2024年は三の酉までやるよ! 冬の風物詩、武蔵野八幡宮「大酉祭」

毎年恒例の冬の風物詩、武蔵野八幡宮の「大酉祭」。11月の酉の日(とりのひ)に行われる「大酉祭」は、商売繁盛や家内安全、開運招福を祈願するお祭りで、「酉の市(とりのいち)」や「お酉さま(おとりさま)」とも呼ばれています。

昨年2023年は二の酉まででしたが、2024年は三の酉まで行われます! 2024年の酉の市の日程は、一の酉が11月5日(火)、二の酉が17日(日)、三の酉は29日(金)に行われます。当日は武蔵野市の無形文化財である「むさしのばやし」の演奏や縁日屋台、熊手を販売するお店が並び、賑わいを見せます!

商売繁盛・家内安全・開運招福を祈願する酉の市!

2023年に購入した週きち編集部の熊手。ねこちゃんのデザインに一目惚れ!

大酉祭は毎年11月に日本各地の神社や寺院で行われる伝統的な縁起物の市。商売繁盛や開運を願う行事として広く親しまれています。開催日は11月の「酉の日」にあわせて行われ、年によって1日、2日、または3日と変動します。酉の日は12日ごとに巡ってくるため、日程もその年によって異なります。

酉の市の見どころは、なんといっても「熊手市」ですよね! 商売繁盛や家庭円満を願い、華やかに装飾された熊手がずらりと並びます。熊手は福をかき集める縁起物として古くから親しまれており、店ごとに個性豊かなデザインが楽しめるのも魅力です。熊手を購入した方への威勢の良い手締めも、楽しみの一つです!

また、熊手のサイズや飾りの豪華さを少しずつ大きくして「縁起を担ぐ」という風習もあり、毎年訪れる人々は前の年よりも一回り大きな熊手を購入することで、さらなる発展を願います。

週きち編集部でも昨年より大きい熊手が買えるといいな〜!

武蔵野八幡宮 大酉祭では「むさしのばやし」の演奏も

秋まつりでの演奏を行う「むさしのばやし」

吉祥寺の氏神様である武蔵野八幡宮の大酉祭では、武蔵野市の無形文化財である「むさしのばやし」の演奏も行われます。吉祥寺秋まつりでも披露され、お祭りを盛り上げていたのが記憶に新しいですよね!

むさしのばやしは今から160年以上前、1862年(文久2年)に誕生しました。武蔵野八幡宮のお祭りを賑やかにするためにうまれたお囃子と言われています。当時は「吉祥寺囃子(きちじょうじばやし)」と呼ばれており、伝統あるお囃子を後の世代に伝えていこうと、武蔵野市は1971年(昭和46年)に市の無形民俗文化財に指定。その際、名前を「吉祥寺囃子」から「むさしのばやし」としました。

テンポが速く威勢のよさが特徴のむさしのばやし。大酉祭とともにその音色にも耳を傾けてみてくださいね。

むさしのばやしの詳しい解説はこちらの記事でも読むことができます!
華やかな熊手を見るだけでもきっと楽しめますよ〜!
当日は縁日も並び賑わいを見せます!

武蔵野八幡宮 大酉祭

吉祥寺の武蔵野八幡宮で行われる大酉祭は、毎年恒例の冬の風物詩。2025年の今年は11月29日(金)の三の酉まで行われます。

  • 開催日
    一の酉:2024年11月5日(火) 二の酉:2024年11月17日(日) 三の酉:2024年11月29日(金)
    時間
    10:00〜22:00
  • 会場

    武蔵野八幡宮

    〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町1-1-23

    JR中央線・総武線・京王井の頭線・東京メトロ東西線「吉祥寺駅」 徒歩10分

  • 出演
    武蔵野市指定文化財「むさしのばやし」
    プログラム
    縁日、「むさしのばやし」による演奏