身近な水辺保全講演会「ハクチョウと旅するスワンプロジェクト –知る、考える、水鳥のくらし」

秋になると、長い距離を旅したたくさんの水鳥が日本の水辺にやってきます。季節にあわせてすみかを変える渡り鳥たちは、どんな旅をしてどんな世界を見ているのでしょう? 

今回の身近な水辺保全講演会は、渡りで冬に日本へ飛来するオオハクチョウとコハクチョウにカメラ付きGPSロガーを装着する「スワンプロジェクト」に取り組んでいる嶋田氏を迎えています。カメラが捉えた写真や位置情報から見えてくる野生でのハクチョウたちのくらしや生息環境、そしてその保全についてお話を聞くことができます。また、井の頭自然文化園でのガンやカモの繁殖についても紹介します。

日 時  2026年3月7日(土)13:30〜15:40
場 所  井の頭自然文化園 動物園(本園)資料館2階 集会室
対 象  どなたでもご参加可能
     ※内容は小学校高学年以上を対象
定 員  実地参加40名
     オンライン参加100名
     ※事前申込制(先着順)
参加費  無料(入園も無料)※通信料は参加者ご自身の負担となります。
内 容
◆講演1「スワンプロジェクト-鳥類の渡り追跡公開と市民科学」

講 師  嶋田 哲郎 氏(公益財団法人 宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団)

【要 旨】
スワンプロジェクトは2023年12月にスタートしました。これはハクチョウにカメラ付きGPSロガー(スワンアイズ)を装着し、渡りを追跡するとともに位置情報や画像を公開することで、市民によるハクチョウ見守り体制を構築する国際共同プロジェクトです。私たちは、ほぼリアルタイムにハクチョウのいた場所を知ることができ、ハクチョウが見た景色を目にすることができます。この講演ではこれまで得られた数々の知見を紹介します。

嶋田哲郎氏
(写真提供:公益財団法人 宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団)
【嶋田氏プロフィール】(公財)宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団 研究室長。1969年東京都生まれ。1994年宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団研究員に着任。2006年マガンの越冬戦略と保全をテーマに、論文博士として岩手大学より博士(農学)号を取得。2020年より現職。専門は鳥類学、保全生態学。ガンカモ類を中心とした水鳥類の生態研究のほか、オオクチバス駆除や水生植物の復元など沼の保全、講話や研修会、自然観察会など自然保護思想の普及啓発に取り組む。著書に「ハクチョウ 水べに生きる」(小峰書店)、「鳥の渡り生態学」(東京大学出版会)、「知って楽しいカモ学講座」(緑書房)など。

◆講演2「井の頭自然文化園が取り組むガン・カモ類の繁殖」
講 師  下川 優紀(井の頭自然文化園 水生物館飼育展示係)

【要 旨】
 井の頭自然文化園水生物園では16種のガン・カモ類を飼育し、水鳥の魅力を発信するとともにその繁殖にも力を入れています。今回は水生物園におけるガン・カモ類の子育ての様子や人工育雛の取り組みについて紹介します。

文化園で生まれたヒドリガモのヒナ

応募方法 

実地参加申込みフォーム▶︎https://4707f922.form.kintoneapp.com/public/2c4148efc206660a0d32d697ff54fa5adf7ab325dd6eba84505b06851a5c9fa9

オンライン参加申込フォーム▶︎https://4707f922.form.kintoneapp.com/public/26f3d4c6c8d3ac6a683ca14d45096b432fa64c3595b51370bd6f50d2ac2622a9

お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netおよび@kintoneapp.comからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。なお、お申し込み後に自動返信メールが届かない場合は、井の頭自然文化園教育普及係へご連絡ください。

【締    切】

実施参加   :2026年3月3日(火)送信分まで有効

オンライン参加:2026年3月6日(金︎)送信分まで有効

取材協力:井の頭自然文化園(公益財団法人東京動物園協会)