吉祥寺に根づいた“止まり木”、コピス吉祥寺が15周年！館長さんへインタビュー！

吉祥寺の数ある商業施設の中でも、特にイベントが多い施設の一つといえば…そう！「コピス吉祥寺」ですよね！
館内にはスーパーマーケット「三浦屋」をはじめ様々なショップが並び、A館3階の「GREENING広場」では多彩なイベントが数多く開かれています。

そんなコピス吉祥寺が、2025年10月15日に開館15周年を迎えます！　節目を記念し、館長の星井さんにお話をうかがいました。

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開館当初からファミリーに愛される存在

2025年現在、コピス吉祥寺の館長を勤めている星井さん。コピス吉祥寺がオープンした当時はオープニングスタッフとして働いていたそうです。その2年後に別の施設に異動したのち、2022年から館長を勤めています。

――まずは15周年おめでとうございます！オープン時の様子はどうでしたか？

星井館長：ありがとうございます。本当にたくさんのお客さまに来ていただきましたね。特に印象的だったのはお子さんを連れたファミリー層の方々がすごく多かったこと。今でもファミリーの方に多く来ていただいていますが、当時からその雰囲気はありました。

実は週刊きちじょうじでも、取材記事を掲載していました！そこには「三浦屋」やキッズスペースの様子、そして運営会社である三菱商事都市開発株式会社の社長インタビューも掲載。当時の紙面を見返すと、地域に根差した施設を目指す熱意が伝わってきます。

週刊きちじょうじ 1858号（2010年10月15日発行）表紙（左）裏表紙（右）

2010年に「伊勢丹吉祥寺店」の跡地にオープンしたコピス吉祥寺。1フロアを使った大型テナントとして「三浦屋」「ジュンク堂書店」「石井スポーツ」「キャラパーク吉祥寺」は開館当初から現在も続いています。そのほかのテナントも日常的に利用しやすい店が多く並び、生活に寄り添った商業施設として親しまれています。

吉祥寺の“止まり木”のような施設に

――改めて、「coppice（コピス）」の名称にはどんな意味が込められているのでしょうか？

星井館長：「coppice」は英語で“雑木林・小さな森”という意味なんです。開業時のコンセプトに“止まり木のような施設を目指す”というものがありまして、地域の方や訪れる方にとって“心地よくてまた来たい”と思える場所にしたい、そんな思いから名付けられました。

――A館3階にある「GREENING広場」では、いつもイベントが開催されていますよね。

星井館長：もともとは「吉祥空園 sora」という庭園風の広場でしたが、2021年にリニューアルし、現在の広々としたデッキスタイルになりました。キッチンワゴンでフードの販売も出店できるようになり、イベントができる場所へと変わったんです。ただの商業施設にとどまらず、イベントを通じてコピスを知ってもらうきっかけになればと思っていますし、吉祥寺全体の賑わいにつながれば嬉しいですね。

吉祥寺を盛り上げたいというその思いは、週刊きちじょうじが大切にしていることとまさに同じ！コピスのイベントからはいつも、「吉祥寺の人、そして吉祥寺に訪れる人を楽しませたい」という温かい気持ちが伝わってきます。

暖かい日の光と心地よい風を感じる、広々とした屋外イベントスペースへつながるフロア

街と連携したイベントづくり

――コピス吉祥寺では、単独のイベントだけでなく街との協力したイベントも積極的に展開しています。施設の枠を超え、街との連携イベントも増えていますよね。

星井館長：はい。例えば10月に開催される「吉祥寺BEER and WALK」は、ハーモニカ横丁や元町通り・ペニーレーンとも連携し、回遊しながら楽しめるようになっています。7月の「キチジョージえんにち」も、地域の特色を活かしたイベントでした。吉祥寺らしいコミュニティが自然に生まれるのは本当に嬉しいですね。

2024年の「吉祥寺BEER and WALK」の様子。オクトーバーフェストでは陽気なライブも！

――15周年ならではのイベントもあるとうかがいました。

星井館長：開館日の10月15日から、館内57店舗がそれぞれ15周年に合わせた特別企画を実施します。さらに10月18日にはGREENING広場でテナントが一体となったイベントを予定しています！今までの感謝の思いを形にして、お客さまに喜んでいただけるといいなと思います。

これからも吉祥寺の“森”として

買い物の場でありながら、イベントや街との連携を通して人と人、人と街をつなげてきたコピス吉祥寺。15年の歩みの中で、開館当初のコンセプトどおり“小さな森”のように、誰もが集える止まり木のような存在として成長してきました。これからのコピス吉祥寺もまた、吉祥寺に住む人や訪れる人を包み込み、街のにぎわいを育む場所であり続けるはずです。週きちではこれからもコピスさんを追い続けます！