祝!井の頭自然文化園開園82周年! 2024年5月14日に入園6,000万人を達成!

2024年5月14日 井の頭自然文化園のXより

吉祥寺の憩いの場「井の頭自然文化園」。自然豊かな武蔵野市御殿山に位置する、歴史ある施設です。井の頭自然文化園は1942年5月17日に開園し、今年2024年5月17日にめでたく開園82周年を迎えます。文化園では5月18日(土)と19日(日)に開園82周年イベントを実施します。また今年2024年5月14日に、開園以来の累計入園者数が6,000万人を達成しました。6,000万人達成を記念し、来園者への感謝の気持ちを込めたプレゼント企画も実施されます。開園記念と6,000万人入園の2つのお祝いが重なる井の頭自然文化園。記念イベントを楽しんじゃいましょう!

井の頭自然文化園の歴史をたどる。6,000万人入園までのカウントダウン

井の頭自然文化園は1942年5月17日に「行楽の間に自然科学の知識普及の向上に寄与する」という目的のため開設されました。入園者の数とともに文化園の歴史を振りかえってみましょう。

1963年度に入園者1,000万人を達成

今もなお吉祥寺の街でシンボルとなっているゾウの「はな子」は1954年に来園しました。はな子の姿は、吉祥寺駅北口駅前広場の銅像でもうかがい知ることができます。1963年度に入園者1,000万人を達成し、翌年の1964年には文化園内に現在の資料館が完成しました。この資料館は2024年も現存しており、2024年9月1日まで特設展示「ようこそデザニャーレ」が開催中です。

1973年度に入園者2,000万人を達成

1970年代は野生動物の研究や環境保護運動が活発になり、絶滅危惧種を動物園で増やして守るという考え方が広がっていきました。文化園では1972年に完成したサル山の改修が行われ、人工的なデザインから森を模した擬木が並ぶ岩山になりました。

1983年度に入園者3,000万人、1993年度に4,000万人を達成

1980年代に動物病院や正門などがリニューアルし、文化園内の施設の充実が計られました。また、1985年に奥多摩で保護された子リス4頭が来園し、ニホンリスの飼育繁殖技術の確立をめざす構想がスタート。リスを間近で観察できる文化園の人気スポット「リスの小径」へとつながっていきます。

入園者4000万人を達成した1993年度は、A館・B館・アトリエ館・屋外展示からなる現在の彫刻園が完成しました。その後、武蔵野の面影を残す大放飼場のリニューアル、ツシマヤマネコの保全に向けた事業準備など、現在につながる文化園のすがたがつくられていきました。

2010年度に入園者5,000万人を達成

2011年3月11日の東日本大震災発生時は、都立動物園・水族園が連携し被災地の施設を応援しました。園内ではこの頃から「ドリームナイト・アット・ザ・ズー」「いきもの広場」など、より多様な教育普及事業が始まりました。そして、今年2024年度、入園者6,000万人達成が見込まれています。

井の頭自然文化園開園82周年&累計入園者数6,000万人記念イベント

2024年5月18日(土)と19日(日)に開催される開園82周年記念イベントでは、文化園周辺のお店が集まったマルシェや、ユニクロ吉祥寺店とのコラボ企画「おえかきZOO」などワクワクする企画が盛りだくさんです。累計入園者数6,000万人達成を記念して、限定デザインのステッカーもプレゼントされますよ! なお、開園記念日の5月17日(金)は無料で入園いただけます。井の頭自然文化園のお祝いイベント、きっと楽しい時間を過ごすことができるでしょう。

井の頭自然文化園

  • 営業時間
    開園時間 9:30~17:00
    定休日
    月曜日(月曜日が国民の祝日や振替休日、都民の日の場合は、その翌日が休園日)/年末年始(12月29日から翌年1月1日) ※一部の月曜日を開園することがあります。 ご来園前に必ず井の頭自然文化園のWebサイトでカレンダーをお確かめください。
    予算/価格帯
    一般 400円(年パス1,600円) 中学生 150円 65歳以上 200円(年パス800円)
  • 電話
    0422-46-1100 井の頭自然文化園管理係
    住所

    〒180-0005 武蔵野市御殿山1-17-6

    JR中央線・総武線、京王井の頭線、各線の「吉祥寺駅」南口(公園口)から徒歩約10分