フードシェアリングで食品ロスを減らせ!シェーキーズ吉祥寺店でフードシェアリングサービス「TABETE(タベテ)」が導入されたぞ!

本来食べられるのに捨てられてしまう食品「食品ロス」。農林水産省による令和元年度の調査では、「食品ロス」の量は年間570万tにもなるそうです。日本人の1人当たりの食品ロス量は1年で約45kg。これは毎日お茶碗一杯分のご飯を捨てているのと近い量になるんだとか。

食品ロスとは:農林水産省

そんな食品ロスをフードシェアリングで削減しようという取り組みがシェーキーズ吉祥寺店で始まります。フードシェアリングサービス「TABETE(タベテ)」を通じてまだ安全に、美味しく食べられるのに廃棄されそうな食品を救うことができるんです!

シェーキーズが「TABETE(タベテ)」へ出品する背景には……

アメリカ合衆国発祥のピザチェーン「シェーキーズ」。多彩なトッピングで楽しめるアメリカンタイプのクリスピーピザ やポテトをバイキング(食べ放題)で楽しめるのが魅力ですよね。最近ではテイクアウトやデリバリーサービスを利用してピザを楽しむ方も多いのではないでしょうか。

お家で楽しむ方法が普及した一方で、オーダーミスなどで提供できなくなる商品が出ることもあるといいます。店舗でもラストオーダーの時間に焼き上げたピザをバイキングへ並べられない状況が発生することもあったそうで、そういった商品は、今までは廃棄するほかありませんでした。

しかし、そういったもったいない状況も変わります。「TABETE」の導入により、廃棄されるほかなかった食品が救われることになるんです!

フードシェアリングサービス「TABETE(タベテ)」ってなに?

「TABETE(タベテ)」はまだおいしく安全に食べられるのに廃棄の危機に面している食事を、ユーザーとマッチングする「フードシェアリングサービス」です。パン屋を始めとする中食・飲食店舗で、閉店までに売り切るのが難しい店舗で多く導入されています。

飲食店や小売店は、廃棄の危機にある食事を1品から出品することが可能。ユーザーはTABETEアプリを通じて購入できます。アプリ上でクレジットカード決済を済ませてから引き取りに行く仕組みのため、店頭での金銭のやり取りもなし。お店に行って受け取るだけ!気軽に利用できるのは嬉しいですね!

▶ iOSアプリ TABETE - App Store

▶ AndroidアプリTABETE - Google Play

TABETE出品の例

《シェーキーズ ピザ・ポテトの詰め合わせ》200〜600円

シェーキーズで提供している商品の詰め合わせ。ピザやオリジナルのフライドポテトなど、その日にテイクアウトやデリバリーで提供できなかった商品が提供されるそうです。

アメリカ初のピザチェーン「シェーキーズ」について

「シェーキーズ」は1954年(昭和29年)に米国カリフォルニア州サクラメントで誕生しました。日本では1973年(昭和48年)に赤坂で1号店をオープン(今は閉店しています)。日本でのピザレストランのパイオニアとして45年以上にわたり、多くのピザ好きに愛されています。

シェーキーズ吉祥寺店

  • 営業時間
    11:00(土日祝 10:30)- 22:30(L.O. 22:00)
  • 住所

    武蔵野市吉祥寺本町1-15-2 ダイヤバローレビルB1F

参考)
シェーキーズ
シェーキーズ_Shakey's Pizza【公式】
TABETE - 食品ロスを削減するフードシェアリングサービス
食品ロスとは - 農林水産省