井の頭自然文化園身近な水辺保全講演&観察会「これからもずっと あなたのとなりのヒキガエル」

都内の住宅地にもまだ生息するヒキガエルですが、その数は次第に減ってきています。カエル研究者の岩井氏から、ヒキガエルについてお話を聞いた後に、ヒキガエルの体の特徴を間近に観察したり、園内でヒキガエルの卵塊を探したする「これからもずっと あなたのとなりのヒキガエル」。また、これまで研究してきたことや、ヒキガエルがすみやすい水辺の環境についてのお話を聞くことができます。ヒキガエルとずっとくらすために、私たちになにができるのか、考えてみましょう。

【岩井 氏プロフィール】
 東京都出身。東京大学大学院修了、博士(農学)。子どものころ自宅の庭に産卵に来たヒキガエルの卵を、毎年採集してはカエルになるまで育てていた。その後、東京大学農学部の卒業研究で再びカエルと向き合うことになる。専門は両生類を対象とした動物生態学・保全生態学。現在、東京農工大学大学院農学研究院准教授。オタマジャクシの役割や変態戦略に関する研究、希少なカエルの生態調査などをおこなっている。

 主な著書として『にぎやかな田んぼ』(京都通信社、平成27年)、『奄美群島の自然史学』(東海大学出版部、平成28年)、『日本のカエルフィールドガイド』(文一総合出版、
2年)がある。

応募方法 
 受付フォームで以下のとおりお申し込みください。

 お申し込みの際は、@tokyo-zoo.netおよび@kintoneapp.comからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。なお、お申し込み後に自動返信メールが届かない場合は、井の頭自然文化園教育普及係までご連絡ください。

《こちらの受付フォームからお申し込みください》

 ※外部サイト(kintoneapp.com)に移動します。kintoneapp.comは、トヨクモ株式会社が管理運営するウェブサイトです。今回のプログラム参加者募集に際して応募者の方々からご提供いただく個人情報は、トヨクモ株式会社が管理するサーバーに厳重に保管し、目的のための使用終了後、すみやかに削除するなど、厳正かつ適正な運用をおこないます。

【問い合わせ先】井の頭自然文化園 教育普及係
        0422-46-1100(代表) ※受付時間は9:30〜17:00
【締    切】2025年2月9︎日(日︎)送信分まで有効

身近な水辺保全講演&観察会「これからもずっと あなたのとなりのヒキガエル」

  • 開催日
    2025年3月2日(日)
    時間
    13:00〜15:45
  • 料金など
    対象:小学3~6年生とそのご家族17組(1グループ3人まで) 持ち物:汚れてもよい服装、長靴、タオル、念のための着替え
    お問い合わせ
    0422-46-1100 ※受付時間は9:30〜17:00
    会場

    井の頭自然文化園

    〒180-0005 武蔵野市御殿山1-17-6

    JR中央線・総武線、京王井の頭線、各線の「吉祥寺駅」南口(公園口)から徒歩約10分

  • プログラム
    (1)ふしぎがいっぱい、ヒキガエルのひみつ:カエル先生の研究のおはなし 岩井氏の研究のテーマも交えながらカエルのなかまの特徴やヒキガエルのすむ環境などを紹介。 (2)都心の水辺でヒキガエルをさがそう 「いきもの広場」の池で、ヒキガエルの卵塊を観察。 ※当日の天候等により内容を変更する場合があり。 (3)ヒキガエルに大接近:体の特徴を見てみよう 井の頭自然文化園の職員と一緒に、園で飼育しているヒキガエルをじっくり観察。 (4)ヒキガエルがすみやすいのはどんなところ? ヒキガエルをとりまく現状についてお話を聞き、ヒキガエルを守るためにできることを考える。