サンクトガーレン、地震や台風で落下した梨・キズ梨を活用したビール「和梨のヴァイツェン」を2024年9月19日(木)より数量限定販売

2024年9月19日(木)から、サンクトガーレン有限会社は、地震で落下したり、台風で枝葉が擦れ傷が付いた梨などを活用したビール「和梨のヴァイツェン」を数量限定で販売します。

「地ビール0号」と呼ばれるサンクトガーレン

サンクトガーレンは日本で地ビールが解禁する以前より、アメリカで小規模ビールの製造販売を行っていた“元祖地ビール屋”です。それがTIMEやNewsweekなどのアメリカメディアで話題となり、日本のメディアに飛び火。世論を巻き込み、日本の地ビール解禁に一石を投じました。そのため業界内では「地ビール0号」と呼ばれています。

元祖地ビール「サンクトガーレン」公式ページ

一升瓶ビール、スイーツビールなど個性的なビールを仕掛ける厚木市の地ビール蔵。日本最老舗地ビール会社で、国際大会金賞常連ビールも多数。 https://www.sanktgallenbrewery.com/

サンクトガーレンが造るビールは、大手で主流の “ラガー” とは製法も味わいも対極の “エール” 一貫主義。国内外のコンテストで数々の受賞を誇ります。そんな王道ビールの他、季節の果物を使ったフルーツビール、バレンタイン限定チョコレートビール、ボジョレーヌーボーと同時解禁する麦のワイン、一升瓶ビールなど数々の個性的なビールを製造販売しクラフトビールの魅力を広く発信しています。サンクトガーレンはスイスの地名で、そこにあるサンクトガーレン修道院は世界で初めて醸造免許を取得した場所です。その原点を引く継ぐべく「サンクトガーレン」とブランド名に冠しています。

売り物にならない梨をビールに活用

今年2024年8月9日に発生した神奈川県央を震源地とする地震で、収穫直前の果実がかなり落ちてしまったという事態が報告されました。追い打ちをかけるように、台風7号が発生。落果の被害は少なかったものの、暴風で枝と果実が擦れ、果実に傷をつけてしまう事態となりました。さらには2023年の暖冬の影響で通常は冬の寒さで死滅するカメムシが越冬し、穴を開けて果汁を吸い、商品価値が失われる被害も多くみられています。

サンクトガーレンでは通常は売り物にならない梨をビールに活用しました。

ビールは小麦麦芽を主原料としたフルーティーなヴァイツェンというスタイルをベースに、細切れにした梨、ペーストに加工した梨、ジュースに加工した梨をそれぞれ加えています。

ヴァイツェンに使うヴァイツェン酵母にはもともと梨や桃に例えられる甘い香りがあります。そこに本物の梨を合わせて使用することで、瑞々しくフルーティーなビールに仕上がります。

サンクトガーレンは梨だけではなく傷オレンジを使ったビール「湘南ゴールド」、傷リンゴを使ったビール「アップルシナモンエール 」など、さまざまな傷あり果実を使ったフルーツビールを1年を通じて製造販売しています。
これらのビールは香料などに頼らず果物本来の香りや味わいを引き出すため、果物はたっぷり贅沢に使います。そのため通常より安く仕入れられる、傷などの"訳あり"果物の活用は原材料のコストを抑えることにつながります。
訳あり果物の利用は、農家にとっては売り物にならない果物が売れる、サンクトガーレンにとっては安く果物を譲ってもらえるという互いにとってメリットのある関係です。中には、訳あり果実に困った農家さんのSOSから誕生したフルーツビールもあります。訳あり果実の利用は食品ロス削減にもつながり、 SDGs達成に貢献しているのです。

【品名】和梨のヴァイツェン(発泡酒)
このビールは日本の酒税法で認められている以上の量の果物を使用しているため“発泡酒”表記です。
麦芽率は50%以上で税率はビールと同じです。

【発売日】2024年9月19日(木)  数量限定


【瓶容量】330ml


【瓶希望小売価格】539円(税込)

【アルコール】 5.5%

和梨のヴァイツェン

『普通のビールがまるで水』本物の職人ビールなら最老舗地ビール蔵サンクトガーレン。ワールド・ビア・アワード受賞。国際大会金賞多数。贈り物に一升瓶ビール・感謝の生、話題のチョコビール・スイーツビールも。 https://www.sanktgallenbrewery.com/pear/

吉祥寺では東急百貨店での販売が予定されています。秋のビールになった秋の味覚を楽しんでみてはいかがでしょう?

20歳未満の者の飲酒は法律で禁止されています。

妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。