【週末のイベント】梅雨の週末も前向きに過ごせるイベントをご紹介!【手製本・音楽・映画】

気象庁によると関東甲信地方も今日から梅雨入りしたとのこと。天気予報をみるとこの先一週間くらいはパッとしない天気が続いています。ジメッとしてアンニュイな気持ちになる季節かもしれません。

そこでおすすめしたいのが普段行かないイベントへの参加。良い気分転換になりますし、新しい趣味や人との出会いは雨の憂鬱を吹き飛ばしてくれますよ!

今週末は系統の違う3つのイベントが開催される予定です。
一つずつご紹介するので、興味が湧いたイベントに飛び込んでみてくださいね。

【6月10日(土)】自分だけのオリジナル冊子を作ろう! ワークショップ「手製本 和綴じ」

まずご紹介するのは武蔵野プレイスで2023年6月10日(土)に開催されるワークショップ「手製本 和綴じ」。こちらのイベントでは、手製本作家のコイドサチコさんが紙と糸を使った製本の仕方を教えてくれます。

製本といわれると難しそうな印象があるかもしれませんが、意外と簡単なんですよ!
私も過去に一度手製本にチャレンジしたことがありますが、市販のノートや冊子にはない独特な雰囲気が生まれて満足感があったのが思い出に残っています。

今回のワークショップでは、表紙には柔らかな手漉き和紙を、中にはペンでも毛筆でも書ける本文紙を使うとのこと。糸には美しい絹糸が用意される予定なので、様々なバリエーションの冊子を綴じ方を教えてもらいましょう!
冊子の大きさはハガキ大の10×15cmか12×18cmから選べるので、製本した冊子の使い方に合わせて大きさを選びましょう!
俳句手帳や御朱印帳、好きな言葉を書くノートにするのも素敵ですね。

参加の申し込みはメールか電話にて受け付けています。
下記イベント詳細内にメールアドレスと電話番号を記載しています。
メールの場合はタイトルに「プレイス申込 6月10日手製本」、本文に「名前・参加人数・電話番号」を記載して送信してください。
電話での申し込みで留守電になっていた場合は名前・参加人数・電話番号を録音してください。

一度作り方を覚えるとどんどん楽しくなるのが手作り・手芸の楽しいところ。ぜひ「手製本 和綴じ」のワークショップに参加して、手作りの難しさや完成させたときの達成感、使用時の充足感など、新しい喜びを味わってくださいね!

手製本作家 コイドサチコ さんとは

コイドサチコさんは神奈川県出身の手製本作家さん。1枚の白い紙から絵や本を作り、楽しみや思いを伝える仕事をしたいという願いを持たれています。
コイドさんは幼いころから絵本に親しんでおり、なんと10歳の頃には自分でも手製の絵本を作ってみるようになったんだとか!
高校時代に美術部で油絵を描き始め、武蔵野美術大学に進学。版画・木版画を専攻し、その興味から手製本技術を習得されました。卒業後も会社勤めの傍ら「文・絵・印刷・製本」の全て自分の手で行う私家版作品の個展や手製本のワークショップ、私家版の受注制作を行っていました。この時期に「コイプレス」という名前を自身の仕事場に名付けられたんだそうです。
現在は個人事業「コイプレス」として起業し、オリジナル絵本「図書館ねこキヨシ」シリーズについてのイベント企画も手がけています。

ワークショップ「手製本 和綴じ」 イベント概要

ワークショップ「手製本 和綴じ」

【6月10日(土)】世界一心を癒す「スティールパン」の音色に包まれるコンサート「PAN NOTE MAGIC」

土曜日にはもう一つイベントがあります。武蔵野市民文化会館で開催されるコンサート「PAN NOTE MAGIC」です。
こちらは先日もご紹介しましたね。

このコンサートの魅力はなんといっても楽器「スティールパン」! 驚くことにドラム缶からできているこの楽器の音色は「世界で一番、人の心を癒す音」とも言われています。
そんなスティールパンの魅力を発信されているのがスティールパンオーケストラ「PAN NOTE MAGIC」さん。今回のコンサートでは映画『リトル・マーメイド』の「アンダー・ザ・シー」や、世界三大カーニバルの1つ「トリニダード・カーニバル」を体感できる「ライク・アア・ボス」が演奏される予定です。

また、親子向けイベント「親子で楽しむカリブ海音楽」も同日開催されます。こちらでは4歳~中学生とその保護者向けに、大人気ジブリシリーズのメドレー演奏や、ハンカチを持ってリズムに乗る観客参加型の演奏が予定されていますよ!

演奏の様子もとっても楽しげで、ネガティブな気持ちも吹き飛んでしまいそう! 詳細は下記ページでご紹介しているので、ぜひのぞいてみてくださいね!

コンサート「PAN NOTE MAGIC」詳細

PAN NOTE MAGIC

  • 開催日
    2023年6月10日(土曜日)
    時間
    午後5時開演(午後4時30分開場)
  • 料金など
    全席指定 一般 1,500円 友の会 1,350円 25歳以下 1,000円(要証明・枚数限定)
    お問い合わせ
    会場

    武蔵野市民文化会館

    〒180-0006 東京都武蔵野市中町3丁目9−11

  • 出演
    PAN NOTE MAGIC(パン・ノート・マジック)
  • 主催
    (公財)武蔵野文化生涯学習事業団

親子で楽しむカリブ海音楽

  • 開催日
    2023年6月10日(土曜日)
    時間
    午後2時開演(午後1時30分開場) ※公演時間は約1時間を予定
  • 料金など
    全席指定 4歳~中学生、その保護者 500円
    お問い合わせ
    会場

    武蔵野市民文化会館

    〒180-0006 東京都武蔵野市中町3丁目9−11

  • 出演
    PAN NOTE MAGIC(パン・ノート・マジック)
  • 主催
    (公財)武蔵野文化生涯学習事業団

【6月11日(日)】シリア紛争難民の父子たちの旅路を追う 映画「レフュジー 家族の絆」鑑賞

こちらは武蔵野プレイスで2023年6月11日(日)に開催されるイベント。ドキュメンタリー映画「レフュジー 家族の絆」を観て人の尊厳や豊かに生きることの大切さを考える映画鑑賞会です。

この鑑賞会で上映される映画「レフュジー 家族の絆」は、シリア難民家族に密着したドキュメンタリー映画です。映画ではシリア内戦の悪化からヨーロッパへの亡命を求める数百万の難民の中からある家族に密着し、安住の地を求めた旅を追います。

2011年から続くシリア紛争は現在も数百万人もの難民を生み出しています。2015年には紛争が悪化し、ヨーロッパに押し寄せた難民の数が第二次世界大戦以降最大となります。その受け入れを巡るヨーロッパ各国の葛藤は“ヨーロッパ難民危機”といわれました。
映画が密着するアラリ一家もヨーロッパへの亡命を望んでいた家族の一つです。しかし、一家が工面できる旅費は一人分。そこで家族はまず先に母だけでシリアを脱出し、あとから夫と二人の息子をドイツに呼び寄せるという苦渋の決断を下します。⺟は無事ドイツに到着。しかし一月後、父子がギリシャに到着した頃には国境が封鎖され、家族は別々の場所に立つことになってしまいました。身動きが取れなくなった一家は果たしてドイツで到着を待つ母と再会できるのでしょうか?

難民問題は過去の問題ではありません。ウクライナ紛争から逃れるために日本に来ている人がいることを多くの人が知っているでしょう。しかし、映画で取り上げられているシリア紛争はまだ終わっておらず、今も故郷を離れて苦しい環境で生きている人がいるんです。

今回の上映会は、世界に広く目を向けて国際的に支援が必要な人々の存在を知り、人の尊厳や豊かに生きることの大切さを考えることを鑑賞のテーマとしています。"Think Globally、 Act Locally"という言葉もあるように、一人ひとりが世界の問題に目を向け、自分にできることを見つけていくことが大切です。

こちらの上映会は参加申し込みはメール・電話・市民活動カウンター窓口で受け付けています。
「希望時間」「氏名」「電話番号」「市内在住・在勤・在学」を伝える準備をして申し込んでくださいね。
(市内在住・在勤・在学の方の申し込みが優先されますが、定員に満たない場合は市外の方の申し込みも受け付けるとのことです。)

興味を持ち、上映会に行ってみようかなと思った方、ぜひ武蔵野プレイスへ足を運んでみてくださいね。

映画上映「レフュジー 家族の絆」詳細

市民活動啓発事業・映画上映「レフュジー 家族の絆」

  • 開催日
    2023年6月11日(日曜日)
    時間
    1回目:午前10時30分~午後0時10分 2回目:午後2時~3時40分 3回目:午後7時~8時40分
  • 料金など
    無料
    お問い合わせ
    0422-30-1903 市民活動カウンター gr-shikatu@musashino.or.jp
    会場

    ひと・まち・情報 創造館 武蔵野プレイス

    〒180-0023 東京都武蔵野市境南町2丁目3−18

  • 主催
    公益財団法人武蔵野文化生涯学習事業団