カラフルな色彩と考え抜かれた造形が魅力の組み木立体アート「ミャゴレグノ」の世界
こんにちは。週刊きちじょうじの佐久間です。
本日は、吉祥寺駅から北にあるサンロード商店街を抜け、五日市街道沿いにあるリベストギャラリー創で現在開催している「ミャゴレグノ展」におじゃましてきました。
「ミャゴレグノ(miagolegno)」はカラフルな色彩が特徴のどこを持ち上げてもバラバラにならない組み木立体アート。デザインから制作まで全て手作りです。
この展示の密度の高さ!濃さ!圧巻です。
今回の新作の中でも昆虫シリーズは注目。
立体作品ならではの"影"も作品の造形のおもしろさを伝えてくれます。
鮮やかさもさることながら、形も見れば見るほど引き込まれていきます。
干支シリーズもあり、来年の干支のトラもいます。かっこいいですね。3色とも揃えて飾りたくなります。
ミャゴレグノはイラストレーターのお二人で共同で制作されているとのこと。まずはイラストを描いて(お二人ともイラストレーターなので元の案はどちらもあり)、そこから組み木としての形を鈴木啓之さんが図面に起こし、色彩担当の鈴木美波さんが色を決めていくそうです。
入り口付近に原案になるイラストが展示されています。パワフルな組み木立体アートのミャゴレグノの元絵だけあって、平面ながらも存在感と魅力がぎゅっと詰められています。
ミャゴレグノの作品は立体組み木がメインですが、イラストと組み木を組み合わせたアニメーション動画も必見です。どこか不思議なのですが、とてもかわいくて、心くすぐられます。
作成している様子の動画も流れていました。
ミャゴレグノのお二人ともちょうど在廊しており、快くインタビューを受けていただきました。
美波さんが「今はデジタルの時代ですけど、だからこそ、こうして時間と手間をかけて作業したものの良さがあると思いますし、大切にしています」とおっしゃっていたのですが、まさにその"ものの持つ力"を感じるような展示です。 動画からもミャゴレグノの魅力が伝わってくると思います。
ミャゴレグノの作品に囲まれたギャラリーは、やさしくて楽しくてパワー溢れる空間でした。また、それがミャゴレグノの2人のお人柄も表しているように思いました。時間をかけて手間を惜しまず丁寧に大切に作品を作り上げているからこそなのですね。
是非、ミャゴレグノを見に、感じに吉祥寺のリベストギャラリー創に足を運んでみてください。
(展示の期間は一週間なのでお早めに〜!)
ミャゴレグノHP http://www.miagolegno.com/
素敵な作品の他、気になるミャゴレグノの名前の由来もあります。本家サイトも是非のぞいてくださいね。