空想街カフェ 空飛ぶ魚
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- 営業時間
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11:00〜19:00
- 定休日
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なし(年末年始を除く)
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- 住所
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〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-34-9
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吉祥寺のおいしいものと散歩が大好きなわたなべえりさんによるコラムです。えりさんのすてきなイラストと共にお楽しみください。
Index
Toggle空飛ぶ船に、大きなお城、雲の中に浮かぶ街並み。そんな物語の世界に行ってみたい!なんて思ったことはありますか? 吉祥寺にはいろんな物語を持っているお店がたくさんあって、例えばファンタジーというだけでも、ちょっと歩くだけでさまざまに違った世界を訪れることができます。ある時は猫の街に探検に行ったり、またある時は絵本の世界に遊びに行ったりできるのですが、今日はお空と歯車の街が好きな友人と一緒に歩くからそんな空想の街に行きたい気分。中道通りを駅側からのんびり10分くらい歩くと左手に見えてくるのが空想街雑貨店さん、そしてそのお隣が空想街カフェ空飛ぶ魚さんです。
まずは空想街雑貨店さんでお買い物! 空想の街があたたかい絵で描かれていて、その絵が雑貨になっているお店です。どの絵も本当に可愛くて、こんな街に行きたいとどれも思わせてくれます。パスケースやカレンダー、栞などもあって、気に入った街と一緒に暮らすこともできるのが素敵。
そして、お隣の空飛ぶ魚さんへ。空飛ぶ魚さんは店の中がまるで空の中のよう。天井から壁にかけて浮かぶ雲の中、吊り下げられたシーラカンスが店名の通りに空を飛んでいて、置いてある小物ひとつとってもまるで他の世界に訪れたみたい。空想街をモチーフにしたドリンクが飲めて、どれもとってもおしゃれなのでどれにしよう!と迷ってしまいます。今回、私は空想街ウインナーティー、友人はミッシュマッシュというお菓子と雲の文明ティーをお願いしました。
空想街ウインナーティーはストロベリーピーチの紅茶に甘くない生クリーム、そしてその上に空想街のラテアートが描かれた可愛らしいドリンクです。ラテアートの絵柄はいくつかあるようだったのですが、今回は羊ちゃんの気球のデザイン。香りは甘いのだけれど味は思ったよりもさっぱりしていて、口当たりはまろやか。優しいけれど他で飲んだことのないお味でとっても美味しい。 ミッシュマッシュは初めて聞いたお菓子だったのだけれど、ドイツ語でごちゃ混ぜという意味で、ケーキみたいな生地にさくさくのクッキー生地、チョコレート、アーモンドがのっています。 そして雲の文明ティーは白いミルクの上に青いバタフライピーのお茶が層になっていて、オリジナルのグラスのデザインも相まってまるで青空に鯨が泳いでいる下に雲の都市があるみたい。甘くてさっぱりして、ミッシュマッシュともいい感じだそう。次は絶対に頼みたい!
空飛ぶ魚さんでは、オリジナルドリンクや期間限定メニューをお願いするとそのメニューのモチーフとなった絵の紙コースターがいただけます。今回は空飛ぶ魚さんのオープン記念の絵柄をいただきましたが、これも集めたくなる可愛さ。雨の日限定のドリンクとそのモチーフの絵がとっても気になるので、次は雨の日に行こうかな? いろんな空想の街に想いを馳せつつ見たことのない街に会いに行ける、そんな素敵なお店が空想街雑貨店さんと空飛ぶ魚さんなのです。
①空想街の世界にどっぷりつかれる
グラスのデザインや、カップとソーサーのデザインもオリジナル。
お店のインテリアだったり、机にタイルが貼ってあったり、さまざまなところで空想の街のカフェってこんな感じなのかな、とわくわくします。
②モチーフとドリンクがおしゃれ
モチーフの絵がまずとっても素敵、そしてそれをドリンクに落とし込んでいるからドリンクももちろん素敵。
色合いや質感もそうなのだけれど、きっとこの街はこんな味がする、なんて考えることができるのはきっとここだけ。美味しそうな街がたくさんあります。
③可愛い!上に美味しい!
可愛いとかおしゃれなだけじゃなくてちゃんと美味しいから、また他のドリンクも試してみたくなるのも素敵なところのひとつ。
レモネードみたいな一見普通のドリンクも、ローズマリーがアクセントだったりと一工夫されていて飲んでみたいと思わせてくれます。
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-34-9
1975年に創刊し、2022年3月で創刊47年を迎える週刊きちじょうじ。吉祥寺のおいしいグルメ、カルチャー、話題のトピック、ニュースがわかる、吉祥寺で暮らす人のためのタウン誌のオンライン版です。