吉祥寺村立雑学大学2084回(2021/07/24)雑大レポート『西洋との出会いーザビエルから皇太子ヒロヒトまでー』

====== 本記事は、雑学大学に参加された方によるレポート記事です ======

昨夜は、問題の多い五輪の、深夜までの開会式にげんなりしていたが、今朝、雑大諸生の好奇心に満ちた顔を見て元気が出た。500年前の西洋と日本の出会いは興味深い。フロイスは、何もかもあべこべだと600ほど列挙。曰く、欧州では犬は食べぬが、牛は好き。日本は逆(エッ、犬を食べてたの!?)。偽りの笑いは欧では不誠実だが、日本では高尚。欧では明瞭な言葉が是、日本では曖昧さが重要。欧の子供は皆、悪ガキ。日本は完璧に躾けられている。ザビエルやヴァリニャーニも「傑出した国民で、男は名誉を重んじ、女や子供は可愛い」とベタ誉めだが、日本司祭長のカブラルは「傲慢で、貪欲、偽善的」とケチョンケチョン。どちらも本当だろう。以下、4少年使節(10年後の帰国と殉教、棄教)、支倉常長のメキシコ、欧州行き、(中年サラリーマンの悲哀)、優れた情報収集家、ケンペルとシーボルト、偶然の漂流と困難が見事な才能開花に結びついた光太夫や万次郎、、、話は尽きない。次回は幕末明治を。

図は1リスボンの発見の塔、2「当時の日本地図」、3光太夫のみたペテルブルグ宮、4シーボルトが川原慶賀に描かせた長崎の女性たち。

(文責:芳野健二)

講師:芳野 健二 氏