武蔵野の風景を描く日本画家・樋田礼子さん、2025年春の展覧会情報
武蔵野市在住の日本画家・樋田礼子(といだあやこ)さんが、3つの展覧会に作品を出展します。樋田さんは、2024年の『再興第109回院展』で、日本美術院賞(大観賞)と都知事賞を受賞した実力派。井の頭池をモチーフにした「井の頭」シリーズを通じて、身近な生き物や植物が織りなす生命の輝きを描き続けています。
今回は、新旧の作品をそれぞれ異なるテーマで展示。吉祥寺や銀座、日本橋で開催される展覧会で、樋田さんの繊細かつ力強い世界をぜひご覧ください。

1. 武蔵野美術家協会展
武蔵野市吉祥寺美術館で開催中の「第46回 武蔵野美術家協会展」に出展中。27人の日本画・洋画家による展示です。樋田さんは、2023年春の院展に出品した「井の頭(8)-生生-」を展示。水草・ツツイトモを描いた作品です。
会期:3月20日(木)〜25日(火)
時間:10:00〜18:00(最終日は16:00まで)
会場:武蔵野市吉祥寺美術館 市民ギャラリー(コピス吉祥寺A館7階)
2. 第80回 春の院展(奨励賞受賞作を展示)
日本橋三越本店で開催される「第80回 春の院展」では、樋田さんの奨励賞受賞作「井の頭(12)-朝-」が展示されます。井の頭池の葦とゴイサギの幼鳥を描いた作品です。
会期:3月26日(水)〜4月7日(月)
時間:10:00〜18:30(19:00閉場、最終日は16:30まで)
会場:日本橋三越本店 本館7階 催物会場
入場料:一般500円、大学・高校生300円、中学生以下無料
3. 「私の中のBlue展」
銀座の「画廊宮坂」で開催される6人のグループ展「私の中のBlue展」にも出展。樋田さんは、水草とカイツブリを描いた作品を展示予定です。
会期:4月14日(月)〜4月19日(土)
時間:11:00〜18:00(最終日は17:00まで)
会場:画廊宮坂(銀座7-12-5 銀星ビル4階)