武蔵野市平和の日条例制定10周年記念事業 大石芳野写真展 瞳の奥に-戦争がある-

大石芳野(おおいし よしの)

大石芳野写真展 瞳の奥に-戦争がある-

写真家・大石芳野は約40年余りにわたり、戦争の犠牲になった人々を取材し、悲惨な傷跡に苦しむ声に向き合い、レンズを向けることで、平和の尊さを問い続け、子どもたちの悲しみやつらさ、悔しい思いを全身で受け止め、その未来をもカメラに収めて来た。本展では、戦禍に苦しむ世界の子どもたち、そして、武蔵野市内をはじめ、少年少女時代に第二次世界大戦の犠牲となり、苦しみを抱えつつも戦後を生き抜いてきた国内の人々の姿が取り上げられる。

武蔵野市平和の日条例制定10周年記念事業とは

武蔵野市は、昭和19年、「中島飛行機武蔵製作所」を標的に市内に初めて空襲のあった「11月24日」を「武蔵野市平和の日」と定めている。市は平和都市として未来の子どもたちに平和な世界を継承していくために、戦争の悲惨さと平和の大切さを発信し続けていくことが必要であると考え、さまざまな平和事業を行っている。今回の展示はそのひとつとして位置づけられており、(公財)武蔵野文化事業団、武蔵野市、武蔵野市非核都市宣言平和事業実行委員会の共催として、吉祥寺美術館にて開催される。

休館日

10月27日・11月25日

関連イベント

大石芳野によるスライドトークショー&創作能「長崎の聖母」 

被爆マリア像 (長崎、1998年)
出典:http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/exhibitioninfo/2021/09/10.html
青木健一(あおき けんいち)

内容

第1部:大石芳野による展覧会出品作品のスライドレクチャー

第2部:青木健一による「長崎の聖母」のレクチャーおよび上演

長崎の聖母…「被爆マリア像」をイメージして作られた、観世流の創作能。テーマは、平和への祈り。2005年に浦上天主堂で初演以来、ニューヨークやボストンなどでも上演されている。(今回は見所を厳選したハイライト上演となる。)

日程

2021年10月30日 18:30~20:00

会場

吉祥寺シアター(東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目33−22)

出演

大石芳野

青木健一(観世流シテ方能楽師)

料金

300円

定員

80人(全席指定)

チケット予約

10月2日 10:00受付開始

(公財)武蔵野文化事業団チケット予約 TEL0422-54-2011(9:00-20:00)

インターネット予約 https://yyk1.ka-ruku.com/musashino-s/

問い合わせ

講演内容・展覧会について(吉祥寺美術館:0422-22-0385)

チケットについて(吉祥寺シアター:0422-22-0911)

むさしのティーンズday

むさしのティーンズdayの日は中学生・高校生は展示を無料で鑑賞できる。

美術館カウンターにて、学生証または年齢を証明できるものの提示が必要。

日時

11月3日

武蔵野市平和の日条例制定10周年記念事業 大石芳野写真展 瞳の奥に-戦争がある-