吉祥寺村立雑学大学
2074回(2021/05/15)レポート『SPオリジナル盤で聴く昭和歌謡史No.43特番・服部良一(戦後編)』戦後は強烈なリズムのブギの曲で歌謡界を席巻
====== 本記事は、雑学大学に参加された方によるレポート記事です ======
服部良一:平成5年1月逝去(享年85歳)。昭和44年紫綬褒章その後勲三等瑞宝賞受賞、没後作曲家としては古賀政男に次いで二人目の国民栄誉賞を授与される。作詞家として村雨まさをの名がある。息子服部克久(令和2年没82歳)、孫服部隆之と音楽一家。
①「幸運の仲間」サトウハチロー詞・榎本健一/池真理子唄昭和21年
②「銀座セレナーデ」村雨まさを詞・藤山一郎唄21年
③「夜のプラットホーム」奥野椰子夫詞・二葉あき子唄22年
④「白薔薇の歌」藤浦洸詞・高峰三枝子唄22年
⑤「東京ブギウギ」鈴木勝詞・笠置シヅ子唄以下23年
⑥「大阪ブギウギ」藤浦洸詞・笠置シヅ子唄
⑦「東京の屋根の下」佐伯孝夫詞・灰田勝彦唄
⑧「アデュー上海」藤浦洸詞・渡辺はま子唄
⑨「三味線ブギウギ」佐伯孝夫詞・市丸唄以下24年
⑩「青い山脈」西条八十詞・藤山一郎/奈良光枝唄
⑪「銀座カンカン娘」佐伯孝夫詞・高峰秀子唄
⑫「花の素顔」西条八十詞・藤山一郎/安藤まり子唄
⑬「午後二時のブルース」藤浦洸詞・小川静江唄
⑭「山のかなたに」西条八十詞・藤山一郎唄25年
⑮「銀ブラ娘」藤浦洸詞・美空ひばり唄26年
⑯「恋の蘭燈」西条八十詞・白光唄以下27年
⑰「チャッカリ・タンゴ」村雨まさを詞・久慈あさみ唄
⑱「丘は花ざかり」西条八十詞・藤山一郎唄
⑲「尼寺に和尚さんが」村雨まさを詞・コロムビア服部シスターズ唄28年
⑳「花嫁はどこにいる」飯沢匡詞・中村メイコ/佐田啓二唄30年
㉑「こころの小雨」野村俊夫詞・コロムビアローズ唄31年
㉒「俺はハイティーン」水島哲詞・神戸一郎/コロムビア服部シスターズ唄33年
緊急事態宣言の最中ではあるが、2時間、22曲、時空間を超え戦後昭和歌謡を楽しむ。スナップ写真と歌詞カード付きレジメが有り難い。
(文:佐藤博信)