EL DUENDE Y SUS AMIGOS 7(エル・ドゥエンデと仲間たち 7)
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12:00 pm〜6:00 pm
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- 主催
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imuy Ono 池谷謝馬 大野麗子 古徳明子 高澤日美子 むろまいこ morico
2月の一大イベントといえば……バレンタインです! 大切な人へ向けて贈るチョコレートはもうご準備されましたか?吉祥寺でも、至るところでバレンタイン向けのチョコレートが販売されていますね。
リベストギャラリー創でも2月3日から2月9日までの間、チョコレートにまつわる展示「EL DUENDE Y SUS AMIGOS 7(エル・ドゥエンデと仲間たち 7)」が開催されています。展示では、クラフトチョコレート店「EL DUENDE」の手作りチョコレートと、作家さんによる様々な作品が展示・販売されているんだとか。さっそくお話をうかがってきました!
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Toggle「EL DUENDE Y SUS AMIGOS 7(エル・ドゥエンデと仲間たち 7)」でチョコレートを展示・販売するのはEL DUENDEの池谷謝馬(いけやいるま)さん。メキシコのチョコレートの美味しさに感動し、それを広めるためにEL DUENDEを立ち上げたんだそうです。EL DUENDEではチョコレートの原料となるカカオ豆のローストから全て手作りされています。
ブランド立ち上げ当初はカカオ豆を手でむく作業がとても大変で、友人たちに手伝ってもらっていたそうです。そしてその友人たちこそ、この展示に作品を出展されている作家さんなんです! 「せっかくなら集まって展示をしよう!」ということで始まり、今回で7回目の開催となりました。
展示されている作品は、絵画や立体の他にも、漆やアクセサリー、CALAVERITA(ガイコツ)人形、刺しゅうなど、そのジャンルは多岐にわたります。作家さんにはメキシコと関わりのある方が多く、作品の中にもメキシコやチョコレートとの関係を見えるものがありました。
チョコレートの販売スペースもありEL DUENDEの手作りチョコレートが販売されています。よく見ると変わったフレーバーのチョコレートがありますね……気になります! そのまま食べるだけでなく、砕いてホットミルクに溶かして飲むのもオススメなんだそうです。
ところで、チョコレートの起源をご存知ですか?有名チョコレートブランドのイメージからベルギーのイメージを持っている方も多いかも知れません(恥ずかしながら持ってました)。でも実は、チョコレートの原産はメキシコ。しかもそのチョコはよく知るチョコレートと違い、カカオ豆をすりつぶしたドロドロした飲み物で、人々はスパイスなどで香りをつけて飲んでいたそうです。
「EL DUENDE」のチョコレートは、そんなメキシコのチョコレートに感銘を受けて生まれたチョコレート。なので、シナモンなどが入った、スパイシーで香り高いチョコレートに仕上げられているんです。池谷さんのオススメは「チョコラテ・ピカンテ」。シナモン・唐辛子・生姜が入ったピリッと辛いチョコラテで、お酒にもよく合うんだとか!
これは……食べてみるっきゃない!
……というわけで、買ってきました。チョコラテ・ピカンテです。
お値段は450円。大きさは名刺よりも一回り大きめ、といった感じでしょうか。ちなみに、全4種類のセットが1700円で少しお安く購入できるとのことでした。
可愛らしいパッケージですね!名前にある「ピカンテ」は「辛い」という意味。イラストもあるようにこのチョコレートには唐辛子が入っています。辛いものがあまり得意ではないのですが、どんな味がするんでしょうか……。
さて、開封してみましょう!
中にはチョコレートとカードが入っていました。カードのイラストも可愛くてすごく素敵ですね!
裏面には保存方法などの案内が記載されていました。
そろそろチョコレートとご対面といきましょう。さぁ……オープン!
かなりキレイに整形されたチョコレートですね。袋から出した途端にチョコレートの強い匂いが香ってきます。鼻を近づけて匂いをよく嗅いでみると、カカオの匂いに混じってシナモンの匂いも感じます。さらに、チョコレートをよーくみてみると赤いツブツブが。これはアーモンドかな?唐辛子かな?
それでは実食です! まずはそのまま食べてみましょう。
(辛いものが苦手なので日和っています笑)
一粒に分けると結構小さめですよね。では……いただきます!
(パクッ……)
フムフム……。甘さ控えめのチョコレートですが、辛さも強くないですね。飲み込みと喉で辛さを感じますが、心地よい辛味でむしろいいアクセントになっています!
食感は結構ザクザクとしていて、噛むと簡単に崩れてしまいます。アーモンドや生姜の荒目の粒がチョコレートに楽しい食感を加えているのがとっても面白いです!
せっかくなので、もう一粒、今度が舐めて食べてみます……。
(ペロペロ……)
舐めるとツブツブをしっかり感じます。香りを強く感じることができて、鼻に抜ける香りが今まで食べてきたチョコレートとぜんぜん違うのがわかります。
甘さと辛さが一緒にあるのに調和が取れていて、「ピリ辛」という言葉が似合うチョコレートです!
こちらのチョコレート、前述のように砕いてホットミルクに溶かして飲むのもオススメなんだそうです。さっそく試してみましょう!
タブレット 1枚
牛乳 80〜100ml(お好みで加減)
EL DUENDE のホームページによると、カップに牛乳を注いでタブレット1枚を全て入れ、温めて溶かしながらよく混ぜたら完成とのこと。簡単ですね!
やってみます
牛乳にチョコレートを入れて……
火にかけて温めながら溶かして……
よく混ぜれば……
出来上がり!チョコレートは結構すぐ牛乳に溶けてくれました。すこし火力が強すぎて泡立っちゃいましたが、泡立てるとより美味しいとのことなので良しとします!
鼻孔をくすぐるシナモンの香り……とっても美味しそう!
じゃあ、飲みます!いただきます!
(ズズッ)
チョコレートに入っていたツブツブがラテになっても目立ちますね。全然邪魔ではなく、サクサク噛みながら美味しく飲めます!
辛さも控えめで喉を通ったときに感じる程度なので、辛いものが苦手な人でも美味しく飲むことができますね!シナモンや唐辛子のスパイシーな風味もありつつ、しっかりチョコレートの味わい楽しめる、美味しいチョコラテでした!
……ところで、思いつきでキャンプ道具を使ってチョコラテを作ってみましたが、これをキャンプで飲めたら最高なのでは?スパイシーな味もこの時期の寒い外にぴったりだし、なによりホットチョコラテ×キャンプというだけでテンション上がること間違いなしです!
チョコラテ・ピカンテ……想像以上の美味しさでした……!
これは他のチョコラテも気になりますね……!
いかがでしたか?バレンタインシーズンにピッタリの企画展「EL DUENDE Y SUS AMIGOS 7(エル・ドゥエンデと仲間たち 7)」。販売されているチョコレートはもちろん、展示された作品も素敵で、楽しい気持ちになれる展示でした。期間は2月9日(水)まで。まだバレンタインのチョコレートを悩んでいる方ももう用意ができている方も、ぜひリベストギャラリー創を訪れてみてはいかがでしょうか?
参考)
1975年に創刊し、2022年3月で創刊47年を迎える週刊きちじょうじ。吉祥寺のおいしいグルメ、カルチャー、話題のトピック、ニュースがわかる、吉祥寺で暮らす人のためのタウン誌のオンライン版です。