吉祥寺プラザ
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- 住所
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〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目11−19
吉祥寺っ子に愛され続けてきた映画館「吉祥寺プラザ」が、館内設備の老朽化を理由に閉館すると、9月12日付けのTwitter(X)で発表しました。吉祥寺プラザといえば、近年ではアニメ「呪術廻戦」にも登場し注目を浴びた、吉祥寺を象徴するアイコンのひとつ。Twitter(X)でも惜しむ声があがっています。
https://x.com/kichi_plaza/status/1701420020373622867?s=20
館の興行は来年1月末まで通常通り続くとのこと。閉館を惜しみ、足を運ぶファンが絶えない年末年始になりそうです。
吉祥寺プラザは、サンロード商店街を抜けたところ、五日市街道沿いにある1スクリーンの映画館。前身は1956年開館の「吉祥寺東映」。ファミリー向けのラインナップが多く、近年は「名探偵コナン」でお世話になった方も多いかもしれません。東宝系の宮崎駿作品「もののけ姫」を上映するために「吉祥寺プラザ」に館名を変更するなど、アニメファンにとって欠かせない熱い動きを率先して取れる映画館であり続けたことも、語り継がれるべき吉祥寺プラザさんの功績といえるでしょう。
スタジオジブリの歴史より:
いまどき流行らない時代劇、製作費が従来の倍の20億円、そしてライバルは「ロストワールド・ジュラシックパーク」。普通に考えたら回収は不能です。しかし、時代劇は宮崎監督長年の念願でした。彼の年齢やスタッフ編成などを考えると、作るなら今しかない、という状況でした。
https://www.ghibli.jp/history/
吉祥寺プラザでは現在は「春に散る」(瀬々敬久監督作品)が公開中。9月29日からは、かわぐちかいじ原作の「沈黙の艦隊」(吉野耕平監督作品)、続けて12月22日からは『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』(片桐崇監督作品)の上映が予定されています。
日本映画映像文化振興センター
「館主さんを訪ねて 第010回 「吉祥寺プラザ」専務取締役 平野一郎さん」
http://www.eibunsin.com/manager/010.html
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目11−19
1975年に創刊し、2022年3月で創刊47年を迎える週刊きちじょうじ。吉祥寺のおいしいグルメ、カルチャー、話題のトピック、ニュースがわかる、吉祥寺で暮らす人のためのタウン誌のオンライン版です。