吉祥寺 菊屋 吉祥寺本店
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- 営業時間
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10:00〜20:00
- 定休日
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1月1日
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- 電話
- 住所
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〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-7-8
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全国のファッションビルなどでよく見かける雑貨屋さん「吉祥寺菊屋」。その看板を見るたびに、なぜ“吉祥寺”ってついているの? と、ずーっと疑問を持っていました。吉祥寺に根付く週きちとしては、この疑問を解決しないわけにはいきません・・・ということで!今回は吉祥寺菊屋さんを取材してきましたよ!
ダイヤ街商店街の中でも「よくここを通る!」という方も多いのではないでしょうか。
「器」の文字が目に飛び込んでくる吉祥寺菊屋。(お向かいのお茶屋さん「山利屋(やまりや)」のお茶の香りとセットで思い浮かぶ方もいるかもしれません。)
ここは吉祥寺菊屋の本店で、なんと開業75周年!地元のみなさんに愛され続けている吉祥寺の名店のひとつです。
吉祥寺菊屋は“日々の生活に楽しさと豊かさを”をモットーに「生活提案型ライフスタイルショップ」として、和食器・洋食器・漆器・ガラス器・キッチン雑貨・インテリア雑貨を取り扱っています。
店舗にある商品の多くは、その店舗の店長独自の仕入れによるもの。その地域やお客様のニーズに合わせた品揃えとなっており、食器・様々なキッチン雑貨商品を提供することで、人々の暮らしに彩を添え、日々の生活を“より楽しく”“より豊か”な気持ちになれる、そんなお店作りを目指しています。
さっそく、菊屋についてお話を伺っていきましょう!
ー「吉祥寺菊屋」の名前の由来はなんでしょうか?
菊屋の歴史は古く、大正時代から移動しながらの食器の行商をしており、今から97年前の1927年(昭和2年)に東京都立川市に店舗を構えて法人として設立されました。
現在の「吉祥寺菊屋」は75年前の1949年(昭和24年)に暖簾分けにて誕生しました。
吉祥寺の地に最初の店舗を構え、そこに元々の屋号「菊屋」を合わせて「吉祥寺菊屋」となりました。
ー全国にたくさんの店舗を展開されていますが他店舗と本店の違いはどんな点ですか?
吉祥寺菊屋はどの店舗も地域のお客様の声を大事に考えています。そのお声をもとに、店舗ごとに品物を変え地域の皆様に合わせたお店づくりをしています。なかでも吉祥寺本店は、吉祥寺の「街の食器屋」として長くお客様にお越しいただいているお店です。和食器を中心に、キッチン雑貨やお弁当雑貨にも力を入れ、何かお探しのものがある方に「吉祥寺菊屋に来ればあるかも」と思ってもらえるような品揃えを意識しています。
ー吉祥寺でお店を続けていくことで大変なこと、嬉しいことはなんですか?
近年、吉祥寺には多くの外国人旅行客がいらっしゃっています。外国人のお客様に言葉がうまく伝えられない時などは、歯がゆい思いをすることもあり大変ですが、ツアーガイドでも日本のお土産の購入先として菊屋を紹介いただいていているようで、日本の食器店として知ってもらえることは喜ばしいです。
嬉しいこととしては、吉祥寺に長くお店を構えていることで、近くにお住いの馴染みのお客様とお話ししたり、吉祥寺を離れてから久しぶりにお立ち寄りいただいた方がお声がけしてくださったりすると、とても励みになります。
ーお客様との印象的なエピソードや思い出に残っている出来事はありますか?
買っていただいた商品を使ってみたご感想を、後日お客様が教えてくださることがあります。
そのような貴重なお声を聞けると参考になりますし、喜んでくださってる姿を拝見すると自然とこちらも笑顔になります。
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Toggle地元の方はもちろん、外国人のお客様も多く訪れる吉祥寺菊屋本店。取材中も店内に英語が飛び交い、外国人のみなさんも日本の雑貨に目を輝かせていました。
さて、多くの商品が並ぶ吉祥寺菊屋。店長の田野さんにオススメ商品を教えてもらいました!
「素敵!」「使いやすそう!」「あの人へのギフトにぴったり!」「これはひとつ持っておきたい!」などワクワク感がとまらない吉祥寺菊屋本店。品数に圧倒されるだけでなく、お店に並ぶひとつひとつの商品が見る人の目を惹きつけます。
「これは一度足を踏み入れたら絶対にまた来ちゃう!」と思ってしまう吉祥寺菊屋本店でした。
それでは最後に、吉祥寺菊屋さんからいただいたメッセージです!
吉祥寺菊屋は街の食器屋として、皆様の普段使いにはもちろん、大切な方への贈り物にもぴったりな食器や生活雑貨を幅広く揃えてお待ちしております。
ぜひお気軽にお立ち寄りください。
【写真=編集部撮影】
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-7-8
1975年に創刊し、2022年3月で創刊47年を迎える週刊きちじょうじ。吉祥寺のおいしいグルメ、カルチャー、話題のトピック、ニュースがわかる、吉祥寺で暮らす人のためのタウン誌のオンライン版です。