2024年5月23日〜27日までの期間限定。旧赤星鉄馬邸が一般公開されます。

吉祥寺駅から徒歩16分、バス停「成蹊学園前」徒歩1分の場所にある旧赤星邸の敷地は約4400平方メートル。実業家の赤星鉄馬の住まいだったこの場所は、今は武蔵野市が所有している文化財となっています。

建築家のアントニン・レーモンドが設計した画期的な邸宅

1934年(昭和9年)竣工。米国人建築家のアントニン・レーモンド(1888-1976年)により設計された旧赤星鉄馬邸。昭和初期の希少な鉄筋コンクリート造(RC)住宅で、地下1階、地上2階建てとなっており、庭には市が指定した32本の保存樹木が植わっています。

レーモンドは、日本の近代建築を語る上で欠かせない人物のひとり。玄関の庇(ひさし)や、明り取りの丸ガラス、正面玄関の曲面の工夫、コンクリート打ち放しの仕上げ、水平に連続的に並ぶ窓などに色濃く反映されたインターナショナル・スタイルと日本の伝統的木造建築を融合させたデザインは竣工当時、世界的にみても画期的でした。レーモンドの妻であるグラフィックデザイナーのノエミによる家具や庭園も見どころのひとつです。

5日間限定の一般公開

国の登録有形文化財である旧赤星鉄馬邸を幅広く知ってもらうため開催される一般公開。2024年5月23日(木)〜27日(月)の期間限定です。

午前の部(9:30〜12:00)と午後の部(13:00〜16:30)の間、建物は順路に沿って、お庭は自由に見学することができますよ。

参加費は無料。室内履き外靴用の袋を持参して参加してくださいね!

旧赤星鉄馬邸を期間限定で一般公開

国の登録有形文化財である旧赤星鉄馬邸を幅広く知ってもらう取り組みの一つとして、5日間期間限定で一般公開されます。建物の見学は順路に沿って、庭は自由見学できます。この機会に出かけてみては?