本屋の中で「旅」しよう! 日本旅行作家協会設立50周年展「世界の街々と人々」@街々書林

2023年6月に吉祥寺の中道通りにオープンした「街々書林 Books & Gallery」。旅にまつわる本や雑誌、雑貨を販売しているユニークな書店です。店内奥には貸ギャラリーがあり、作品展示や販売も行っています。 「旅」というテーマで集められた書籍を見回すと「NHK語学テキスト」も並んでいます。なるほど、たしかに語学も「旅」には必要になりますよね! ほかにも「電車の旅」にはかかせない「時刻表」も毎月入荷。吉祥寺にゆかりのある太宰治をとりあげた「太宰治マップ」など、吉祥寺にちなんだ書籍などもラインナップされていますよ。

入り口に貼られた店内見取り図。店内を見ているだけでも旅した気分になれる…!
時刻表も毎月入荷。「旅する本屋」街々書林で買うとより旅を楽しめそう!
レジ前の平台には2023年に売れた本TOP10が並んでいました。高校で使う「地図帳」などがランクインするなど、街々書林ならではですね!

そんな街々書林のギャラリーにて、日本旅行作家協会による作品展「世界の街々と人々」が開催されます。 日本旅行作家協会とは、旅行に関連した仕事をする作家、編集者、写真家などの団体です。創立時、初代会長を斎藤茂太氏が務め、第2代会長は兼高かおる氏(『兼高かおる世界の旅』で有名ですよね)、現在の会長は下重暁子氏が務めています。

今回の展示は、日本旅行作家協会設立50周年の記念事業。旅行作家の方々による写真や絵画、イラストレーションが並びます。旅に関する本を執筆してきた「旅行作家」でもある街々書林の店主、小柳さんも作品展に出展されます。

ようやく気軽に旅に行けるようになったとはいえ、世界中を旅してきた日本旅行作家協会の展示を吉祥寺で見られる機会はなかなかないのではないでしょうか? 「旅の専門家」の視点で撮られた写真や絵画、どんな展示になるのか楽しみですね! 実際の旅ももちろん素敵ですが、旅の本に囲まれながら、絵や写真の中を旅するのも楽しそうです!

旅する本屋「街々書林」、旅に関する本をお探しの方はぜひ!

世界の街々と人々

日本旅行作家協会設立50周年の記念事業として、会員有志による写真、絵画、イラストレーションの作品展。

  • 開催日
    2024年1月24日(水)〜2月4日(日)※月・火曜定休
    時間
    12:34~18:00
  • 料金など
    無料
    会場

    街々書林 Books & Gallery

    〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町3-3−9

  • 出演
    出品者(敬称略、五十音順) 小澤里江、片山邦夫、川口築、小谷明、小柳淳、隅田香織、種村国夫、種村実穂、冨部久、野口正二郎、林莊祐