【劇団め組「走れメロス」】メロスが教えてくれた勇気と友情……覚えていますか?【前売完売】

みなさん、初めての演劇鑑賞はいつでしたか? 「演劇」という言葉は大仰に聞こえるかもしれませんが、幼稚園や小学校のお芝居も演劇の一つ。人によってはヒーローショーに連れて行ってもらった、なんて思い出があるかもしれませんね。
子供の頃に観た演劇はお芝居の旨さやセリフの面白さ以上に、まるで自分もその物語の一員になったかのように劇に巻き込まれることに楽しさを見出していたのではないかと思います。

そんな演劇を大人になった今観たらどんな感想を持つのでしょうか。「子供の頃に観たものだから幼稚なお話だったに違いない」なんて思っていませんか? あの頃観た物語は、幼かった私達に普遍的で大切なことを伝えてくれていたんです。

6月24日(土)に武蔵野芸能劇場にて上演される劇団め組「走れメロス」はその価値をもう一度認識させてくれるでしょう。子供時代の観劇に思いを馳せつつ、もしかしたら忘れてしまっているかもしれない物語が伝えてくれる価値を再確認してみませんか?

小・中学生時代の観劇体験をもう一度! 普遍的な価値がそこにある!?

「劇団め組」さんは昭和59年から全国の会館や小・中学校で世界の名作を巡回公演されている劇団です。“愛と感動を届けよう”という思いのもと、『愛とは、友情とは、そして勇気や真の正義とは一体何か』といった人間としての普遍的なテーマを持つ世界の名作を劇化して上演しています。
子供向け以外にも、一般公演を行ったり、吉祥寺を拠点とするエンターテイナーによるパフォーマンスショー「キチジョイ!」や吉祥寺で繰り広げるファッションショー「吉祥寺コレクション」にも参加したりと、吉祥寺の街と縁の深い劇団です。

そんな劇団め組さんが今回一般向けに行う演目は太宰治によって書かれた名作「走れメロス」。もしかしたら学芸会で演じたことがある人もいるかも知れませんね。邪知暴虐な王に立ち向かう勇気やセリヌンティウスとの友情など、正義と友情のために奮闘するメロスの姿に胸のすくような作品です。劇団め組さんの小・中学校巡回公演の中でもロングランで好評を集めているそうです。

そんな劇団め組さんの「走れメロス」ですが、一般向けに公開されるのは今回が初めてなんだとか。
上演には劇団め組の看板俳優である新宮乙矢さんと藤原習作さんも出演して、見応えも十分! 弱い心に打ち勝ち、どんな困難も乗り越えていくメロスの姿をプロの俳優さんたちがどう演じるのかに注目しましょう!