仕事でも趣味でも、やってみたいけれどできないことってありますよね。一人では不安、何をすればいいか分からない、そもそもどうやってはじめたらいいのかわからない、なんてこともあるでしょう。

そんなとき、感じている不安や疑問に答えてもらえるワークショップに参加すると助けになってくれるもの。その道に詳しい人に話を聞けたり同じ気持ちを持つ人と出会い仲間ができたりすると、やりたいことに現実味が出てきますよ！

今回は演劇・劇団の活動に関心がある人は必見のワークショップ、吉祥寺シアター演劇部2023『公演を企画・製作してみよう』をご紹介します！ 実際に劇団を主宰していた方が講師を務め、劇団としての活動を疑似体験できるのがこのワークショップの特徴。きっと同じ志を持つ仲間もできるはずですよ！

劇団の舞台裏まで疑似体験！ 演劇の世界へ一歩踏み出そう

吉祥寺シアター演劇部2023『公演を企画・製作してみよう』は吉祥寺シアター けいこ場にて2023年8月19日（土）と8月20日（日）に行われるワークショップ。今回は「劇団の疑似体験」をテーマに、参加者みんなで一つの劇団として、公演を企画・製作します！

このワークショップの特徴は演技や演出を学ぶだけではなく、公演の会場や料金設定、予算組みや広報計画といった、公演を実施するためのあれこれも取り扱うところ。架空の劇団のメンバーになったつもりで、公演の企画・製作から上演までのプロセスを体験しましょう！
ちなみに、このワークショップでは演出家は設けられません。シーンを作るのは参加者みんなでのディスカッションです。一体どんな公演になるかはメンバー次第。それもまた劇団らしい体験となるかもしれませんね。

そんなワークショップの講師を務めてくれるのは元「しあわせ学級崩壊」主宰、現吉祥寺シアター職員の小西力矢さん！ 音楽と演劇の融合を模索し、さまざまな創作活動を行ってきた経験を活かし、作品をつくって上演するためのあれこれを伝授してくれますよ！

参加希望の方は、7月15日（土）に公開される申込フォームから申し込みを行ってください。対象は15～25歳で、演劇経験の有無は関係なく、劇団の活動に興味のある方となっています（既に劇団で活動されている方も参加可能）。定員は各回10名ずつで、先着順。参加費用は年齢によって異なりますので、ご注意くださいね。
また、ワークショップに参加される際には、動きやすい服装や水筒、ペットボトル、筆記用具などを持参しましょう！

演劇作品を作って上演するためには、多くの考えなければならない要素があります。また、自分の意見や考えを他のメンバーと共有し、みんなで共通の目標を持って進んでいかなければなりません。集団での創作は楽しいことばかりではなく、非常に面倒で困難なこともつきまとうものです。

小西さんはそんな演劇の難しさから、避けられない不安や困難に直面することもあると認めます。しかし、一人ではなく劇団だからこそ、それらを乗り越える力を手に入れることができるかもしれない、とも考えているんです。

「自分で演劇をつくってみたいけれど、何をすればいいか分からない」「これから本格的に演劇を始めたいけれど、仲間がいなくて不安」そんな悩みを抱えている人はきっといるでしょう。
そんな人こそ、今回のワークショップから困難を克服するための助けを得てほしい、と小西力矢さんは願っています。
ぜひ吉祥寺シアター演劇部2023『公演を企画・製作してみよう』を通じて、演劇の世界に足を踏み入れてみてくださいね！

講師：小西力矢（吉祥寺シアター職員／元しあわせ学級崩壊主宰）

小西力矢さんは2015年3月に「しあわせ学級崩壊」という劇団を旗揚げし、劇団の脚本、演出、音楽を担当しました。彼はEDM系の楽曲を中心に、演劇に音楽を取り入れることで、ジャンルを超えた創作の可能性を模索しています。また、アイドルコンテンツに対してもポエトリーリーディング楽曲を提供するなど、幅広い活動を行われています。

2022年に「しあわせ学級崩壊」を解散し、現在は吉祥寺シアターで職員として働いています。