「歴史ある和菓子屋さんのおまんじゅうだよ」といって箱を渡されたところを想像してみてください。

落ち着いた風合いの化粧箱を空けると、そこにはひとつ一つ丁寧に包まれたお菓子が並んでいます。ひとつつまんで持ち上げて、手のひらの上で包みを広げると可愛らしいおまんじゅうが出てきました。
口に放り込んでみるとなめらかな舌触りと上品な甘さが広がっていきます……。

こんなシチュエーションはよっぽどおまんじゅうが苦手なお菓子でない限り嬉しいものなのではないでしょうか。

人からもらうのでなく自分で買うとしても、老舗の和菓子屋さんのお菓子ならワクワクして買った帰り道にスキップしちゃうかもしれません。

#アトレ吉祥寺 にて、期間限定販売を行っております。

期間：9月4日(日)～9月19日(月)
場所：本館1F 特設会場

慶応3年の創業より守り続けてきた、一子相伝の山田屋まんじゅうを、ぜひご賞味ください☺️ pic.twitter.com/2tvgXG3C03

— 山田屋まんじゅう (@ehimeyamadaya) September 5, 2022

そんな妄想が現実にしてくれるようなとっても歴史ある和菓子屋「山田屋まんじゅう」さんが9月19日（月・祝）までアトレ吉祥寺本館1F特設会場にやってきています。
なんと、「山田屋まんじゅう」さんは明治維新の前年、慶応三年にまでさかのぼるほどの老舗和菓子屋さんなんです！

さっきおまんじゅうを食べる妄想したからもう気になって仕方がない！ どんなお店なのか見ていきましょう！

その歴史はなんと150年以上！？ 「山田屋まんじゅう」さんの歴史

「山田屋まんじゅう」さんのルーツは慶応三年、1867年にまでさかのぼります。

現在の愛媛県にある宇和町の商屋に一人の巡礼者が訪れ、一夜の宿を請いました。

商屋の主はこの旅人を手厚くもてなしたといいます。
そして巡礼はその礼として、主にまんじゅうの製法を伝えました。

そのおまんじゅうのおいしさはやがて評判を呼び、主は巡礼を日ごろから信心していた宇和町山田薬師寺の山田薬師如来が姿を変えて教えてくれたものと信じ、その年に｢山田屋｣の屋号でお店を開いたといいます。

それが現在に伝わる｢山田屋まんじゅう｣になったといわれているんです。
初代・高辻源蔵が創案した製法は秘伝として二代、三代と伝わり、現在では五代目がその味を今に伝えています。

そんな150年以上もの歴史を持つ「山田屋まんじゅう」さんが作るおまんじゅうはなんとただ一種類。受け継いできた製法にこだわり続け、地元である愛媛はもちろん日本全国、海外まで多くのファンの方々に愛される老舗になっているんです。

150年以上受け継がれてきた、透き通るようなまんじゅう！

そんな歴史ある和菓子屋「山田屋まんじゅう」さんのまんじゅうはわずか22gと小さな小さな一口まんじゅうです。
この小さなまんじゅうには北海道十勝産の上質の小豆と、上品な白双糖（しろざらとう）を使用し、今では本当に手間のかかる昔ながらの秘伝の製法を惜しみなくつぎ込まれているんです。
まんじゅうは薄く透き通るような皮に包まれており、絶妙の喉ごしと上品な甘さを持っています。

大切な方への贈答品としてはもちろん、日ごろ頑張る自分へのご褒美としても最高のお菓子ですね！

おまんじゅうだけじゃない！こしあんとバームクーヘンをあわせた「ドームクーヘン」も登場

「山田屋まんじゅう」さんのお菓子はおまんじゅうだけではないんです。
山田屋まんじゅうのこしあんとバームクーヘンを組み合わせた「ドームクーヘン」もイチオシのお菓子なんです。
普段よくみるバームクーヘンとは違う形をしているのがとっても目を引きますよね。
あんことの組み合わせも新鮮に感じます！歴史ある和菓子と洋菓子のコラボなんて、胸が踊らないわけがありませんね！

今回販売される「ドームクーヘン」の種類は三種類。一つずつ見てみましょう。

ドームクーヘン（プレーン）

しっとりなめらかな山田屋のこしあんをドーム型のバームクーヘンで包んだふわふわスイーツです。

抹茶ドームクーヘン

こちらはバームクーヘンが抹茶味のもので人気商品なんだとか。抹茶とあんこの組み合わせは王道中の王道ですよね！

抹茶ドームクーヘン グランデ

宇治抹茶を使用したしっとり食感のバームクーヘンで、山田屋のこしあんと愛媛産ひとつぶ栗を包んだプレミアムドームクーヘンです。
4月上旬から10月下旬までの期間限定販売となっています。

ドームクーヘン詰め合わせ

ドームクーヘンはバラ売り・箱売りの他にセットでの販売もあります。

内訳は

ドームクーヘンプレーン　3個
抹茶ドームクーヘン　3個
抹茶ドームクーヘングランデ　4個

となっています。

お土産にはもちろん、家族と食べ比べてみたい方にもピッタリのセットですね。

老舗和菓子屋のこだわりあんことバームクーヘンが出会い生まれたドームクーヘン……いったいどんな味がするんでしょう？
一口で食べられる大きさというところはこだわりのおまんじゅうと似ていますよね。老舗の和菓子の技術と洋菓子の融合……これは味わってみたい！

ちなみに、「抹茶ドームクーヘン グランデ」の販売期間後の11月上旬から3月下旬の期間には抹茶ドームクーヘンをビターチョコで包んだ「抹茶ドームクーヘン ショコラ」が販売される予定だそうですよ。アトレ吉祥寺での期間限定出店では手に入らないので気になる方は「山田屋まんじゅう」さんのオンラインストアを覗いてみてくださいね。

愛され続けるおまんじゅうにドームクーヘン……老舗の味わいを楽しもう！

いかがでしたか？
愛媛県で150年以上も続く老舗和菓子屋さんのお菓子はどうしたって気になっちゃいますよね。
おまんじゅうとドームクーヘン、どっちも一口サイズで美味しそう……！気がついたら食べすぎてしまうかもしれませんね。

今回はご紹介できませんでしたが、会場ではちいさな きび糖まんじゅう「こきび」や淡雪のようなおまんじゅう「まろぶ」なども販売されています。
「こきび」「まろぶ」どちらもご紹介したおまんじゅうやドームクーヘンに負けず劣らずとっても美味しそうなんです！会場で目の前にしたら選べなくなっちゃうかな……。
実際に購入して食べてみた方はぜひ「山田屋まんじゅう」さんのお菓子の感想を教えて下さいね！（週刊きちじょうじのTwitterはこちら！）

「山田屋まんじゅう」さんがアトレ吉祥寺に出店しているのは9月19日（月・祝）までです。
涼しいときも増えてきたとはいえまだまだ暑い日が続くので、「山田屋まんじゅう」さんの美味しいお菓子を食べて元気に過ごしていきましょう！