今年の秋、ショパン・コンクールなど世界の名門コンクールが名を連ねる「国際音楽コンクール世界連盟」に加盟する2つのコンクールがここ武蔵野で開催されることをご存知ですか？
9月には「第9回 武蔵野市国際オルガンコンクール」が、10月には「第13回 国際オーボエコンクール・東京」が武蔵野市民文化会館で開催されるんです。

同時期・同会場で2つの国際コンクールが開催されるというのは世界的にも稀有な機会。そんな珍しい機会をより楽しめるようにと、オルガンとオーボエの両方を一度に堪能できる一挙両得な記念コンサートが開催されます！

それが「オーボエ×オルガン 国際音楽コンクール2023　開催記念コンサート」！
このコンサートを観れば、秋の国際音楽コンクールをもっと楽しむためのポイントがわかりますよ！

アーティスト陣もこのコンサートにぴったりな方々ばかり！ 早速みていきましょう！

豪華アーティストたちが披露するオーボエ・オルガンの魅力とは

「オーボエ×オルガン 国際音楽コンクール2023 開催記念コンサート」は、「第9回 武蔵野市国際オルガンコンクール （主催：第9回武蔵野市国際オルガンコンクール組織委員会）」と「第13回 国際オーボエコンクール・東京 （主催：ソニー音楽財団）」の開催を記念して、武蔵野市民文化会館にて2023年8月6日（日）に開催されるコンサートです。
素晴らしいアーティストたちが演奏とともにオーボエ・オルガンの魅力を伝えてくれるんですよ。

オーボエの魅力を見せてくれるのは高橋鐘汰さん。なんと10歳からオーボエを始め、高校卒業後にはドイツへ渡ったんだとか！ カールスルーエ音楽大学を経て、フライブルク音楽大学大学院に進学。高橋さんは仙台フィルハーモニー管弦楽団でオーボエ奏者をされています。
「第12回 国際オーボエコンクール・東京」では奨励賞を受賞する他、「第71回プラハの春 国際音楽コンクール審査員特別賞」受賞、「第19回キエリ国際音楽コンクール最高位（第2位）」入賞など、国内外のコンクールで多数受賞されているんですよ！

また、ゲストとして荒木奏美さんもオーボエで素晴らしい演奏を披露してくれます。荒木さんは9歳から吹奏楽部でオーボエを始め、東京藝術大学を首席で卒業！ また、大学在学中の2015年に東京交響楽団のオーディションに合格し2023年3月まで首席奏者を務めていました。「第11回 国際オーボエコンクール・軽井沢」ではアジア勢で初となる第1位［⼤賀賞］をはじめとした数々の賞も受賞されており、その実力は折り紙付きですよ。

オルガン奏者としてステージに立つのは千田寧子さん。東京音楽大学在学中よりオルガンをはじめ、東京藝術大学オルガン専攻卒業。同大学院にて修士課程を修了されました。「第8回武蔵野市国際オルガンコンクール」にて第4位および聴衆賞などの音楽賞を受賞されている他、コンサートへの出演や大学講師など、様々な活動を行われているオルガニストさんなんですよ。

そして、大野瑞穂さんがピアノを務めます。大野さんは武蔵野音楽大学卒業、同大学院を修了した後、ドイツ・カールスルーエ音楽大学を最優秀でディプロマ課程修了、およびソリスト課程を経てドイツ国家演奏家資格を最優秀で取得されました。
多数のコンクールで入賞されており、ソリストとして武蔵野音楽大学管弦楽団や、バーデン・バーデンフィルハーモニーと共演されています。
ちなみに、大野さんは「第12回 国際オーボエコンクール・東京」では公式伴奏者を務めていました。今回の開催記念コンサートのピアノを担当するにあたり、最も適任なピアニストさんといえるかもしれませんね。

お気づきでしょうか？ 今回出演されるアーティストさんはみな、「武蔵野市国際オルガンコンクール 」か「国際オーボエコンクール」に関わられているんです！ 受賞者・伴奏者が楽器の魅力・演奏の見どころを直接伝えてくれたら、本番のコンクールをより楽しむポイントもわかってきそうですよね！

武蔵野で同時期かつ同会場で2つの国際コンクールが開催されるという稀有な機会の前にコンクールへの期待も高まってしまうというもの！
そんな国際コンクールの開催に先駆け、このコンサートでオーボエとオルガンの魅力に触れておきましょう！きっと秋のコンクール本戦の凄さがわかるようになりますよ！