教えて!藤村の先生
まもなく創設100周年を迎える、吉祥寺の伝統ある私立中高一貫校「藤村女子中学・高等学校」。このコラムでは、藤村の先生が身近な豆知識を楽しく紹介します。
教えて!藤村の先生 日本における西洋音楽発祥の地
吉祥寺駅北口から徒歩5分、昭和通り沿いに位置する「藤村女子中学・高等学校」。まもなく創設100周年を迎える、吉祥寺の伝統ある私立中高一貫校です。このコラムでは、藤村の先生が身近な豆知識を楽しく紹介します。授業では聞けない?! 先生ならではのお話をお楽しみください。

日本における西洋音楽発祥の地
執筆者:音楽科・堤 智洋
中学校の音楽授業では、強烈な印象を与えるシューベルトの「魔王」や、ダダダダーンで有名なベートーヴェンの「運命」など、ヨーロッパで生まれた音楽が鑑賞教材として多く使われています。ではこうした西洋音楽が、日本に最初に入ってきたのはいつでしょうか?
それはなんと戦国時代の1550年頃です。キリスト教が日本に伝来した際、讃美歌などの西洋音楽も普及しました。
そして、この西洋音楽が日本で最初に演奏された場所は、私の出身地でもある大分県大分市(当時の豊後府内)です。そのため、大分市は「西洋音楽発祥の地」と呼ばれており、今でも芸術文化活動が盛んに行われています。
そうしたアート溢れる大分県に(温泉もいっぱい)、ぜひ、吉祥寺から遊びに来てください。なんだか大分県のPRで終わっちゃいましたね(笑)。

執筆者のプロフィール
音楽科・堤 智洋

4月から藤村女子中学・高等学校に入職いたしました、堤智洋と申します。これまで、声楽家として様々なコンサートやオペラの舞台に立ってきました。その経験を活かして、音楽の楽しさを伝えられるよう、日々授業に取り組んでいます。
