いしかわじゅんと猫ともだち 2022 ネコトモ
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12:00 pm〜9:00 pm
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いしかわじゅん
今日は2月18日。旧五日市街道沿いを歩いていると、リベストギャラリー創の前になにやら人だかりが……。
それもそのはず。本日は大人気「ネコトモ展」の開催日なんです。オープン前から整理券が配布されるほど、会場は大勢のお客さんでにぎわっていました。
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Toggle今回で5回目の開催となる「ネコトモ展」。ギャラリーに入ると所狭しと作品が並べられています。ネコトモに出展されている作家さんは、いしかわじゅんさんを始めとするそうそうたる顔ぶれです。
いしかわじゅん先生の作品に登場するネコといえば「正太郎」「ミミ」「ルリ子」の3匹。イラストはもちろん、絵葉書やポーチ、Tシャツなども展示されています!3匹のネコたちの愛らしい姿は、私達の心もほっこりさせてくれますよね。
いしかわじゅん先生の作品以外にも漫画家・浅田弘幸先生の「ホテルギンゾーナ」や人形作家・市川こずえさんの文化人形、以前取材させていただいたミャゴレグノさんの作品など、多種多様なネコ作品がいっぱいです!
ネコトモ店オープン直後人気だったのが香月舎さんの陶器作品達。ネコトモ皆勤賞という香月舎さん。作品のネコはとっても可愛らしく、人気なのもうなずけます!
イラスト、陶芸、彫刻、人形、アートバッグ、etc……。バラエティ豊かな作品に囲まれたギャラリーへ行けば、楽しい気持ちになること間違いなし! ネコへの「好き」にあふれた幸せな空間でした!
今回で5回目となる「ネコトモ展」を主催するいしかわじゅんさん。大学三年生の頃から吉祥寺に住み始め、もう50年近くも吉祥寺に住んでいらっしゃるそうです。そんないしかわじゅんさんに吉祥寺の魅力をうかがうと、「コンパクトさ」を挙げてくれました。
「街から出なくてもいいというのがあんまり時間がない漫画家にはちょうどいいんだよね。大抵のことは街の中で済んじゃうから。それと、善福寺公園と井の頭公園がある。あとこのあたりには画材屋があったんだよ。大きい画材屋っていうのがなかなかないんだけど、吉祥寺にはうちから歩いていけるところにあったんだ」。
現在は吉祥寺だけでなく沖縄にも拠点を持ち、月に一週間ほどは沖縄で過ごす2拠点生活を送られているいしかわじゅんさん。現在毎日新聞で連載中の4コマ漫画「桜田です!」をはじめとした作品にはよくネコが登場します。その理由にあげてくれたのがネコの「気まぐれさ」です。
「実家では犬もネコも飼っていたから両方とも好きなんだけどね。犬はやっぱりサービス精神があるから、向こうから遊んでくれとアピールしてくる。でもネコはいう事聞かないし、気まぐれだからねぇ。それが面白いと思いますね」。
そんなネコの魅力がいっぱい詰まった「ネコトモ展」。最後に今回の展示について聞くと、作家さんも熱意にあふれていて、たくさんの作品を出展してくれると嬉しそうに話してくれました。
「作家さんも年々腕があがってきていて、技術的なところも上がっているんだけど、モチベーションがドンドン高くなっていてね。新しいものを作ってきたり。最初はもっとお気楽なつもりだったのに、もう最近レベル高すぎて笑 ちょっと困っちゃうくらいです笑 年々レベルアップが続くので、どこまで行くのか、楽しんでもらえればと思います」。
開催初日から大勢の人が訪れる「ネコトモ展」。実際に訪れ、お話を聞いてみると、その人気もうなづけるほどのネコ愛にあふれた空間が広がっていました。いしかわじゅんさんも気さくにお話してくださり、その人柄も展示に反映されているように思います。
たくさんの作家さんによるバラエティ豊かなネコ作品を観ることができるのは2月27日(日)まで。土日には混雑が予想されるそうなので、新型コロナウイルス感染症対策をしっかり取り、密を避けて楽しんでくださいね。
浅田弘幸
いしかわじゅん
市川こずえ
井筒啓之
小野寺光子
香月舎
上條淳士
川上由香
木原庸佐
森川幸人
三星玲子
ミャゴレグノ
やまだないと
横山宏
1975年に創刊し、2022年3月で創刊47年を迎える週刊きちじょうじ。吉祥寺のおいしいグルメ、カルチャー、話題のトピック、ニュースがわかる、吉祥寺で暮らす人のためのタウン誌のオンライン版です。