塚田水産
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- 営業時間
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10:00~18:30
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- 電話
- 住所
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〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-8
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おでん。
それは冬の代名詞。
寒い日に出汁の染みた熱々のおでんを食べるひと時は、何物にも変え難い冬の楽しみですよね。
そして冬も深まる中、吉祥寺で新しいおでんが誕生しました!
その名も「武蔵野おでん」!
吉祥寺の人々に愛される創業77年のさつま揚げ専門店である塚田水産さんが手がける、武蔵野の食の魅力がぎっしり詰まったポトフのような洋風おでんです!
具材は、武蔵野の地で若手農家さんが丹精込めて作った武蔵野野菜たちと、吉祥寺の名店とコラボしたさつま揚げ!それを特製のおでん出汁で煮て、オリジナルバターをトッピングすることで唯一無二の味わいとなっています!
冬のおでんを満喫し味変を求めている人にも、武蔵野の美味しい食材を食べたい人にもぴったりな武蔵野おでんを徹底解剖するべく、塚田水産3代目代表である塚田亮さんにお話を伺ってきました!
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Toggle武蔵野おでんの具材たちを販売する塚田水産さんは、吉祥寺のサンロードにお店を構える吉祥寺の伝統店!さつま揚げ専門店として、長年おでんの具材を販売してきました。
しかし、洋風おでんは今年が初の試み!
ベーシックなおでんとは一線を画す武蔵野おでん製作のきっかけとなったのは、若手農家さんたちの存在だといいます。
全ては、塚田さんが農家さんに足を運び、武蔵野野菜の美味しさに感銘を受けたところから始まりました!
今年の夏、ちょうど収穫時期だったとうもろこしと人参を農家さんに勧められ、現地で食べると「こんなに甘くて、美味しいの!?」と驚いたそうです!そこで、実際にさつま揚げにして食べてみると、元々国産の野菜を使っていましたが、味が全然違ったといいます。
また、農家さんたちの悩みの種である形が悪くて捨てられてしまう野菜たちも、さつま揚げだと野菜を切り刻んで使うため使用することができるのです!こうして、地産地消かつ、フードロスも解消できる、夢のようなコラボが始まり、第1回目は盛況のうちに幕を閉じました。
そして、時は流れ再度コラボの話が立ち上がり、おすすめされた野菜たちが、かぶ、人参、菜の花。どれも春を感じさせる野菜たちを前に、ポトフのような洋風おでんを思いついたそうです!
そこで、同じく吉祥寺でワインバーを営む『chill』さんにバターを作ってもらい試作したところ、醤油とバターの相性もよく想像以上に美味しい仕上がりに!!
こうして生まれた武蔵野おでん!
塚田さんの生まれ育った地域への想いがあってこそできた、おでんだと言えます!ゆくゆくは、小田原おでんや金沢おでんのように言葉を確立させ、地域振興をしていきたいと語ります。
そして、そんな武蔵野おでんに欠かせないのが、さつま揚げ!
お次は、限定の吉祥寺有名店とのコラボさつま揚げのラインナップをチェックしていきます!
今回のコラボのお相手は、そのどれもが吉祥寺の人々に愛される名店!各店の味がググッと濃縮されたさつま揚げが、武蔵野おでんの旨味をより深くします!
・『みんみん』の焼き餃子巻き (税込320円)
地元住民から愛される中華屋みんみんの餃子を丸ごとさつま揚げで包み込んだこちらの一品!まず、そのボリュームに驚きます!餃子のかたちもかわいい!
ジューシーなお肉の種もモチモチの皮もそのままに、さつま揚げと奇跡のコラボレーションです!
・『ケーニッヒ』のウインナーソーセージ巻き(税込350円)
井の頭公園の入り口にある、ハム・ソーセージのお店ケーニッヒ吉祥寺店のソーセージとさつま揚げをドッキング!
なんとさつま揚げからケーニッヒのソーセージが突き出ています!そのインパクトに圧倒されつつ、口に運ぶとソーセージのジューシーさと魚の旨味の虜に……!こちらは、特におでんとの相性抜群の一品です!
・『ホープ軒』のピリ辛チャーシュー巻き (税込320円)
こちらは、吉祥寺サンロードに佇む、背脂豚骨醤油の始祖ホープ軒とのコラボ!
ホープ軒のチャーシューを混ぜ込み、ピリ辛に仕上げたさつま揚げ!ホープ軒さんの中華そばに加えれば、辛さだけでなくうまみやコクが増す、秘伝の特製スパイス「唐華」を使用しているため、パンチのある辛みとなっています!ビールのお供にもぴったりな一品です!
以上3点、コロナで苦しい時もある中で、お互い少しでもお客さんが喜んでもらえるように始まったこのコラボ。期間限定で、今しか食べられない吉祥寺を代表する味たちの共演は見逃せません!
また、武蔵野野菜であるねぎを使ったネギまみれ(税込330円)も同時に期間限定で発売中!
こちらは、ラーメン屋でねぎましを頼むほど、大のネギ好きである私(みりん)も大満足な程よい甘味と、シャキシャキ食感のネギが沢山入った、ネギの旨味が感じられる一品です!
それもそのはず!
このさつま揚げは、オリジナルさつまあげが作れるキャンペーンでネギへの熱い思いを持ったお客さんの想いがきっかけになってできたもの。
A4一枚にびっしり書き綴られたネギへの愛が実り、レギュラー販売になりました!
武蔵野野菜と共に、おでんを彩る具材として入れてみてください!
さて、おでんの具材も一通り揃ったところで、次は作り方をチェック!
塚田水産さんで具材を買い、ご家庭で武蔵野おでんを作る際の基本の工程はたった3つ!
①具材を購入する
今回のコラボさつま揚げ以外にも、塚田水産さんではさまざまなさつま揚げを販売中!ぜひ、武蔵野おでんと共に、気になったさつま揚げを購入してみてください!
②鍋に入れて出汁で煮る (ブロッコリーなど火の通りやすいものは最後に鍋へ)
塚田水産さんで200ml、800円で販売しているおでん汁は、17倍〜20倍に薄めて使うため5人家族でも一冬使える優れもの!そこに、具材を入れて煮ていきます。
③バターを入れる
最後にchillさんが今回のおでんのために、醤油ベースのおでん出汁に合わせて作ったバターを投入!入れることで味により一層コクが出ます。最後の仕上げに盛り付けても、鍋の中に直接入れてもOK!
盛り付けも終われば、あっという間に武蔵野おでんの完成です!!!!
塚田さん一押しの野菜はカブと人参。甘くて美味しい武蔵野野菜と旨味たっぷりのさつま揚げが入った武蔵野おでん、ぜひ食べてみてください!
そして、今回の2月15日〜4月2日までの武蔵野おでん販売に合わせて、Lucky抽選会が開催されます!
1500円購入ごとに1回くじを引くことができ、なんと空くじなし!
武蔵野野菜や限定バターも当たります!!
塚田水産さんでは、他にも吉祥寺揚げを販売中!
さっくさくの衣でさつま揚げの旨味を閉じ込めた吉祥寺揚げは、食べ盛りの子どもたちのおやつにもピッタリです!
最後に、塚田さんからメッセージをいただきました!
「おでんをきっかけに家族団欒の楽しい時間を作ってもらえたらという気持ちで色々やっています!ぜひ武蔵野おでんを食べてみてください!」
ちなみに塚田水産さんでは、武蔵野市くらし地域応援券もA・B共に使用可能!
この機会に一度訪れてみてはいかがでしょうか??
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-1-8
1975年に創刊し、2022年3月で創刊47年を迎える週刊きちじょうじ。吉祥寺のおいしいグルメ、カルチャー、話題のトピック、ニュースがわかる、吉祥寺で暮らす人のためのタウン誌のオンライン版です。