井の頭自然文化園 身近な水辺保全講演&観察会「冬のトンボはどうしてる? 都心の水辺でだいそうさく!」

オオシオカラトンボ(オス) 画像提供:井の頭自然文化園(公益財団法人東京動物園協会)

皆さんは世界湿地の日(World Wetlands Day)を知っていますか? 1971年2月2日、世界の湿地の保全と利用、そのための教育を目的にしたラムサール条約が締結されました。それを記念し、毎年2月2日は人々が湿地を意識し、その重要性を理解する日として定めています。井の頭自然文化園では、水辺にすむトンボが冬にどんなくらしをしているのかを観察します。トンボ研究者・二橋さんのお話を聞いた後に、園内でトンボを探しその体の特徴をみてみましょう。トンボがすみやすい水辺の環境についてもお話していただきます。

冬のトンボはどうしてる? 都心の水辺でだいそうさく!

トンボ研究者の二橋氏からトンボについてお話を聞いた後、園内でトンボを探し、その体の特徴を観察します。また、これまで研究してきたことやトンボがすみやすい水辺の環境についてもお話していただきます。 対象 小学3~6年生とその家族16組(1グループ3人まで)※先着順 持ち物 汚れてもよい服装、長靴、タオル、念のための着替え 締切 2024年2︎月2︎日(金︎)送信分まで

  • 開催日
    2024年2月3日(土)
    時間
    13:00~15:45
  • お問い合わせ
    0422-46-1100 井の頭自然文化園 教育普及係 ※受付時間:9:30~17:00
    会場

    井の頭自然文化園

    〒180-0005 武蔵野市御殿山1-17-6

    JR中央線・総武線、京王井の頭線、各線の「吉祥寺駅」南口(公園口)から徒歩約10分

  • 出演
    講師 二橋 亮(国立研究開発法人 産業技術総合研究所) 【二橋 氏プロフィール】  富山県生まれ。小さなころから家族で昆虫を追いかけ、トンボ調査にあけくれながら東京大学理学部生物学科卒業、2006年に同大学大学院新領域創成科学研究科にて博士号を取得。日本学術振興会特別研究員、東京大学大学院新領域創成科学研究科客員研究員などを経て、2009年より産業技術総合研究所常勤職員として勤務。現在は進化生物学、生化学、発生生物学、遺伝学などを用いて、トンボを含めた幅広い昆虫の体色や模様、その構造や雌雄差について研究。『トンボの調べ方』(文教出版)、『ネイチャーガイド 日本のトンボ』、『ヤゴ ハンドブック』(いずれも文一総合出版)などの著者でもある。
    プログラム
    内容 1.トンボってどんないきもの? ふしぎがいっぱいトンボのひみつ 二橋氏の研究のテーマを交えながらトンボの特徴などを紹介 2.都心の水辺でトンボをさがそう「いきもの広場」の池で、トンボの幼虫(ヤゴ)を採集 ※当日の天候等により内容を変更する場合があります。 3.こんなにすごいぞヤゴたち マイクロスコープなどを使って、ヤゴをじっくり観察 4.トンボがすみやすいのはどんなところ? 都会では少なくなったトンボを守るためにできることを考える