50年を支えてきた武蔵野市のコミュニティ継続力!「コミュニティ構想50周年記念シンポジウム」

武蔵野市コミュニティ構想50周年記念シンポジウムが、12月19日午後2時から武蔵野公会堂で開催されました。定員を150名に限定して開催。主催者として青木一郎武蔵野市コミュニティ研究連絡会会長(吉祥寺東ユミュニティ協議会代表)と松下玲子武蔵野市長の挨拶で開会しました。小餅友子さんの報告です。

講演として元武蔵野市職員から研究者の道に進んだ天野巡ー(岩手県立大学名誉教授)と大矢美代子(境南コシュニテ協議会元会長)が、武蔵野最初のコミセン奮闘記を語りました。

シンポジウム終了後、関係者が舞台上で記念撮影

本イベントでは、武蔵野市コミュニテイ研究連絡会(研連)と武蔵野市の共催によるシンポジウムがありました。

「コロナ禍を踏まえて改めて感じたことは」という質問に、研連からのパネリスト町田氏は「コロナ禍の3年で、休館が1番心に残っている。地域の集まる場所が無いことに気付き、改めて、正確な情報発信の場、地域の相談場所として地域活動の担い手になることが必要」との言葉があり、頷きました。

市からのパネリスト松下市長からは、「コミセンが使えないことは大変だったと思う。新たな繋がりを生むチャンスになる情報のツールとして、Wi-Fi設置を決めました」という発言がありました。これからのコミュニティ検討委員会の提言にあるように「自主参加、自主企画、自主運営」の自主三原則を踏まえた「協働」でこれからの50年に向けて、新たな一歩を踏み出す契機になりました。(報告:小餅友子)

パネルディスカッション: