カカオの香りに包まれる贅沢な時間。プレスキルショコラトリーのチョコレートで幸せタイムを

みなさん、とっても美味しいものを食べたときって、どんな気持ちにりますか?

魔法にかかったような、喜びが溢れるような、幸せな衝撃を味わう方が多いのではないでしょうか。

今回の特集は、まさにその幸せな衝撃を味わえるチョコレートのご紹介です。バレンタインも近いので、ぜひギフトの参考にもしてみてくださいね♡

画像提供=プレスキルショコラトリー

カカオを育てた農場にも敬意を込める鋤(すき)のロゴマーク

店名であるプレスキルショコラトリーのプレスキルはフランス語で「半島」を意味します。フランスでははリヨン市街地にある、ローヌ川とソーヌ川に挟まれた「リヨンのプレスキル地区」を表すことが多いそう。この地区が新旧市街を結ぶ中心地であることにちなみ、プレスキルは文化的でありながらも発展していることを表す言葉として使われたりします。

「日本語で言うと、温故知新に近いですね」と教えてくれたのは、プレスキルショコラトリーのシェフ小抜さん。吉祥寺にある二葉製菓専門職学校の卒業生です。

「プレスキルにはチョコレートに対しても伝統を守りつつ新しい感性を取り入れていきたい意味を込めています」とのこと。

また、「チョコレートはカカオを生産してくださる方がいて作れるものですから、生産者の方に敬意を持ち、カカオ農場でも使われている農具の鋤がロゴマークです」と話してくれました。

小抜さんは年に2、3回はインドネシアやタイなどのカカオ農家へ足を運び、農場の方とも交流をされているそう。店内にもカカオの木が大きく壁に描かれています。

原料であるカカオの生育を見守ることもチョコレートを作る上で大切な仕事のひとつと考える小抜さんです。

ショコラティエを目指したきっかけは二葉時代の担任の先生

ショコラティエとは、チョコレートを専門に扱う菓子職人のこと。パティシエとは区別され、チョコレートに関する幅広い技術と知識を持つ専門家です。

小抜さんがショコラティエを目指したきっかけを聞いてみました。

「パティシエを目指して二葉製菓専門職学校に入学しましたが、たまたま担任の先生がショコラティエだったんです。今は二葉製菓専門職学校には在籍していない先生ですが、当時、チョコレートの大会で優勝していた先生です。世界大会レベルのチョコレート作りを間近で見れたのは影響が大きかったですね」と先生への憧れが強くなったと言います。

鮮度にこだわる小抜さんのチョコレート作り

ひとつひとつが美しい作品のように並ぶプレスキルショコラトリーの店内。鮮度にこだわっているのも大きな特徴です。

「チョコレートはどうしても酸化してしまうので、必要なときに必要な分だけ生産できるように意識しています。フレッシュな状態でお客さまの手元に届けたいですね」とのこと。

また、どうしても茶色がメインになるチョコレートに彩りを加える際には「できるだけ素材から色を抽出しています」と話してくれました。

また、商品開発をする際、自分の中でイメージした味を表現するのがもっとも難しい工程で、一発で納得できるチョコレートが完成することはほとんどないそう。それでも自分が納得できる味を妥協せず作り続けることで小抜さんにしか作れないチョコレートができあがります。

吉祥寺は専門店が愛される場所

五日市街道沿いにあるプレスキルショコラトリーは、今年で10年目を迎えます。二葉製菓専門職学校に通っていたときから吉祥寺には馴染みがある小抜さんですが、どこにお店を構えようか考えた時に頭に浮かんだのも吉祥寺だったそう。「小さい専門店が多く、地元に愛されているお店が多いので自分のやりたいこととマッチしてるなと思いました」と話してくれました。

取材中も常連さんが多く来店され、笑顔で挨拶を交わす様子から、地域に根付いていることが伝わってきました。中には自分がギフトでもらって気に入り、ご自身が通うようになった方も。

「限定で出したものなどもあるので、また同じものがほしいとリクエストをいただいても、ご用意できない場合もあるんです。申し訳ない気持ちにもなりますが、新しい味との出会いも楽しみにしていただけたら」と小抜さん。

進化し続ける小抜さんの作品へ期待が膨らみます。

バレンタインギフトにもおすすめのチョコレートたち

店内のショーケースは宝石が並んでいるようにも見えます。「チョコレートが入っている箱は宝飾ケースと呼ばれています」と、まさに宝石が入っているようなイメージで作られているとのこと。

バレンタインの贈りものにもぴったりな宝石のようなチョコレート。おすすめを聞いてきました!

フォンダン・オ・ショコラ

5種類の味がある、人気のフォンダンショコラ。電子レンジで温めても、そのままで食べてもOK。

カカオ70%コロンビア産ショコラをベースにさまざまな素材をマリアージュさせた唯一無二のプレミアムフォンダンショコラ

ボンボンショコラ

ボンボンショコラは1粒チョコレートの総称。毎年、パリの品評会に出品しているアソートは人気があります。また、山梨のワインを使ったワインショコラも華やかな味わいを楽しめます。

2025年サロン・デュ・ショコラの品評会C.C.Cにて金賞授賞のアソートボックス
現存する日本最古のワイナリーまるき葡萄酒のワインを使用したスペシャリテ・ボンボンショコラ

ギモーブショコラ

チョコレート業界でも流行中のギモーヴは、フランス発祥の生マシュマロにチョコレートをコーティングしたお菓子です。ウルソン(小熊)の形が可愛らしく、フランスでは子どもが食べるお菓子としても親しまれているそう

そのほかにも、丸いチョコレートのパレやタブレットショコラ、焼き菓子、ケーキなどが並びます。

素材の味がする、ひとくちで贅沢な時間をたっぷりと味わえる、心を満たすチョコレート。

今回の取材を通して、チョコレートの奥深さとカカオの味わいの虜になってしまいました!

ぜひ皆さんにも出会ってもらいたいです。

<編集部のおやつ>

断面も美しい!
ガトーショコラとフォンダンショコラの間ぐらいのトロッと感も美味しかったです!