武蔵野市立中央図書館
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- 営業時間
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月~木曜9:30~20:00 土・日・祝日9:30~17:00
- 定休日
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休館日:金曜、館内整理日(毎月第一水曜日)、年末年始、図書特別整理期間
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- 電話
- 住所
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〒180-0001 武蔵野市吉祥寺北町4-8-3
三鷹駅徒歩15分 三鷹駅北口1・2・3・4・5番 バス乗り場 市民文化会館入口下車 徒歩2分 吉祥寺駅北口1・2番バス乗り場(成蹊学園行以外) 市民文化会館前下車 徒歩1分
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今年2025年に創刊50周年を迎えた「週刊きちじょうじ」。1975年3月14日の創刊から毎週発行を続け、2025年8月22日号でなんと2633号になりました。今回は、そのバックナンバーを地域の貴重なアーカイブ資料(郷土資料)として「武蔵野市立中央図書館」に寄贈してきた様子をお届けします!
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Toggle「アーカイブ」とは、資料を整理・保存して、未来に活かせるようにする仕組みのこと。編集部には、吉祥寺の半世紀の歴史がぎゅっと詰まったバックナンバーや写真などの資料が保管されています。
寄贈にあたっては、まずホコリや汚れを落とすところからスタート。そこから発行日と号数、残部数、保存状態などを記録した目録をつくり、編集部内でも使えるよう整理していきました。今後はデジタル化も視野に入れていますが、まだまだ時間がかかりそう…! でも「いつか、誰でも見られる仕組みができたらいいな」と思っています。


整理が進んで必要な資料がすぐみつけられるようになり、展示などもできるようになりました。アーカイブは“整理・保管する”だけでなく、“みんなに見てもらう”ことも大事。これからも公開の機会をつくっていきたいと考えています!


創刊当時の週きちは、B4の紙を四つ折りにした縦長のリーフレット。折りたたむと蛇腹のようになっていました。広げた大きさは横幅約36.5cm。創刊当初から、1週間の予定を一覧できる「DAY BY DAY」コーナーもありました。表紙はイラストが使われ、吉祥寺の街並みが描かれていました。
その後は写真の表紙に変わったり、A4版の冊子になったりとスタイルを変えながら、2023年10月のリニューアルまでは横長のA5サイズで発行していました。きっとその頃を懐かしく思い出す方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、欠号を除き、50年分のバックナンバーを寄贈することができました!


50年間吉祥寺を追いかけ続けてきた週刊きちじょうじ。この歩みを残すべく、いよいよ武蔵野市立中央図書館へ寄贈しにGO! 武蔵野市立中央図書館は、読書や学習の場であると同時に、地域の歴史や文化を蓄積し、後世に伝える場所でもあります。武蔵野市立中央図書館レファレンス担当の杉村さんと丸本さんにお話を伺いました。

杉村さん「新しい本は購入すれば手に入りますが、地域の歴史を残すことも図書館の大切な機能です。寄贈いただいたものでいうと、たとえば利用者の方が1970年代の吉祥寺の姿を知りたいと思ったとき、書籍や写真だけでなく、地域メディアを通して知ることもできるかと思います。いろいろな角度でいろいろなものを見られることが大切だと考えています。」

丸本さん「その地域の歴史を伝える資料は、市立図書館が責任を持って収集すべきものだと考えています。タウン誌や商店街のマップなども、武蔵野市らしさを示す大切な記録です。」
図書館は「本を貸し出す場所」というだけでなく、地域の歴史が集まる場所でもあります。地域を写し取った資料を収集・保存し、人々が必要とするときに利用できるよう備えているんですね!




「私たちはレファレンスと呼ばれる、“調べ物のお手伝い”を担当しています。武蔵野市に関する質問はすべて受けています!ぜひ、本を借りるだけでなく、気軽に地域のことを知りに利用していただけたらと思います。」
〒180-0001 武蔵野市吉祥寺北町4-8-3
三鷹駅徒歩15分 三鷹駅北口1・2・3・4・5番 バス乗り場 市民文化会館入口下車 徒歩2分 吉祥寺駅北口1・2番バス乗り場(成蹊学園行以外) 市民文化会館前下車 徒歩1分