リラックスできるお部屋にぴったりなKAJA(カジャ)の家具、コンセプトは「リゾートのように暮らそう」。

みなさん、お部屋づくりをする時に大事にしていることは何ですか? 家の中ではゆったりリラックスして過ごしたい、ほっとするような空間にしたいと思う方が多いのではないでしょうか。

実は私、模様替えが大好きで、家に人が来る予定が入ると「テレビはこっちにしたほうがいいかな?」「テーブルの位置を縦から横に配置しよう」など、かなり大掛かりな家具移動をします。そのたびに新鮮な気持ちになって「今回の配置、最高だ!」と自画自賛してみたりするのですが、そのような方もいらっしゃいますでしょうか?(いたら一緒に模様替えを語る会をしたいです!)

家の中は毎日過ごす日常の空間だからこそ、大好きなお気に入りの場所にしたい! そんな気持ちを心の底から分かってくれる家具屋さん、それがKAJA吉祥寺本店です。

今回は、家の空間づくりこだわる方にとことん寄り添い、家具に情熱を注ぐKAJA吉祥寺本店の岡田さんにお話を伺ってきました。

洗練された家具や雑貨に惚れ惚れ・・・!見ているだけでも心躍るKAJA吉祥寺本店

東急(東急百貨店 吉祥寺店)裏にある3階建ての建物。1棟まるごとKAJA本店です。

1階には雑貨、2階にはリビングスペースからダイニングスペースまで、シーンごとにアイテムを展示しています(3階は事務所となっています)。2005年に吉祥寺にオープンしてからまもなく20周年を迎えるKAJA。オープン当初はアムリタ食堂向かいの地下に店舗を構えていましたが2015年に現在の場所に移転しました。

「吉祥寺は移り変わりの早い部分と、変わらない部分が混在している街だと思います」と話しはじめてくれたのはバイヤーも務める岡田さん。「ハモニカ横丁も昔ながらの横丁として変わらないんですが、お店はどんどん変化しているし、大枠としての変わらなさは維持しつつも流れに合わせてうまく順応しています。なので吉祥寺という町の変化には敏感にいなければと常に気を張っている部分があります。一方で、大都会とは少し違う親しみやすさが吉祥寺にはあって、お客さまとの話も楽しいですし、リゾートという特殊なカテゴリーでも受け入れていただいています」と、真剣に街や取り扱う商品と向き合う気持ちを教えてくれました。

この姿勢がお客さまを引き寄せる魅力なのかもしれません。そして岡田さんの真剣な気持ちは素敵な家具や雑貨からも伝わってきます。

それでは、お店の中を見ていきましょう!

お店の入口には大きなソファーが置かれています

中に入ると、上品で華やかな良い香りが広がります。たくさん商品が並んでいるのにスッキリ感じる店内。お店全体のトーンに統一感があり洗練された印象です。

リゾートホテルのエントランスのような良い香りが広がっていた入口

まずは1階の様子をご覧ください。

入口を入って左側にある階段は2階に続きます

2階はクッションやスタイリングされた家具が並びます。惚れ惚れしてしまう空間に、ついつい取材中ということを忘れてしまいそうでした・・・!

KAJAが素晴らしいのは家具の見た目やコーディネートだけではありません。

KAJAのコンセプトを守りつつ選ぶ、本当に良いモノ。

KAJAのホームページではバイヤーさんのエッセイや店舗スタッフのブログページがあり、海外での買付けの様子や商品開発の過程、店舗スタッフからのオススメ商品などを詳しく見ることができます。

年に2回ほど、インドネシアを訪れる岡田さんは「人が使うものなので実際に目で見ることが大事だと思っています。木の質感や構造を、しっかり見て選びます」と話します。「リゾートで暮らそうというKAJAのコンセプトはブラさずにトレンド感も取り入れつつ、他にはない1点モノを仕入れるようにしています」という言葉の通りアイテムそれぞれの個性が光っていました!

リゾートをコンセプトに掲げながらも、日本人の家の中で使いやすいサイズ感や日常に馴染む形を考えながら商品を作っているKAJA。 「オープンの時から来店されているお客様がご結婚やご出産などでライフスタイルが変わり、家具の買い替えや追加購入などでご利用頂いた時に、長く使ってもらっていることを嬉しく思いました。長いお付き合いが続けて行けるのも親しみのある、吉祥寺らしさを感じる体験でした」と、お客さまからの信頼も厚いようです。

オススメ商品5選

さて、取り扱う商品は隅々までこだわりがつまっているKAJA。現在(2024年8月時点)のオススメ商品を聞いてきました!

バリクッション

生地を厚く、クッションを厚めにリニューアルしたクッションは手軽に使えてオシャレ!

1,650円(税込)

フィッシュウォールオブジェ

魚が泳ぐユニークで遊び心あるオブジェは、お部屋の雰囲気作りにぴったりです。

41,800円(税込)

シェルフラワーランプ

職人の手作業で作られた100%天然素材のシェルフラワーランプは洗練されたアジアンスタイル。

30,800円(税込)

ピサンソファー

バナナリーフとペーパーコードを組み合わせた新しいバナナリーフソファ。

132,000円(税込)

オリジナルデュフューザー

KAJAオリジナル調合のフレグランスディフューザーでお部屋に心地よいリゾートの香りを楽しめます。

各6,050円(税込)左:ココナッツ&ライム 中央:レインフォレスト 右:バリフラワー

無料インテリアコーディネートをプロから学べるチャンス

KAJA吉祥寺本店では、予約制で無料のインテリアコーディネート相談をすることができます。「家具って高いし、相談したら購入しなきゃいけない空気にならないかな?」「リゾートには憧れるけど、自分のうちじゃなかなか理想には近づけられないよ…」という方もプロの意見を参考にすると新しい発見があるかもしれません。

飽きのこないデザインの家具と季節の小物を組み合わせるコツや、お部屋のスペースに合った家具や雑貨の選び方など、学びがたくさん! 岡田さんは「購入してくだされば、それはもちろん嬉しいですが、気軽にインテリアのことを話にきてください。働いているスタッフもみんなインテリアが大好きなんで楽しい時間を過ごして家具の知識を深めてもらえたらと思います」と気さくな笑顔で話してくれました。

海外旅行好きな社長さんが立ち上げたKAJA

KAJAを運営するのは株式会社大熊工業。KAJAはインテリア事業部ですが、他にも土木事業部、建築事業部があります。また、KAJA以外にも「おひさまキッチン」や「イブイブファクトリー」を運営しています。 「おひさまキッチン」は大熊工業が主体となって運営している子ども食堂です。曜日や日にちを限定して営業することの多い子ども食堂の中では珍しく、平日毎日営業し子どもは誰でも10円で食堂のご飯を食べることができます。 「イブイブファクトリー」は元はKAJAでファブリック製品の縫製を発注していたインドネシアのジャワ島にある工房です。工房を訪れた社長さんが「定期的に仕事を依頼することで彼女らの生活が多少は安定するのではないか」と考えました。 今では、KAJAだけでなく、子ども食堂の子どもたちへ配るレッスンバッグなども作ってもらうに至っています。

大熊工業は商品力だけでなく活動内容も魅力的です。

経年変化を楽しむ天然素材の家具

我が子が誕生して気軽に旅行へ出かけるのが難しくなった大熊工業の社長さんが「家にいてもリゾート気分を味わいたい」と思ったのがきっかけで誕生したKAJA。使い心地の良さや天然素材が魅力のリゾート家具をたくさんの人に伝え、リラックスしたおうち時間を過ごしてほしい想いが個性になりました。大きなダイニングテーブルや広いソファなどはファミリーで選びたいという方も多いかもしれません。そして家具の購入は、お手軽な買い物とはいえません。

「子どもが小さいうちに高い家具を買って傷や汚れがついたらちょっと落ち込んでしまいそう」「修理にも時間やお金が予算オーバーになりそう」など、個人的に気になることも質問してみました。

すると「量産される家具は傷をそのまま傷と判断しますが、天然素材の家具は傷も経年変化で味わいがでてきます。」とのこと。自分たちとの時間を一緒に刻み、思い出の家具になっていく方が多いそうです。

20年以上もの間、インドネシアの現地スタッフと築いてきた確かな技術。現地スタッフに日本の家庭で大切に使われていることや喜んで購入してくれたお客さまの話をすると、とっても喜んでくれるそうです。インドネシアの方々とも家族のような絆が結ばれているというKAJAの製品。

ぜひ一度、想いの詰まった商品を見に、心地よいリゾート空間を味わいに、足を運んでみてくださいね。

左から2番目:岡田さん

【KAJA吉祥寺本店のみなさんから、週きち読者へメッセージ】

リゾートをテーマにしたインテリアを取り揃えて吉祥寺で20年のKAJAです。 ぜひ吉祥寺にお越しの際はお店に立ち寄ってください。見るだけも楽しいKAJAだけの商品を多く取り揃えています。