むさしの地区外環問題協議会 :第16回 総会「明日は我が身」

むさしの地区外環問題協議会 :第16回 総会(6月26日) 報告

参加者:45名、市内34名(市議会議員10名、市職員3名)市外11名

第2部で、菊地春代さん( 外環被害住民連絡会・調布 共同代表)の 「陥没空洞事故 調布市では何が起きていたのか 被害者の声を聞く ~国土交通省・ネクスコ東日本 対応の実態は~」の講演がありました。外環工事は、地上部には、何も影響のない安心・安全であることが大前提の「大深度法」によって進められてきました。ところが、報道でも大きく取り上げられた、調布の住宅地での陥没事故により、その大前提が崩れました。住民がかねてより指摘していた懸念が現実となったのです。南町には陥没地域に似た地質があると指摘されています。この陥没は、調査をして補償するなどの対処ではすまない「大深度法」そのものに焦点を当てていかなければならない大きな問題です。

今までは、計画線上の方々の不安でしたが、この事故で地域全体の問題になりました。すでに工事の被害者になられて、安心安全な生活を奪われてしまわれた方のお話しは、沿線住民にとって、「明日は我が身」のご報告でした。

なお、この会について、後日吉祥寺東コミセンのHPをご覧ください。(報告:小餅)