はるかぜのお便り「熱中症対策できていますか?」

吉祥寺駅から徒歩5分、中道通商店街にある「はるかぜ産前産後ケア助産院クリニック」は2023年10月にオープンしました。助産師・看護師・保育士などの専門家による子育てサポートや、産前・産後の不安・悩みの解消、医師による診察、処方・予防接種などを行う施設です。
月に1回「はるかぜのお便り」でお母さんや赤ちゃん、その家族に役立つ情報をお届けします。

今回のテーマは「熱中症対策できていますか?」

今年も早い時期から暑さを感じていますが、皆さんは熱中症対策できていますか? 命に係わる危険な状態といわれる熱中症。命を守るためにしっかり対策していきたいですね。私は、今年の夏を妊娠後期で過ごします。今回は妊娠中の熱中症対策についてお伝えします。

●水分摂取をしましょう

妊娠中は特に新陳代謝が活発になります。意識的に水分摂取を心掛けましょう。 食事中や入浴・トイレ後、仕事中は30分~1時間おきにコップ1杯の水分を摂るなど意識すると良いです。基本は水や麦茶で良いですが、妊娠初期のつわりで味が苦手という方は、糖分が含まれている飲み物でもOK。糖分の摂りすぎには注意してくださいね。

●快適な部屋・服装で過ごしましょう

しっかり冷房を使いましょう!ただし、冷やしすぎるのも良くないので羽織や腹巻、レッグウォーマーなどを用意しておくと良いです。外出する時は、ゆったりとした通気性の良い服を着て、日傘や帽子などで直射日光を避けましょう。

まずはこの2つの対策を意識的に行ってください。また、妊娠中のつわりで水分を受け付けられない妊婦さんは特に脱水に注意しないといけません。飲める範囲の細目な水分補給をしてほしいですが、口からほとんど水分を摂れない場合は点滴などが必要な場合もあります。極力、汗をかかないように暑い場所や時間帯の外出は避けてくださいね。

暑い夏、無理をせず大事に過ごしましょう!

助産師 中山 裕子

はるかぜ産後ケア

東京・吉祥寺にある「産前産後ケア助産院はるかぜ」と「はるかぜクリニック」。産後ケアを中心とした子育てのサポートを行います。 クリニックの診療は2023年10月下旬~11月上旬から開始の予定です。

  • 営業時間
    平日 9時00分~17時00分 土日 10時00分~15時00分
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    〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2丁目12−5 スプリングハウス 3階