぜひ吉祥寺美術館で、じっくりとその魅力を味わってみてください。