はるかぜ産後ケア、2023年10月12日に中道通りにオープン!お母さんと赤ちゃんの頼れるサポーター。

子どもが産まれた直後は、身体的にも精神的にもハードな日々が続きますよね。出産で体はボロボロ、数時間おきに授乳しなきゃいけないし、なんだか気持が落ち込んだり、自分を責めてしまったり。そんなお母さんのケアのためにできたのが、産後ケア施設。産後の専門家である助産師、看護師、保育士さんに母乳や育児等の相談ができたり、いったん赤ちゃんを保育士さんにみてもらって、仮眠などの休息を取ることができます。

妊娠中や産後はホルモンバランスが変わったり、環境が変わることで、うつ(いわゆる産後うつ)になりやすくなる時期。日本産婦人科学会のまとめによれば、10人に1人は産後うつになるというデータもあるくらい、心身の不調が生じやすいのです。

中道通りにオープン、はるかぜ産後ケア

今回新たに、吉祥寺・中道通りに産後ケア施設「はるかぜ産後ケア」をオープンさせたのは、産婦人科専門医の赤枝俊先生。子どもの習いごとや遊びで、週2回は吉祥寺にきており、元々親しみのある街だったそう。

「吉祥寺は子連れも多くて活気があり、とてもステキな街」と話す、赤枝先生。2023年1月に産後ケアを中心とした子育て支援を行うために「はるかぜ」を設立。産婦人科専門医、医学博士、婦人科内視鏡技術認定医。2児の父親。

赤枝先生は病院で働く中で、産休明けや育児中の同僚や産後の検診にいらっしゃるお母さん達の中にとても疲弊している方が沢山いることに気づいたそう。赤枝先生の奥様も産後、育児にとても手がかかる時期にとても疲弊していたそうです。そこで赤枝先生は「お母さん達を孤立させず、産後ケアを中心とした子育て支援を継続して提供する施設を作る」を目標に活動を開始。今年の夏にはクラウドファンディングを実施し、無事220人もの応援が集まりました。

天然素材の建材や、オーガニックの食事にこだわり。

今回できた施設は、お母さんと赤ちゃんが過ごすのに優しい施設になるように、施設は天然の無垢の杉、漆喰を採用。接着剤など化学物質を極力使わないように心がけているそうです。化学物質に敏感な赤ちゃんも安心ですね。

産後ケア施設の室内写真。一番向こうの壁に流し台と棚、手前の床にチャコールとホワイトのツートンカラーのクッションマットが敷かれている。画面の右端にはおもちゃがみえる。
床の無垢材が嬉しい、ホット一息つける暖かい空間。
2畳くらいの部屋に、お母さんと赤ちゃん用の布団が敷かれている。床は無垢材で、部屋の入口はカーテンで仕切られている。
ゆっくり休める休憩室は、こんな感じ。

食事は近隣のレストランから、オーガニックの美味しい料理をいただけます。

施設の詳細は、YouTubeでも公開されていますよ!

相談したい人も、ゆっくり休みたい人も、安心して使えるプログラム。

産後ケアの内容は、施設によってばらつきがあります。助産師さんや保育士さんがいろいろ相談に乗ってくれるのを強みにしている施設もあれば、お母さんのケアにフォーカスしてくれる施設もあります。はるかぜの場合、要望に応じて対応してくれるそうなので「休みたくてきたのに・・・」というミスマッチを気にするお母さんも安心。

気になる使い方も簡単。美容室やネイルサロンを予約するのと同じ感覚で、オンラインで予約を申し込めるので「疲れ果てて電話するのすら大変」というお母さんでも、最小限の労力で予約を取ることができますよ。

普段から頼れる、継続的な産後ケアを受けられるクラブ会員制度は、今なら割引価格で。

市区町村の産後ケア助成には上限があります。例えば武蔵野市の場合、合計7回まで。1泊する場合は2回とカウントされるので、数泊すると利用回数の上限まで使い切ってしまうことになります。様々な調査研究では、産後すぐ(3〜4ヶ月)だけではなく、継続的なケアが重要なことが分かってきており、行政の助成だけではまだまだ不十分。

そこで、はるかぜ産後ケアでは「産後ケア」だけではなく、普段から育児相談、理学療法や整体、ピラティスを割引価格で利用できるクラブ会員制度をスタート。STORES(オンラインストア)でチケットを購入できるようになっていて便利です(お母さんへのギフトにすることも可能です!)。会員になった方には、割引の他にも、こんな特典が。

  • メールでの育児相談が無料で受けられます。
  • ママのお昼寝:15分350円(税込)で赤ちゃんを保育士さんに預けられます。
  • 赤ちゃんお預かり:15分300円(税込)で2時間まで赤ちゃんを保育士さんに預けられます。
  • はるかぜカフェ:大人1人440円。土日祝日は男性パートナーと一緒に利用できる会員限定カフェ。

無料の育児相談はすごく心強いですね。気になるのは、はるかぜクラブの会員費用。1歳の誕生日までで93,000円、月額換算すると7,750円です。ただし今はオープン記念で40%OFF、なんと55,800円(税込)、月額換算4,650円で、上記のクラブ会員サービスを利用できるようになりますよ!吉祥寺でちょっと買い物、なんてときにも便利ですよね。

なお、今後は武蔵野市の産後ケア(宿泊型・日帰り型・訪問型)事業への登録に向けて準備中。武蔵野市内にお住まいの方は、ますます使いやすくなりますよ!出産予定の方、今まさに産後で奮闘しているお母さん、ぜひ、子育ての強い味方、はるかぜさんに足を運んでみてくださいね。

はるかぜ産後ケア

東京・吉祥寺にある「産前産後ケア助産院はるかぜ」と「はるかぜクリニック」。産後ケアを中心とした子育てのサポートを行います。 クリニックの診療は2023年10月下旬~11月上旬から開始の予定です。

  • 営業時間
    平日 9時00分~17時00分 土日 10時00分~15時00分
  • 電話
    住所

    〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2丁目12−5 スプリングハウス 3階