武蔵野市くらし地域応援券第2弾、1人あたり5,500円分の配布をスタートへ

武蔵野市と武蔵野商工会議所は、武蔵野市民の暮らしと武蔵野市内のお店を支援するため、「くらし地域応援券」の送付をスタートすると発表しました。一人あたり5,500円分の応援券(割引券)を発行し、世帯ごとにまとめて、令和4年1月中旬から1月31日まで順次送付するとしています。

くらし地域応援券の内容は?

配布対象は、令和3年12月1日時点で武蔵野市の住民基本台帳に登録されている在住市民の方です(外国籍の方も対象)。1人1冊、世帯ごとに送付されます。応援券には500円券11枚、合計5,500円分(大型店を含むすべての取扱加盟店で使えるA券4枚と、大型店では使用できないB券7枚)が入っています。

使い方と、使えるお店は?

お店での購入金額が、税込で1,000円ごとに500円券1枚を使用できます。税込2,000円以上で2枚使用するなど、一度にまとめて使用することも可能です。使用期間は令和4年2月1日(火)から令和4年3月31日(木)まで。期限を過ぎた場合は無効になります。武蔵野市内1,200店舗以上で使うことができます。

詳しくは武蔵野市の特設サイトで確認が可能です。取扱加盟店であれば、診療やお薬代など医療保険の対象となるものでも利用可能です。

武蔵野市くらし地域応援券特設サイト https://musashinooen.jp/use_store

ただし換金性の高いビール券や商品券の購入には使えません。また法律の定めにより、有料ごみ処理袋、粗大ごみシールなどの購入、公共料金の支払いには使うことができません。

消費喚起策をめぐる、これまでの武蔵野市の取組は?

武蔵野市では昨年も5,000円分のくらし地域応援券を配布しており、今回は第2弾の開催。武蔵野市で独自にこのような制度を実施するのは今回が2回目です。初の実施となった第1弾での配布をめぐっては、新型コロナウイルス感染症の影響に対する武蔵野市における支援のあり方が多方面から問われていました。より迅速な支援金等の給付が求められていた中で、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の使いみちとしての適切性や効果検証などが課題となっていました。また、緊急事態宣言下での配布となり不要不急の外出自粛が求められる中での消費喚起となったことも議論を呼びました。

第1弾の実施結果を検証した結果90.3%と使用率が高かったこと、事業者や市民2,000名を対象としたアンケートでも評価する回答が多かったことなどの効果検証結果を踏まえ、今回の第2弾実施が決まりました。今回の予算総額は8億6,531万5,000円で、武蔵野商工会議所が主体となって参加店舗の募集・管理や広報などを行います。

近所でのちょっとしたお買い物や、飲食店でのお食事などに使えるくらし応援券、何に使うか今から楽しみですね!

(執筆:もっくん)

武蔵野市:くらし地域応援券(第2弾)を実施します
http://www.city.musashino.lg.jp/kurashi_guide/shoko_nosei_rosei/shoko/1034527.html